ホーム > 市政全般 > 組織案内 > 組織から探す > 経済農政局農政部農政センター農業生産振興課 > 畜産の排せつ物堆肥による、園芸作物の生育障害について

更新日:2018年11月15日

ここから本文です。

~ 園芸農家・育苗業者の皆様へ ~
堆肥を使用する際にはご留意ください!畜産の排せつ物堆肥による、園芸作物の生育障害について

(クロピラリドによる生育障害に注意しましょう。)

 海外で除草剤として使用されている農薬の成分(クロピラリド)が含まれた輸入飼料が家畜に給与された場合、堆肥を通じて、トマト等のナス科、サヤエンドウ等のマメ科、ガーベラ等のキク科の作物の生育に障害を起こす可能性があります。

 kuropirarido

特に弱いもの (例)トマト、ミニトマト、大豆、えだまめ、さやえんどう、そらまめ、キク、ヒマワリ、コスモス、アスター、スイートピー

弱いもの

(例)ピーマン、ナス、さやいんげん、にんじん、しゅんぎく、ふき、ひゃくにちそう

被害を未然に防止するために

  • 堆肥の情報を確認しましょう。

 堆肥や培土を買うときは、原材料に関する情報を提供元に確認しましょう。特に被害を受けやすい作物を栽培するときや、堆肥の入手先を変更するときは注意しましょう。

 生物検定で障害の恐れが無いことを確認することができます。

  • 堆肥の施用量を遵守しましょう。

参 考

  • クロピラリドは、広葉雑草(クローバーなど)を枯らす除草剤の成分で、我が国が粗飼料や穀類の多くを輸入している米国、豪州、カナダ等の各国で使用されています(我が国では申請がなく農薬登録されていません)。
  • クロピラリドは、家畜の体内から速やかに排出され、家畜や人に対する毒性が低いため、飼料に含まれていても、家畜や人の健康に影響を及ぼす心配はありません。
  • クロピラリドに対する感受性は、作物や品種により大きく異なります。イネ科作物は耐性があるため、通常の施用量では稲、麦、とうもろこしやイネ科牧草の生産に障害を引き起こす心配はありません。

このページの情報発信元

経済農政局農政部農政センター農業生産振興課

千葉市若葉区野呂町714-3

ファックス:043-228-3317

seisanshinko.AAC@city.chiba.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを編集して、改善提案する改善提案とは?