【泉自然公園】氷河の忘れ物？カタクリの咲く季節がやってきました！（令和6年3月）

3月も半ばを迎え、春の訪れが徐々に感じる季節になりました。泉自然公園では桜の開花を前にして一足早く、3月下旬からはカタクリの花が見頃を迎えます。

　寒い地方に咲くカタクリですが、千葉が分布できる南限にあたるそうです。氷河期で地球全体が寒かったとき、カタクリは北から南へ分布を広げていきました。再び暖かくなると、落葉樹に覆われていて、春に光が当り、夏から秋は涼しい丘陵などの北斜面で、水のある場所にあったものだけが生き残ったそうです。

　泉自然公園では、菖蒲田周辺の斜面を中心に15万株が生息しており、そのうち4万株が花を咲かせます。

カタクリの一生（画像を拡大する）（PDF：313KB）

　カタクリの花は紅紫色で、反り返ったような花弁の形も特徴的です。また稀に白色の花びらのカタクリが咲くことがあります。こちらは遺伝子変異で白い花になるそうです。見ることができたら運がいいかも…？！

　泉自然公園で春の訪れを感じてみませんか？

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