リノベーションまちづくり事業

「リノベーションまちづくり」とは

地域課題の解決を目指し、空き家や空き地（行政の土地、民間の土地問わず）などの遊休空間や、埋もれている歴史的資源、高い志を持ちながらも未だ行動に移せていない人的資源等、そのまち特有の資源を活用し、まちの新たな魅力となる事業（コンテンツ）創出を行い、「理想の暮らしを自分でつくる」を実践する民間主導のまちづくりです。

既存の地域資源の活用により、低コストかつスピード感を持って進めることができ、なおかつ補助金に頼ることなく事業創出を行えます。

千葉市におけるリノベーションまちづくり

近年千葉駅周辺エリアの求心力低下が懸念される中、千葉駅西口エリアでは2013年度の再開発ビル「ウェストリオ」完成を契機に、「子どもたちに誇れる暮らしをつくる」をコンセプトに、個性あふれる西口エリアの形成を通した千葉駅周辺エリアの再生を図るため、駅前広場やビル共用部等の公共空間を舞台にしたイルミネーションやマルシェ等の取り組みがスタートしました。

そして、これらの取り組みを通して、リノベーションまちづくりの機運が高まり、民間・行政が連携して講演会等が開催されるようになったことから、プレイヤーの取り組みが芽生えている西口エリア等を対象とした「リノベーションスクール」を2019年度からスタートしました。

千葉市リノベーションまちづくり宣言書

裏チバを中心とする千葉駅西エリアで取り組んできたリノベーションまちづくりの実践者とその内容をまとめた『千葉市リノベーションまちづくり宣言書』を令和6年6月に発行しました。

ちば会議～千葉市の人と個性にスポットを当てるトークライブ＆パーティー～

千葉市内各エリアの「人と個性」にスポットを当て、その取り組みや想いを知ると共に、千葉市で活動する人たちがジャンルやエリアを超えてつながる機会をつくる"サロン型イベント"です。"会議"とは言っていますが、中身はトークライブ＆パーティー。ちば会議は、千葉市の様々なコミュニティから人が集い、お互いを刺激し合える場を目指しています。

• ちば会議vol.1
• ちば会議vol.2
• ちば会議vol.3
• ちば会議vol.4

リノベーションスクールについて

リノベーションまちづくりを担う人材を育成するのが、「リノベーションスクール」です。当事者として自分のまちの運営を担う人材の育成、遊休不動産・オープンスペース等を活用したプロジェクトの実事業化を図ります。
実在する遊休不動産を対象に、5名から8名程度の、募集により集まった市民（受講生）でユニットをつくり、3日間集中して地域課題の把握・エリアを再生するコンテンツと事業計画の提案を検討します。
なお、3日目には、対象案件のオーナーや一般の方を対象にした公開プレゼンを実施、オーナーの承諾が得られれば実事業化に向けて本格的なスタートとなります。

※千葉市のリノベーションスクールは、2023年度から名前を変え「グッドネイバーズスクール」として実施しています。実事業化を主軸に置いたリノベーションスクールに比べ、まちの新たな関係構築やライフスタイルの提案にフォーカスしたプロジェクトです。

これまでの関連プログラム

関係者による取り組み

▶2021年度以降は、こちらのfacebookページ（外部サイトへリンク）もご覧ください。
（千葉駅西口駅前での実践やリノベーションスクールの詳細、関連イベントや他地域の取組みなどを発信しています。）

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