緊急情報
更新日:2025年10月21日
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令和7年度に千葉市農政センターで行った有機農業に関する実証実験の結果を御紹介します。
現在栽培試験中です!!
令和6年度に行った、試験結果については以下のとおりです。
・令和6年度 有機ほ場実証実験結果(PDF:1,766KB)(別ウインドウで開く)
千葉市内で有機農業に取り組んでいる、又は環境にやさしい農業に関心がある農業者、千葉みらい農業協同組合、関係行政機関を対象に、「令和7年度千葉市有機農業勉強会」を千葉市農政センターで開催しました。
農政センターでは、市内農業者が有機農業や「みどりの食料システム戦略」の理解を深めることを目的として、令和5年度から有機農業勉強会を開催しています。
第一部では、農林水産省関東農政局千葉県拠点から講師をお招きし、「農産物の環境負荷低減の取組の『見える化』について」というテーマで、講演をいただきました。農林水産省が推進し、令和6年3月から本格運用が開始された「みえるらべる」を話題の中心に、その拡大に向けた取組や、全国への広がり、その効果等について説明をいただきました。
第二部及び第三部では、千葉県農林水産部環境農業推進課から講師をお招きし、「有機JAS制度の概要」について講演をいただいたのち、「市内優良事例発表」として、実際に千葉市内で有機JAS認証及びみどり認定を取得して農業経営を行っている農業経営者をお招きし、「有機JAS認証取得における実践例」について対談形式で発表をいただきました。有機JASの概要について理解するとともに、実際に有機JASを取得した農業経営者から実例をとおして生の声を聴くことができました。
第四部では、千葉市が「みどりの食料システム戦略」を踏まえ、地域資源を活用した健全な土づくりや効率的な施肥を進めることを目的に、令和5年度にパイプハウス2棟を設置し、令和6年度よりコマツナとホウレンソウの「有機農業栽培実証実験」を行った結果について取りまとめて報告しました。初年度である令和6年度ですが、当初見込み以上の収量を得ることができ、有機農業の実践にあたり、太陽熱消毒による除草の効果や、有機化成肥料の代替として鶏ふん堆肥と菜種油粕が有効であることを確認しました。
これからも、有機農業技術の研究や、有機農業に取り組む市内の農業者に対して支援していきます。

第一部
「農産物の環境負荷低減の取組の『見える化』について」

第二部および第三部
「有機JAS制度の概要について」及び「市内優良事例発表」

第四部
「農政センターにおける有機栽培実証試験について(令和6年度)」
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| 令和6年に設置したパイプハウス | コマツナの有機農業栽培実証実験 |
このページの情報発信元
経済農政局農政部農政センター農業生産振興課
千葉市若葉区野呂町714-3
電話:043-228-6278
ファックス:043-228-3317
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