緊急情報
更新日:2023年12月11日
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保育所では、毎日の食事を通して「食の大切さ」を知らせています。
また、所庭での栽培、クッキングなど、子どもたちが年齢に応じて食とかかわる体験活動が行われています。その他にも、パネルシアターや紙芝居などの教材や、遊びのなかからも食を営む力を育んでいます。
このコーナーでは、保育所の取り組みを写真を交えて紹介します。(2020年4月以前に撮影された画像もあります。)
保育所では子どもたちに非常食について知らせ、災害時を想定した給食を取り入れています。
アルファ米は、炊いたご飯を急速乾燥したもので、災害時でもお湯や水で簡単に戻すことができます。 | |
「地震などの災害が起きて給食が作れないときは非常食を食べることもあるんだよ。」と説明します。
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災害時には子どもにも食べやすい献立にすることで、安心して食べることができます。 |
料理の材料や作り方がわかると食事への興味もさらにわいてきます。保育所の子どもたちの中には、食物アレルギーのある子どももいるので、栄養士の手作り教材を使って、料理の作り方や、食物アレルギーの話をしました。
①カレーの材料を紹介します。 | ②材料を切って、お鍋で炒めていきます。 |
③ルウの材料と作り方を説明しています。 | ④グツグツ煮込んで、おいしいカレーライスのできあがり!! |
⑤カレーの材料を一つずつ確認しながら、作り方のおさらいをしています。 | ⑥ところが食物アレルギーで、バター、牛乳、小麦粉が食べられないお友達がいました。 材料を変えて、みんなが食べられるカレーを作ることにしました。 |
⑦バターはサラダ油に、牛乳は豆乳に、小麦粉は米粉に替えて、もう一度作ります。 | ⑧保育所のカレーと違って、お店のカレーは乳製品や小麦粉を使っているので、食物アレルギーがあると食べられないことを知らせます。 |
①「はんばーぐをつくろう」始まり始まり! ハンバーグはどうやって作るのかな? |
②材料はこちらです。 玉葱、人参、卵や牛乳、バターも入ります。 |
③ハンバーグが出来上がりました。 あれれ?ネコくんネズミちゃんには卵と牛乳の食物アレルギーがあるようです。 |
④卵は入れず、牛乳を豆乳に、バターをサラダ油に変えてもう一度作ります。 |
⑤これで食物アレルギーのあるお客さまも食べられるハンバーグが出来上がります。 | ⑥「おいしそう~!」ハンバーグが食べられるとネコくん、ネズミちゃんも喜んでいます。 |
緊急時に備えて…
保育所職員は、子ども達が安心安全に生活を送ることができるよう、万が一に備え、間違えて食べてしまった時の対応について学んでいます。
顔色や様子の変化を確認し、細かく記録を取ります。 | エピペンⓇの使い方を練習しています。 |
保育所では食材に触れたり、調理に関ったりすることで「食べる意欲」や「感謝の気持ち」を育てていきたいと考えています。いつもは出来上がった料理を食べるだけですが、自分たちがお手伝いした給食はおいしさも特別!一段とおいしく食べられるようです。
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枝豆のもぎとり。 どんな味がするのかな? |
玉葱の皮むき。 こんなに上手に出来ました。 |
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ブロッコリーのもぎとり。 食べるときは小さいけど、元はこんなに大きいよ! |
人参の皮むきも、出来ちゃいます。 手を切らないように…真剣です。 |
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見て、じゃがいもの中って白いんだね。 |
お手伝いしたお野菜が入ってる!おいしいー! |
「いーち・・・にい・・・」まずは米をはかります。 |
米を研ぎます。 「知ってるよ!お母さんがいつもしてるよ!」 「うちはお父さん!」 |
「水加減を合わせます。真剣です。」 | おにぎりの具はたらこと鮭の好きな方を選びます。 |
「私は鮭がいい!」「どうぞ」 |
おいしくなーれ! |
できたよ!まんまるおにぎり! |
「おいしい!」 自分で作ったおにぎりの味は格別です。 |
自分で食べようとする気持ちを大切にして、手づかみから、スプーン、箸へと年齢や発達に合わせた援助をすることで箸を上手に使えるようになっていきます。 | |
0歳頃 はい、あーん。 食べさせてもらっていいお顔です。 |
1歳頃 手づかみ食べが中心の年齢です。 食べ物の硬さ、軟らかさ、大きさ、温度などを自分で確かめて口に運びます。 |
2歳頃 スプーンの使い始めは上握りで持ちます。 こぼすことも多い年齢ですが、一生懸命に自分で食べています。 |
3歳頃 鉛筆を持つように親指、人差し指、中指を使って持てるようになりました。 箸を持ち始めるのによい時期です。 |
4~5歳頃 手づかみ食べ、スプーンと段階を追っていくことで、徐々に箸を上手に使えるようになっていきます。 | いろいろな形、硬さ、大きさのものを箸で挟んで運ぶ遊びを取り入れることで、指先の発達を促し、 楽しみながら上達することができます。 |
