ホーム > 健康・福祉 > 生活の援助 > 地域保健福祉 > 地域福祉 > 地域福祉計画 > 第2期千葉市地域福祉計画の概要

更新日:2020年10月7日

ここから本文です。

第2期千葉市地域福祉計画の概要

1 地域福祉計画とは

近年、地域を取り巻く状況は確実に変化しています。少子高齢化、核家族化の進展、ライフスタイルの多様化等により、家族や地域における相互に支えあう機能が弱まるとともに、身近な交流やコミュニケーションが希薄化しています。
一方、市民の保健福祉に関するニーズは多様化が進み、だれもが住みなれた地域の中で、いつまでも安心して充実した生活を送るためには、地域において支え合い、助けあう力を高めていくことが求められています。
このような現状を踏まえ、国は、地域住民、事業者、活動団体、行政などがお互い協力して地域で支え合い、助け合うまちを作っていくために、平成12年社会福祉法の改正において第107条に市町村が「地域福祉計画」(以下「計画」という。)を策定することを定めました。

社会福祉法第107条「市町村地域福祉計画」

市町村は、地方自治法第2条第4項の基本構想に即し、地域福祉の推進に関する事項として次に掲げる事項を一体的に定める計画(以下「市町村地域福祉計画」という。)を策定し、又は変更しようとするときは、あらかじめ、住民、社会福祉を目的とする事業を経営する者その他社会福祉に関する活動を行う者の意見を反映させるために必要な措置を講ずるとともに、その内容を公表するものとする。
(1)地域における福祉サービスの適切な利用の推進に関する事項
(2)地域における社会福祉を目的とする事業の健全な発達に関する事項
(3)地域福祉に関する活動への住民の参加の促進に関する事項

2 第1期計画から第2期計画へ

第1期計画の推進について、区計画は各取り組みを地域で実践しながら各区地域福祉計画推進協議会で成果や課題を共有してきました。
また、市計画では各分野において行政施策の推進に努めるとともに、市地域福祉計画推進協議会で千葉市の現状を見ながら、新たな課題や6区計画を推進する上での課題を議論してきました。

第2期市計画の策定にあたっては、第1期計画策定にあたり抽出した生活課題やその解決策は引継ぎつつ、新たに生じた課題や社会情勢の変化等に対応するための取り組みを盛り込むこととしました。また、市計画と各区計画の役割を明確にし、より効率的な公的サービスの周知や提供を行うとともに、各区計画における地域での課題解決に向けた取り組みへの支援に重点を置くこととしました。

第2期区計画の策定にあたっては、概ね次の4つの見直しのポイントに沿って整理しました。

  1. 市計画と区計画の役割分担の整理
  2. 現状に則した修正
  3. 区計画のメリハリ(重点項目の設定)
  4. 担い手の明確化

3 区計画と市計画の関係

区計画は、身近な地域での様々な生活課題に対して、自分たちのことは自分で行うこと(自助)、地域住民同士が支え合うこと(共助)を中心とした住民による参加・活動の計画です。
一方、市計画は、地域福祉に関する基本的理念や意義を明らかにするとともに、区計画の取り組みを支援する施策、施設整備や人材育成等地域福祉を推進するための基盤づくりを行う施策(公助)を盛り込んでいます。

自助

「自助」とは、「自分のことは自分で行うこと!」
日常生活の中で自らの責任において、自分でできることは自分たちで行うということです。
行政まかせや他人ごとではなく、個人や家族が自ら解決するということです。

共助

「共助」とは、「地域住民同士の支え合い!」
地域に暮らす誰もが福祉の受け手であるとともに担い手であることを自覚し、地域の中でそれぞれが役割を担っていくことです。
隣近所をはじめ、様々な団体・組織が地域で連携を深めて、共に支え合い助け合いながら、地域の生活課題の解決を図るものです。

公助

「公助」とは、「個人や、地域、民間の力だけでは解決できないことについて、行政が自助、共助の取り組みを支援するとともに、基盤づくりを行うこと!」
各種の公的施設の整備、法律等に基づく制度や行政サービスの実施、専門性をもった人材の育成、情報・相談体制の整備などがあげられます。

4 計画期間

平成23年度~平成26年度(4年間)

このページの情報発信元

保健福祉局健康福祉部地域福祉課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟9階

ファックス:043-245-5620

chiiki.HWH@city.chiba.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを編集して、改善提案する改善提案とは?