更新日:2024年3月19日

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千葉市SDGs対応型施設園芸推進協議会

 

千葉市SDGs対応型施設園芸推進協議会について

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施設園芸でのSDGsの必要性

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで150を超える加盟国首脳の参加の元、全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた、「持続可能な開発目標(SustainableDevelopmentGoals)」のことです。(参考:農林水産省のホームページ(外部サイトへリンク)

SDGsには、「7エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「9産業と技術革新の基盤を作ろう」、「13気候変動に具体的な対策を」など、17の目標があります。

ハウスを使用して冬に作物を栽培する施設園芸では、冬季に重油などの化石燃料を使用して加温する工程が不可欠ですが、SDGsを推進する上で、これらの目標への対応が必要です。

 

千葉市SDGs対応型施設園芸推進協議会とは

そのような状況の中、千葉市で生産の盛んなイチゴの生産者が中心となって「千葉市SDGs対応型施設園芸推進協議会」(以下、「協議会」という。)が発足しました。協議会では燃油の使用量を削減しながら、イチゴの収量や品質を向上させることを目標に、実証実験や検討会などさまざまな取り組みを行い、千葉市内外に向けて取り組みを発信してきました。

現在は、トマトの生産者も新たに加入し、今後は、トマト栽培における燃油使用量削減や再生可能エネルギーを活用した実証に取り組んでいく予定です。

 

令和4年度の主な活動(実績)

令和4年度には、千葉市で生産が盛んなイチゴを栽培品目として、「燃油使用量と二酸化炭素排出量の削減」と「生産性向上」を両立させることを目的に、燃油削減実証実験を行いました。また、検討会等の開催を行い、情報共有を行いました。更に、燃油削減実証実験によって得られた結果をまとめた「燃油削減技術を用いたイチゴ栽培・営農マニュアル」を作成しました。

燃油削減実証実験(令和4年10月~令和5年5月)

電力を動力源とするヒートポンプを活用した2つの加温方法を行うハウスを整備し、実証を行いました。
・オール電化未来型ハウス・・・ヒートポンプのみを使用した加温を行うハウス。
・ハイブリット普及型ハウス・・・重油加温機とヒートポンプを併用した加温を行うハウス。

SDGs対応型産地に向けた検討会等の開催

燃油削減技術を用いたイチゴ栽培に関する検討会等を開催しました。
令和5年1月・・・検討会(イチゴ栽培管理方法(芽欠きなどの株管理、温度・湿度などの環境管理)の方針共有や、今後のスケジュールについて共有しました。)
令和5年1月・・・燃油実証実験に係る中間報告会(実証実験による燃油削減効果の中間報告と、イチゴの生育状況の現地検討を行いました。)
令和5年10月・・・燃油削減実証実験の結果報告会(実証実験によって得られた結果を共有しました。)

燃油削減技術を用いたイチゴ栽培・営農マニュアル

令和4年度に行った燃油削減実証実験の結果をまとめました。

燃油削減技術を用いたイチゴ栽培・営農マニュアル(PDF:1,776KB)

 

 

 

 

このページの情報発信元

経済農政局農政部農政センター農業生産振興課

千葉市若葉区野呂町714-3

ファックス:043-228-3317

seisanshinko.AAC@city.chiba.lg.jp

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