更新日:2025年11月26日

ここから本文です。

12月1日は「世界エイズデー」です

HIVに感染しても適切に治療を行うことで、生活を維持しつつ、エイズの発症や発症した場合の病状の進行を抑えることができます。

WHO(世界保健機関)は12月1日を「世界エイズデー」と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。

現在もUNAIDS(国連合同エイズ計画)が活動を継承しています。

日本でも、エイズに関する正しい知識等についての啓発活動を推進し、エイズのまん延防止と患者・感染者への理解を深めることを目的として、12月1日を中心に「世界エイズデー」を実施しています。

今年のテーマ「U=U 検出されない=性感染しない」

レッドリボン治療法の進歩によりHIV陽性者は感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、健常者と同等の生活を送ることが可能となっています。また、治療を継続して体内のウイルス量が減少すれば、HIVに感染している人から他の人への感染リスクが大きく低下することも確認されています。

また、近年では、HIV治療を受け、血液中のウイルス量が検査で検出できない程度に最低6ヶ月以上継続的に抑えられているHIV陽性者からは、性行為によってHIVが感染することがないことも確認されています。

このことは、Undetectable(検出限界値未満)=Untransmittable(HIV感染しない)、

略して「U=U」と呼ばれています。

しかし、現状はそうした変化が正確な情報として十分に伝わっているとは言えず、有効な治療法がなく死に至る病であった時代の認識にとどまっている場合が少なくありません。

そのことがHIV感染を心配する人たちを検査や治療から遠ざけ、また、差別や偏見を招く要因の一つになっているとも言われています。

そこで、今年度の「世界エイズデー」キャンペーンテーマは、この「U=U」という言葉を知ることを契機に、もう一度HIV/エイズのことを皆で考えてみましょうというメッセージが込められています。ひとりでも多くの人がHIV/エイズのことを自分の事として捉え、HIV/エイズに関する検査や治療、支援などの知識を身につける契機とし、最新の知識の普及を通じて、HIV検査の受検促進や差別・偏見の解消を目指していきましょう。

aidsposter2025

(出典:公益財団法人エイズ予防財団)

検査・相談のご案内

千葉市では、HIV(エイズ)抗体検査や相談を、無料・匿名で実施しています(要予約)。

検査日程等はHIV(エイズ)の検査と相談ページで確認することができます。

街頭キャンペーン・展示のお知らせ

世界エイズデーに合わせて本市では街頭キャンペーンおよびブース展示を行います。

検査日程やHIV/エイズに関するお知らせを配布予定ですので、ご興味がある方はぜひいらしてください。

街頭キャンペーン

日時:令和7年11月28日(金曜日)17時00分~(配布次第終了)

場所:千葉駅周辺(千葉都市モノレール千葉駅2階広場、グランドモール~JR千葉駅東口駅前ロータリー)

内容:検査・相談の案内カードやHIV/エイズFAQ、ポケットティッシュなどの啓発物品の配布

配布予定数:500個

ブース展示

市役所1階市民ヴォイド

日時:令和7年11月26日(水曜日)~令和7年12月2日(火曜日)

内容:HIV/エイズについての展示や検査・相談の案内など展示、HIV/エイズFAQなどの啓発物品の配架

千葉都市モノレール千葉駅改札内ステーションギャラリー

日時:令和7年12月2日(火曜日)~令和7年12月8日(月曜日)

内容:HIV/エイズについての展示や検査・相談の案内など展示

HIV/エイズについてより詳しく知りたい方へのご紹介

下記ホームページでもHIV/エイズについてご説明しています。

エイズって何だろう?(正しい知識を身につけましょう)(別ウインドウで開く)

クイズに挑戦しながら楽しくHIV/エイズについて知ることができます。

みんなで挑戦!!HIV/エイズクイズ(PDF:4,046KB)(別ウインドウで開く)

 

このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部健康危機管理課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟9階

ファックス:043-245-5643

kenkokikikanri.HWM@city.chiba.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?