更新日:2020年3月8日
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千葉氏は源頼朝に味方した常胤以降、各地に領地を獲得して勢力を拡大しました。
全国各地に現在も残っている千葉氏関連の史跡や行事などをパネルで紹介します。
今回のパネル展にあたり千葉氏に関連する市町から多くの写真をご提供いただきました。
(写真提供市町:佐賀県小城市、福島県相馬市、同南相馬市、岩手県一関市、宮城県涌谷町、岐阜県郡上市、千葉県佐倉市、千葉県酒々井町、千葉県多古町、千葉県東庄町)
平成28年6月1日(水曜日)~平成28年9月30日(金曜日)
郷土博物館1階展示室
小城の祇園祭(佐賀県小城市) 小城祇園社(現・須賀神社)の祭礼で、台の上に人が乗った曳山が須賀神社を目指す。正和5(1316)年下総国から下向した千葉胤貞が軍事訓練を兼ねて始めたとされ、平成28(2016)年が700周年にあたる。 |
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相馬野馬追(福島県相馬市・同南相馬市、国指定重要無形民俗文化財) 相馬野馬追は、平将門が下総国小金原に野馬を放ち、敵と見立ててこれを追ったことに始まるという。現在は相馬太田神社、相馬中村神社、相馬小高神社の三つの妙見社の祭礼として行われている。 |
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明建神社の七日祭(岐阜県郡上市、岐阜県指定重要無形民俗文化財) 毎年8月7日に明建神社に奉納される神事である。鎌倉時代に東氏が入封した際に伝えたとされる。正午ごろから始まる神事に続き、渡御、野祭りと続く。野祭りでは、杵振りの舞いや獅子起こしの舞いなどが行われる。 |
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本佐倉城跡(千葉県酒々井町・佐倉市、国指定史跡) 文明年間(1469~1487)から天正18(1590)年まで千葉氏の居城であった。印旛沼に接する標高約36mの台地上に築かれ、内廓群、外廓群、城下町を含む総構えの三重の同心円で構成される。遺構の残存状態が良好で、戦国期の千葉氏の活躍を今に伝えている。 |
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