ちば市政だより　2022年1月号 18面

特集

皆さんにとって、2021年はどのような年だったでしょうか。千葉市でもさまざまな出来事がありました。そこで、昨年1年間の市政にまつわる主な出来事を振り返ります。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、1月と7月には法に基づく緊急事態宣言が発出され、千葉県も対象区域になり、外出の自粛などが要請されました。

感染拡大の影響は大きく、幕張ビーチ花火フェスタや親子三代夏祭りが2年連続中止になりました。

感染拡大を防止するため、市施設の休館や利用制限のほか、次のような対策を実施しました。

消防局から保健所へ調整員（リエゾン）を派遣、自宅療養者健康観察センターと健康相談窓口の開設、宿泊療養施設での酸素ステーションの設置　など

経済対策として、事業活動変革促進支援事業やICT活用生産性向上支援事業、飲食店の感染防止対策認証モデル事業（県市共同）、中小企業者向け支援金などを行いました。

また、新型コロナワクチンの市民への接種を開始しました。4月に高齢者への接種を開始し、集団接種会場を開設して、11月には、市内の接種対象者の2回目接種率が8割を超えました。12月から、2回目のワクチン接種後原則8カ月以上経過した方を対象に、3回目の接種を実施しています。

6月、チーターが6頭の子どもを出産しました。動物公園でチーターの繁殖が成功したのは、初めてのことです。

無事に成長したチーターの子どもたちは、9月から一般公開をスタートしました。

5月には、シマウマとヤマアラシ展示場が完成し、平原ゾーンがフルオープンしています。

また、ライオンとハイエナの屠と体たい給きゅう餌じの実施費用をクラウドファンディングで募集しました。

千葉市は、2021年1月1日に市制100周年を迎えました。

1月の記念式典を皮切りに、記念誌や記念漫画の発行、ちば・まち博や七夕平和プロジェクト、絵画コンクール、フォトコンテスト、宝探しなど、市民の皆さんが千葉市のあゆみを振り返り、千葉市の未来について考える機会となるようなさまざまな取り組みを行いました。

また、千葉市の都市のルーツである千葉氏にゆかりのある都市とともに、千葉氏サミットや千葉氏子どもサミットを行いました。

幕張メッセでオリンピック3競技と、パラリンピック4競技の合計7競技が開催されました。

加曽利貝塚では、パラリンピック聖火フェスティバルの採火式を行いました。

見事メダルを獲得した千葉市ゆかりの選手8人に、千葉市市民栄誉賞の贈呈を決定しました。

民間活力の導入により、千葉競輪場を国際規格に準拠した走路を有するTIPSTAR DOME CHIBAへ再整備し、250競走（PIST6）をスタートしました。

PIST6は、1周250メートルの屋内木製バンクを舞台に、オリンピックや世界選手権などの国際ルールに準拠して行われる競輪です。

1月	コミュニティFM「SKYWAVE FM」(89.2MHz）と災害時における災害情報の緊急放送等に関する協定を締結
1月	「あなたが使える制度お知らせサービス」を開始
3月	市長選挙で神谷俊一氏が当選し、第29代市長に就任
4月	千葉市自転車を活用したまちづくり条例を一部改正し、自転車保険等への加入を義務化
	待機児童ゼロを2年連続達成
	アルティーリ千葉がB3リーグ参入
	稲毛海浜公園に新しいバーベキュー場「Small planet CAMP&GRILL」がグランドオープン
5月	緑区役所におくやみコーナーを開設。死亡に伴う手続きをワンストップ化
6月	横浜市・千葉市間の東京湾縦断ドローン長距離飛行を実施
7月	危機管理・防災部門の体制強化
	伝統野菜「土気からし菜」が県内で初めて食の世界遺産「味の箱船」に登録されたことを発表
	千の葉の芸術祭を開催（9月12日まで）
8月	千葉市パートナーシップ宣誓制度の宣誓組数が100組に到達
	2020年度決算　歳入・歳出ともに最大規模、市債残高は10年連続減
	千葉ロッテマリーンズがZOZOマリンスタジアムでの通算1,000勝達成
9月	千葉市客引き行為等の防止に関する条例を制定
10月	千葉市再生資源物の屋外保管に関する条例を制定
10月	JR京葉線の市内新駅名が「幕張豊砂」に決定