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更新日:2018年10月31日

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餅つき大会などではノロウイルスによる食中毒に注意しましょう

 

  • 例年、冬期にノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎やノロウイルスによる食中毒が多く発生します。
  • 餅つきに関連したノロウイルスによる食中毒も毎年のように発生しています。
  • ノロウイルスの感染力は非常に強く、少量のウイルス量でも感染し、人の腸管内で爆発的に増殖することから、適切な予防をしないと感染が広がる恐れがあります。
  • 餅つき大会などを開催するときには、必要な予防対策を講じ、食中毒を防止しましょう。

餅つきなどで注意が必要な理由

餅つき(カラー)

1)手返し、切り分け、成形、味付けなど、餅に直接手が触れる機会が多い。

2)大勢の人が関わり、体調の悪い人を把握するなどの徹底した衛生管理が難しい。(症状が出ていなくても、ノロウイルスに感染している人もいます)

 

 

 

事故予防のポイント

事故予防のポイント!

1)体調が悪い人は餅に触らないようにしましょう。

餅つき当日までの数週間以内に本人やご家族が体調を崩している場合は直接食品に触れる作業は止めましょう。

2)薬用せっけんで手をしっかり洗いましょう。

手をしっかり水に濡らして、薬用せっけんを用いて指先から手首まで丁寧に洗い、せっけんを流水で十分に洗い流しましょう。2回繰り返すとより効果的です。タオルの共用は止めましょう。(症状が出ていなくても、ノロウイルスに感染している人もいます)

3)杵、臼など餅に直接触れる調理器具は事前にしっかり消毒しましょう。

アルコールはノロウイルスにほぼ効果がないことがわかっています。熱湯や次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤)を適切に薄めたものを利用しましょう。

4)餅には直接触れず、手を洗った後、清潔な使い捨て手袋を使うようにしましょう。

5)返し水とその容器をこまめに取り換えましょう。

6)ついた餅は十分に加熱してから食べるなどの工夫も必要です。

ノロウイルスは中心温度85~90℃の条件のもと90秒以上加熱すると死滅することがわかっています。また、餅つき大会でついた餅とは別に、その場で食べる餅として市販品などを用意するのも1つの方法ですが、この場合でも手洗いなどの衛生管理を徹底しましょう。

7)作業責任者を設置するなどして、衛生管理を徹底しましょう。

器具類を管理する人、餅をつく人、切り分ける人など作業を行う人を限定して、衛生的に作業を行いましょう

 

リーフレット

餅つき大会ではノロウイルスによる食中毒に要注意!(PDF:644KB)(別ウインドウで開く)

冬は特にご注意!ノロウイルスによる食中毒(厚生労働省)(PDF:1,075KB)

 

ノロウイルスとは

主な症状は?

吐き気、おう吐、下痢、微熱が1~2日続く

感染しても症状がない場合や、軽い風邪のような症状のこともある

潜伏期間は?

感染から発症まで24~48時間 

感染経路は?

食品からの感染と人からの感染がある

①食品からの感染

感染した人が調理などをして汚染された食品

ウイルスの蓄積した加熱不十分な二枚貝など

②人からの感染

患者のふん便やおう吐物からの二次感染

家庭や施設内などでの飛沫などによる感染

 

相談先

千葉市保健所食品安全課電話番号043-238-9934

(開庁時間:平日午前8時30分~午後5時30分)

 

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部保健所食品安全課

千葉市中央区問屋町1-35 千葉ポートサイドタワー12階

ファックス:043-238-9936

shokuhin.PHO@city.chiba.lg.jp

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