住宅の増加と
空家率の
上昇

住宅数は大きく増加

  • 高度経済成長期以降の人口増加に伴い、住宅数は一貫して増加しています。
    一方、1998(平成10)年頃から空家率も増加しており、2018(平成30)年には、12.1%になっています。
住宅数・空家率

出典:総務省「住宅・土地統計調査」より加工

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上下水道の
普及、
大気・水質環境の
改善

給水普及率は1972(昭和47)年度以降、90%以上を維持

  • 上水道の普及率は、1960年代前半に大きく上昇し、1967(昭和42)年には80%を超えました。その後も上昇傾向は続き、近年では97%に達しています。
  • 下水道の普及率は、1964(昭和39)年はわずか0.9%でしたがその後上昇し、1985(昭和60)年には50%、2002(平成14)年には90%を超え、近年では97%に達しています。
給水普及率

※1981(昭和56)年から算出方法を変更している。 1959(昭和34)~1980(昭和55)年:(給水戸数/給水区域内の世帯数) 1981(昭和56)年以降:(給水人口/給水区域内人口)

出典:千葉市「千葉市統計書」

下水道普及率は2002(平成14)年度以降、90%以上を維持

下水道普及率

※下水道処理人口普及率:(処理人口/総人口) ※点線の年はデータなし。

出典:千葉市「千葉市統計書」

大気汚染に係る各濃度は年々減少

  • 全国的に、高度経済成長期には工場・事業場等からの排煙・排水、自動車排出ガスなどの影響により大気汚染、水質汚濁が進み、全国各地で公害問題が発生しました。
    千葉市でも大気・水質環境が悪化しましたが、特に大気汚染が著しく、住民による公害訴訟なども発生しました。
    1967(昭和42)年以降、関係法令の制定による規制の強化や環境技術の向上、下水道の普及などにより、大気・水質環境の改善が徐々に
  • 進み、多くの項目で環境基準を達成する状況となりました。
    閉鎖性水域である東京湾の富栄養化については、徐々に水質改善が図られているものの、毎年赤潮・青潮が発生するなどの問題が発生しており、水質汚濁防止法に基づき国が定める総量削減基本方針、千葉県が定める総量削減計画などに則り、富栄養化対策を実施しています。
  • 全国的に、高度経済成長期には工場・事業場等からの排煙・排水、自動車排出ガスなどの影響により大気汚染、水質汚濁が進み、全国各地で公害問題が発生しました。
    千葉市でも大気・水質環境が悪化しましたが、特に大気汚染が著しく、住民による公害訴訟なども発生しました。
    1967(昭和42)年以降、関係法令の制定による規制の強化や環境技術の向上、下水道の普及などにより、大気・水質環境の改善が徐々に進み、多くの項目で環境基準を達成する状況となりました。
    閉鎖性水域である東京湾の富栄養化については、徐々に水質改善が図られているものの、毎年赤潮・青潮が発生するなどの問題が発生しており、水質汚濁防止法に基づき国が定める総量削減基本方針、千葉県が定める総量削減計画などに則り、富栄養化対策を実施しています。
大気

※二酸化硫黄濃度の環境基準・環境目標値は0.04ppm以下 ※二酸化窒素濃度の環境基準は0.06ppm以下、環境目標値は0.04ppm以下 ※浮遊粒子状物質濃度の環境基準・環境目標値は0.1mg/㎥以下 ※図表中の数値は全測定局の平均値であり、実際の環境基準・環境目標値の評価は測定局ごとに行う。

出典:
千葉市「千葉市大気汚染調査報告」(1974(昭和49)~76(昭和51)年度)
「千葉市大気汚染測定結果報告書」(1977(昭和52)~88(昭和63)年度)「千葉市大気環境測定結果報告書」(1989(平成元)~2018(平成30)年度)

河川の水質は3つの川で環境基準を達成

河川の水質

※花見川(新花見川橋)におけるBODの環境基準・環境目標値は5mg/L以下 ※都川(都橋)におけるBODの環境基準は10mg/L以下、環境目標値5mg/L以下 ※浜田川(下八坂橋)におけるBODの環境目標値は5mg/L以下 
※生物化学的酸素要求量(BOD=Biochemical Oxygen Demand):水中の有機物が好気性微生物の作用を受けて徐々に酸化、分解され、安定化する過程で消費される酸素量。この値が大きいほど水質が汚濁していることを表している。

出典:千葉市「千葉市統計書」

海域の水質は横ばい

海域の水質

※No.5(新港コンビナート港湾内)におけるCODの環境基準は8mg/L以下・環境目標値は3mg/L以下 ※No.8(幕張の浜地先)におけるCODの環境基準・環境目標値は3mg/L以下 ※化学的酸素要求量(COD=Chemical Oxygen Demand):水中の有機物が過マンガン酸カリウムなどの酸化物によって酸化され、二酸化炭素や水になる過程で消費される酸素量。この値が大きいほど水質が汚濁していることを表している。

出典:千葉市「千葉市統計書」

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ごみの増加
リサイクル率の
上昇

ごみ収集量は2005(平成17)年以降減少傾向

  • ごみの収集量は、1960年代後半から人口の増加とともに大きく増加し、1973(昭和48)年には31万7千トンとなりました。その後は一時減少したものの増加傾向が続き、ピークの2005(平成17)年には40万4千トンに達しましたが、以降は減少傾向が続いています。
ごみ収集量

※1956(昭和31)年、1962(昭和37)~1964(昭和39)年はデータなし。

出典:千葉市「千葉市統計書」

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