一人一人の心に残る運動会・体育祭に（令和５年度）

　教育長の鶴岡です。

　心地よい春風から初夏を感じる季節となり、私たちを清々しい気持ちにさせてくれます。

　学校では、教育活動を実施するにあたり、４月１日からマスクの着用を求めないことが基本となりました。また、５月８日からは新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けの「５類」への変更に伴い、学校での諸活動において、感染症対策を講じながらも、制限は大きく緩和され、転機を迎えることになります。

　さて、５月には多くの小・中・特別支援学校において運動会・体育祭が行われます。保護者の皆様や地域の方々には、様々な競技や演技を通して、仲間とともに、全力で走ったり、全身をつかって一生懸命表現したりする子どもたちの姿が見られることでしょう。このような経験を通じて、運動することの楽しさを十分に味わい、生涯にわたって運動に親しむことができるようになってほしいと願っています。
　昨年のワールドカップサッカーや今年３月のワールドベースボールクラシックにおいて、応援している者の心が一つになったように、大人であっても子どもであっても、一生懸命な姿には、見ている人を感動させる力があり、心をつなぐ力があります。運動会や体育祭においても、そんな力があるのではないでしょうか。子どもたちの力いっぱいの姿に大きな拍手を送っていただければ幸いです。

　この時期は、季節外れの暑さの日が多いことに加え、体が気温の変化に慣れていないため、熱中症への注意も必要です。ご家庭でもこまめな水分補給、紫外線対策などにより、健康面での配慮をお願いします。

写真提供：山王小学校　　　　

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