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ホーム > 市政全般 > 計画・行革・財政・統計等 > その他市政情報 > ようこそ市長室へ > 新型コロナに関するメッセージ(定例記者会見(8月10日:新型コロナウイルス対策))
更新日:2022年8月15日
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(市内の感染状況)
千葉市民の8月9日現在の7日間合計の新規感染者数は1万773人と、前週の1万450人と比較して増加していますが、増加の勢いは弱まってきた感があります。一方入院者数については、昨日現在で、413人と過去最多となっています。
(発熱外来混雑緩和:無料PCR検査)
千葉市独自に8月5日(金)から開始した、保健所への発生届まで行う無料PCR検査は、事業開始初日には20分間で上限の500個のお申し込みをいただき、また、翌日も午後1時30分には上限数に達するなど、希望するすべての方へ対応することが難しい状況でしたが、その翌日には夜10時を過ぎてもお申し込みができる状況となり、以降は安定的にお申し込みができる状態となっています。県と千葉市はじめ保健所設置市が連携して実施している「検査キット配布・陽性者登録センター事業」と合わせて活用をご検討ください。
(保健所への発生届の簡略化への対応)
保健所への発生届の簡略化について、国から事務連絡がありました。重症化リスクの有無によって、自治体の判断で簡略化が可能であるというものですが、保健所、市医師会、市内医療機関と協議して対応を検討し、結果、入力の省略を行わず従来通りの入力を当面行うこととしました。
「全数管理の下での健康観察」の枠組みが維持される以上、陽性者に対する保健所の業務や対応に大きな変化はなく、今回あくまで届出をさせた上での項目削減の目的が判然としません。症状悪化時には保健所が改めて情報収集を行う必要があり、保健所の負担軽減につながらないと思われます。また、医療機関側も症例ごとに判断する必要があり負担が却って増えるとのことでした。また、ふりがな入力は事後の検索で必須でありこれを省略することはできません。
入力項目をあれだけ緩和してよいなら65歳未満で重症化リスクがない方は発生届を不要とするなど、単に全数管理の枠組みでの発生届の簡略化ではなく、届出基準とそれにともなう保健所の業務の枠組み自体を見直し、その見直しにあわせて全数把握以外の感染傾向を把握する調査の検討が、必要な方に必要な医療や保健所のサービスをお届けするために必要ではないかと思います。
今の枠組みの中での部分的な改定では、却って医療機関にも保健所にも負担が大きくなるものと考えています。今後の新型コロナウイルス感染症対策の全体像を早期に示していただきたいところです。
(ワクチン接種)
4回目接種の60歳以上の市民の接種率は45.2%(全国31.8%)です。重症化リスクの高いご高齢の方に加え、医療機関や高齢者施設等の従事する方も対象に接種を実施しています。市内の感染状況は60-70歳代ではまだピークに達していない状況です。医療機関や高齢者施設でのクラスターも発生していますので、高齢者や基礎疾患のある方、医療従事者など対象となっております方は、積極的な接種の検討をお願いいたします。
「お盆休み」の期間も、集団接種会場でのワクチン接種を実施しており、一部の会場では、予約に若干の余裕がありますので、仕事などの都合により、接種が出来なかった方については、長期休暇を活用したワクチン接種をご検討ください。
また10月半ば以降オミクロン株対応のワクチン接種が始まります。詳細は確認中ですが、初回接種(1・2回目)を完了された方全てが対象になります。接種開始に向けて集団接種会場の開設日やコールセンターの回線数の拡充、対象者への接種券の送付など準備を進めていきます。
(お盆のシーズン)
お盆を迎え、帰省など懐かしい方との久しぶりの再会を楽しみにされている方も多いと思います。お一人お一人が、場面・場面に応じた、不織布マスクの着用、手洗い・消毒、換気、密の回避と言った、日常的な感染症予防対策を徹底していただきたいと思います。特に、高齢者や基礎疾患のある方と会う場合は、より念入りに対策の徹底をお願いします。
新型コロナウイルス感染症に関する情報(週報・8月11日版)
新型コロナウイルス感染症に関する情報(特設ページ)
https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seisaku/kansensyoujyouhou.html
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