更新日:2024年8月1日

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緑と水辺の基金

 緑と水辺の基金は昭和59年4月に創設され、これまで多くの方々のご協力を得ながら、本市の魅力ある緑と水辺の空間創出に役立てられています。

基金が出来るまで

 市内の稲毛や黒砂の目前、現在の国道14号線の辺りは、かつて遠浅の海岸が広がり、東京から海水浴や潮干狩りに来る人で賑わい、また多くの旅館や店が立ち並ぶ保養地でした。

 その一つ、明治時代半ば稲毛海岸に建築された海氣館には多くの文人墨客が訪れたといいます。

 

昔の海辺海気館

 

その後、高度経済成長期を迎え、工業・住宅用地の開発を目的に臨海部(現在の美浜区と中央区の一部)で埋立が開始。

 

 埋立により急激な都市化が進みましたが、かつて人々が親しんだ海辺の環境を再現しようと、沿岸部に人工海浜や公園が整備されることとなり、日常生活の中で海水浴やマリンスポーツ、花火大会などが楽しめる、現在の姿(都市型ビーチ)となりました。

 このような素晴らしい環境を後世に引き継ぎ、また魅力ある空間創出に活用されている本基金の原資は、かつての埋立事業の余剰金であり、また皆様からの寄附金です。

 基金を通じて、かつての千葉市の姿に想いを馳せてみるのはいかがでしょうか?

海水浴ウインドウサーフィン

 

このページの情報発信元

都市局公園緑地部緑政課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟4階

ファックス:043-245-5885

ryokusei.URP@city.chiba.lg.jp

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