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更新日:2022年8月4日

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新型コロナウイルスに関する市長メッセージ(再びの緊急事態宣言~千葉市新型コロナウイルス感染症対策本部会議〜)

令和3年8月1日


8月2日から31日まで、千葉県に再び緊急事態宣言が発出されることになり、31日に市の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。

感染状況

千葉市における新規感染者数は31日まで18日連続で前の週の同じ曜日を上回る状況です。今週の全発表人数は877人で先週対比111%増(先週の増加率74%、先々週36%)で加速度的に感染が拡大しています。

直近2週間の新規感染者のうち20代と30代で約半数を占めており、複数の友人と一緒に昼食をとったり、部屋に泊まったりしたために感染、ドライブに出かけ車内で長時間過ごして感染、複数の友人とカラオケして感染した事例、酒類提供の要請に応じない飲食店での会食による感染も見受けられます。自粛疲れからかマスク着用せずに行動した際の感染事例もあります。なお、60代以上の感染者は全体の6.4%で2~3月時の30%強と比べて低下しています。

感染力が強いとされるデルタ株は市内でも既存株からの置き換わりの傾向が見られ基本的な感染防止策の徹底が必要です。

なお、千葉駅周辺の人流は、7月19日の週は、7月に入って最も抑制されていました。

緊急事態宣言発出に伴う対応

以下の取組を関係部局に指示しています。
・飲食店における酒類、カラオケ設備の提供の禁止等が県から要請
・市施設については、引き続き20時以降の利用を停止
・「いなげの浜」については、他地域からの海水浴客の誘引を防止するため海水浴場としての開設を中止。浜を訪れる方の安全確保のため監視員による巡回等を継続
・「稲毛海浜公園」は、引き続き営業するが、キャンセル払戻への対応を事業者に要請するとともに、入場待機列等の誘導員の増員、混雑するプールの遊泳者の制限を行い感染対策を徹底
・市内中小企業の経営状況を把握し、国や県の支援策に加え、既に8月分も対象としている市独自の一時金等の市の経済対策を周知し利用を促進。市支援金について迅速に支給
・市職員の在宅勤務、サテライトオフィス勤務及び時差出勤を積極的に実施

教育活動の機会の確保

学校教育については、以前より感染対策を徹底して実施に向けて検討することとしていますが、県教育庁から「緊急事態宣言中の児童生徒等の教育活動の機会確保のための方策」が示されたので、改めて感染症対策を講じたうえで活動を実施することと、宣言下での校外活動と部活動等の実施の考え方を市教委として整理することをお願いしています。パラリンピックの学校観戦プログラムはその文脈で実施の可否について検討します。

「自宅療養者健康観察センター」の設置(保健所機能の継続等のための専決処分)

感染者数の急増により対策の要である保健所の業務がひっ迫しています。区役所や他局から応援派遣をしていますが、陽性者の大多数を占める軽症から中等症患者の健康観察を実施する「自宅療養者健康観察センター」を設置し外部委託を行います。保健所の業務の軽減を図り、新規患者調査や積極的疫学調査、施設等調査を支障なく実施し、ホテル入所や重症者等の入院に対応できる保健所機能を維持します。
また、保険診療として行うPCR検査や入院医療費の公費負担分に不足が見込まれるため、合わせて補正予算12億1千万円を専決処分しました。

消防局から保健所へのリエゾン派遣

コロナウイルス感染者の増加により、救急搬送困難事例が多発するおそれがあり、消防局ら保健所に救急救命士資格を持つリエゾンを派遣して医療機関照会を行うことで円滑な搬送、救急隊・保健所職員の負担の軽減を行います。

ワクチン接種

30日時点で千葉市の65歳以上の1回目接種率は85.17%、2回目接種率は75.40%であり当初目標としていた7月末の7割に達しました、市医師会はじめ接種にかかわるすべての皆様に心より感謝します。26日から基礎疾患のある方等優先接種対象者の予約受付を再開しており、来週2日からは59歳以下の方含め全ての方の予約受付を再開します。
国からの8~9月に向けてのワクチン供給量の見通しが立ち、働く世代の接種が増加することを踏まえて8月14日以降のイコアス千城台での予約枠を640→800に拡大しましたが、今後も供給量にあわせてきめ細かく予約枠の拡充を行います。
また、働く世代が接種を受けやすい時間帯の接種枠の創設の検討など引き続き改善していきます。
予約再開当初はワクチン供給量が減少したことで予約が取りづらい状況が見込まれますがご理解いただけますようお願い申し上げます。

市民の皆様へ

自粛疲れがあると思います。しかし、過去の緊急事態宣言と比べて、ワクチン接種が進んでいる高齢者層の感染は大きく抑制されており、今後のワクチン接種の進展により緊急事態宣言や感染防止対策の解除が見えてくると考えられます。

ワクチン接種は感染リスクを低減させる現状最も有効な手段と考えられます。自身を守るだけでなく家族、友人、同僚、子どもたちを守ることにつながり、仮に感染しても重症化しにくく、周囲に感染を広げにくいといわれています。有効性などの理解を深めて是非接種を受けていただきたいと考えています。

ワクチン接種の副反応などについての科学的裏付けのない情報が広がっていますが、これによる誤解や接種控えなどを懸念しています。ワクチンの有効性や安全性などについて、信頼のおける情報のもとで判断していただけるようお願いします。市の周知啓発を強化していきます。

ワクチンが行き渡るまでの間、マスクの着用、手洗い、密を避けるなど、自身、家族、友人のために今一度感染防止策を徹底し、この夏は不要不急の外出を控え、自宅で普段生活をともにしている方とお過ごしいただくことをお願いいたします。


新型コロナウイルス感染症に関する情報(特設ページ)

https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seisaku/kansensyoujyouhou.html

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