更新日:2020年3月18日
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唐箕(とうみ)や田打車(たうちぐるま)など、機械化・動力化される前の稲作に使われていた道具を紹介します。 小学5年生の社会科で「米作り」を学習する・した方も、自分たちが使った道具やそれ以外にどんな道具があるか、ぜひ見に来てください。 |
平成30年4月29日(日曜日)~平成30年5月6日(日曜日)
郷土博物館1階講座室
当館職員による展示解説を行います。
5月3日(木曜日・祝日)、4日(金曜日・祝日)・5日(土曜日・祝日)・6日(日曜日)
各日13時00分~13時30分
※都合により変更になる場合があります
以下3点ほか、全11点
唐箕(とうみ) |
風を使ってお米を重さごとに分けたり、ごみを取り除く道具。江戸時代に中国から伝わったといわれ、明治時代に全国的に普及した。 |
田舟(たぶね) |
土や、田植え用の苗、刈り取った稲をいれて運ぶための舟。弥生時代から使用例がある。 昭和時代の中頃まで、いろんなところに冬になっても乾燥しない湿田(しつでん)という田んぼがあった。腰や胸まで沈んでしまう場所もある泥だらけの田んぼで、稲や苗をぬらさずに運ぶために舟にのせて人が引いていた。 |
田打車(たうちぐるま) |
稲が育っている田んぼを耕したり雑草を取り除くための道具。明治時代終わり頃に考案された。 この道具の登場により、今までかがんで行っていた草取りが立ったままできるようになった。この道具を使うために苗に一定の間隔をあけて整列させて植える「正条植」(せいじょううえ)が広まった。 |
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