地域の子育て中の方に向けて、保育所の食育を紹介するイベントを開催しました。 (平成25年度は、若葉区(坂月保育所)と中央区(白旗保育所)で実施) |
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食育ビッグ絵本の実演では、大きな絵本に子どもたちは興味津々でした。 | 箸やスプーンを使ってスポンジや玩具の移し替え遊びをしながら、箸の練習をしました。 |
子どもが好きな絵本で食材について楽しく知ることができました。 | 子どもの食事や生活リズムについて注意したい点などわかりやすく掲示しました。 |
栄養士や保育士が食事や育児の相談を受けました。 | 保育所のおやつをみんなで試食しました。 |
楽しみながら食を学んでいます。 | |
『はてなボックス』 | |
中に食材を入れます。 | 「なにがはいっているのかな?」 手で感触を確かめています。 |
周りで見ているお友だちが質問をします。 「どんなかたちですか?」 「おおきいですか?」「やわらかいですか?」 「ちいさくて かたいです。」 |
中身は高野豆腐でした。 ちょっと難しかったですね! |
『保育所オリジナル食育かるた』 | |
食に関する言葉が書かれています。 | 真剣そのものです。 |
いつもは給食室が作っていますが、今日は自分で作ってみます。 | ||
材料はパン・ウインナー・キャベツ・ケチャップ。 | できあがり! | |
はじめに作り方を聞きます。 | ||
自分で作ります。 | ||
パンを広げながら挟むのは難しいね。 | どのウインナーにしようかな? | 真剣にケチャップをかけています。 |
自分で作ったホットドッグはおいしいね! | ||
スプーン・お箸の持ち方を媒体を使って説明をしたり、遊びを通して身につけます。 | |
お皿からお皿へ豆を移動させます。 | スプーンを下から握ることに慣れてきました。 |
保育士に箸の持ち方をおしえてもらい、さあ挑戦! | お皿からかごへ上手に移しています。 |
保育所では発達に合わせて食習慣の支援をしています。 | ||
『いただきます』 自分で言えない小さな子でも 保育士の声に目を合わせ『いただきます』の挨拶を聞いています。 |
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「いただきます」、「ごちそうさま」の挨拶は日本ならではの文化でもあります。 次世代に継承していきたいですね。 |
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食前の手洗い 『きれいになったね。 気持ちがいいね』 |
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食後のうがい、はみがき | ||
食習慣は毎日の積み重ねです。清潔にすることの気持ち良さを感じることで、発達とともに自主的にできるよう支援しています。 | ||
『さすがは年長さん、頼もしいです。』 食後の片づけやお手伝いがすすんでできます。 |
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大人は出来て当然でも、子どもにとっては・・・ 子どもの気持ちによりそい、『自分もやってみよう』とめばえた意欲を大切に『できたね』『じょうずだね』『ありがとう』の言葉とともに支援しています。 |
『今日の給食は何かな~?』 | 『僕たちが持っていくね!』 |
『いただきます!』 | 『真っ赤でおいしそうだね。』 『種がいっぱいあるね。』 |
古くから伝わる行事のいわれや、行事にまつわる食べ物について、わかりやすく知らせています。 | ||
お彼岸には、黒ゴマときな粉のおはぎを食べました。 | ||
『きな粉も黒ゴマもおいしいね!』 | ||
『七夕には、笹に折り紙で作った七夕飾りや願い事を 書いた短冊を飾るんだよ。』 |
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『七夕そうめんおいしいよ!』 |
いつものスイートポテトが大変身!⇒⇒⇒ | ||
真剣に飾り付けをしています。 | ||
『見て見て!』 『上手にできたよ。』 |
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『食べるのがもったいないなぁ・・・』 |
保育所の庭で育てた大根が、こんなに大きくなりました。 『ぬけるかな?』 |
きれいに洗って泥を落とします。 |
いちょう切りにしています。 ゆっくりと、厚すぎないように・・・ |
切った大根をざるにあけて、外で干します。 |
2週間くらいで、ちりちりの切り干し大根が出来ました。 | 干した大根を戻して、醤油と砂糖で煮付けました。 初めは箸が進まなかったけど、ひと口食べてみたら・・・ 『とっても甘くて、おいしいよ!』 |
ラスクバイキング 子どもたちが楽しみにしているバイキング。 メニューは年長児が書いてくれました。 |
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『どれにしようかな?』 食べたいラスクを選びます。 |
