近隣自治体との広域連携【保育事業を中心とした連携】
取組内容
隣接する市原市、四街道市との連携を強化し、より子育てしやすいまちを目指し、子ども・子育て支援環境の改善に取り組んでいる。
- 趣旨・経緯
3市の市域を1つのエリアと捉え、エリア全体による定住促進や経済の活性化、さらに女性の社会進出を一段と促進するため、保育事業を中心とした子ども・子育て支援サービス等の現状把握や具体的な施策立案を検討し、「保育所・小規模保育事業の共同整備」など10事業の連携の実施について3市の合意が得られたため、実現に向けた協議を進めていく。

- 事業内容
◇保育所等の共同整備・管外保育・事業所内保育事業の推進
・市境・ターミナル駅近辺など、相互利用のニーズが高い地域においての保育所等の共同整備
→平成30年4月、JR千葉駅ビル内に共同整備した保育所を開所
平成31年4月、市原市ちはら台地区に共同整備した保育所を開所
・3市間で実施している管外保育の要件緩和
→平成28年11月入所分より連携開始
勤務地等がない場合でも3市の保育所等が相互に利用可能になった
・事業所が特に多くある千葉市において事業所内保育所の整備に係る補助制度を新設
◇地域子育て支援拠点・一時預かりの相互利用
・小学校就学前の児童とその保護者が交流する場である地域子育て支援拠点や一時預かり事業の相互利用の実施体制を整備
→地域子育て支援拠点は平成28年7月より、一時預かり事業は平成29年4月より連携開始
相互に利用可能な旨を各市ホームページに掲載
◇ファミリー・サポート・センターの相互利用
・3市間での相互利用体制の整備
→3市在住者は、3市いずれにおいても依頼会員の登録が可能(平成29年4月より実施)
◇連携事業の情報発信
・3市が利用者向けに発信している子育て支援関連情報の共有・発信。
→平成28年7月より相互利用が可能な施設の情報を利用者に提供