『おいしいね!』 自分で選んだラスクを 友だちとおいしく食べました。 |
さつま芋の茶巾しぼり いつもは給食室で作りますが、 今日は自分で茶巾しぼりにしました。 |
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『きれいにできたよ!』 ラップを使った茶巾しぼりの作り方を 年長児が3,4歳児に教えています。 |
『自分で作ったおやつはおいしいね』 みんな残さず、きれいに食べました。 |
筍、グリーンピース、そら豆など、給食に使用する食材を皮つきのまま注文して、子どもたちが皮をむく体験をします。中から現れる野菜の姿にちょっとした発見と感動があります。
どこまでむけばいいのかな? | 筍って、たくさんお洋服を着てるんだよ! |
わーっ、こんなに並んでるよ。 | グリンピースって、こんなに小さい家の中に入っているんだね。 |
そら豆くんのベッドだよ! |
出来上がった野菜は、筍ごはんや若竹汁、 グリンピースごはん、そら豆の塩ゆでになって 給食に登場します。 |
ピカピカの給食室。 中央に下がっているのはコンセントです。 |
加熱調理のコーナーです。 ガスレンジの奥には大きなお釜があります。 |
調理帽と白衣を身に着けて、 手洗いもしっかりと、ひじまでよく洗います。 |
爪ブラシを使って、爪の間や手のひらも丁寧に洗います。 | 調理を始める前に、調理台や配膳台など、使う場所はすべて 消毒をします。 |
皮をむいたり、根を切り落としたり、下処理した野菜は流水で2度洗います。 |
離乳食・1~2歳児食・3歳以上児食とそれぞれの発達に応じて 野菜を切ります。 |
右の小さめの野菜が1~2歳児用、 左が3歳以上児用のものです。 今日のメニューは家常豆腐です。 |
大きなお釜で野菜を炒めています。 近くにいるだけでとても暑いです。 |
料理が出来上がりました。 盛り付けは彩りよく、おいしそうに・・・ |
食物アレルギーなど、個別の対応が必要な お子さんの食事は、専用のトレーなどを使って 提供します。 |
離乳食はひとりひとりの発達段階に合わせて調理をしています。 |
「どこに入っているかな?」 給食に入っている食材を食事の時に紹介しています。 子ども達は調理前の食材を見たり、匂いを感じたりしながら、「どこに入っているかな?」と探します。 毎日伝えていく中で、いろいろな食品を覚えていきます。 |
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「みんなで食べると楽しいね!」 ときにはレストランのような雰囲気で、ピアノの生演奏を聴きながら、大好きなお友達や職員と一緒に会食を楽しみます。 |
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「りっぱな大根がとれたよ!」 季節ごとにいろいろな野菜を収穫して、給食に取り入れます。 自分達で育て、収穫した野菜は、「とっても美味しいね!」と言って、嬉しそうによく食べています。 |
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「上手に使えるようになったよ!」 スポンジで作ったお寿司やお菓子をスプーンや箸を使って、お皿からお皿に移しています。正しい箸やスプーンの持ち方を楽しく遊びながら習得しています。 スプーンや箸を正しく持って食べられるようになると、より食事が楽しくなります。 |
とうもろこしの皮むきをしたときの写真を友だちと見ています。 『とうもろこしってモジャモジャのひげがあるよね~』 『何枚も何枚も、いっぱい皮があったよね!』 |
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カルシウムについての紙芝居を真剣に見ています。 『牛乳や魚にいっぱい入っているんだって!』 『外でたくさん遊ぶといいんだよ』 |
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保育所のカレーができるまでの写真を見て、話を聞いています。 『大きいお鍋で作るんだね~』 『ワインも入るんだって~』 『へ~!』 |
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給食の食材を使って、3つの食品群の食べ物の働きについて話を聞いています。 『豆腐はどこのグループかな?』 『僕わかるよ!赤のグループだよ』 |
夏に食べた枝豆は、未熟な大豆で同じものなんだって・・・ | 乾燥させた大豆を、煮る前に良く洗います。 | 洗った大豆は一晩水に漬けてから、やわらかくなるまで、よく煮ます。 |
味噌の材料はこれだけ!大豆麹(こうじ)と塩があれば作れます。 | 栄養士から味噌の話を聞いています。みんな真剣です。 | 煮えた大豆を袋に入れてもらい、豆の香りや感触を味わいます。 |
指先を使って、ていねいにつぶします。温かくて気持ちいいよ・・・ | よ~くつぶれたら、お団子にして味噌玉をつくります。 | 発酵するまで、6カ月ほど休ませます。おいしくできますように・・・ |
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