家計の
収入・支出ともに
大きく増加
高度経済成長期を経て、家計の収入・支出ともに金額は大きく増加
- 高度経済成長期以降、景気の拡大とともに物価も上昇し、収入・支出ともに大きく増加しました。1953(昭和28)年から2019(令和元)年までの65年間で食料費は約8.5倍になっており、また近年では交通・通信費が増加しています。
- 人口の増加や工業化・近代化に伴い電力消費量も増加が続いていましたが、2002(平成14)年以降は減少に転じています。一方で、ガス消費量は2000(平成12)年以降、工業用を中心に大きく増加しています。
実収入・実支出※
※実収入:世帯員全員の現金収入の合計 ※実支出:「消費支出」と「非消費支出(税金や社会保険料など)」を合計した支出
※2000(平成12)~2017(平成29)年は農林漁家世帯を除く、2018(平成30)年以降は農林漁家世帯を含む。
出典:総務省「家計調査」
65年間で食料費は約8.5倍、近年は交通・通信費が大きく増加
消費支出
※1953(昭和28)~1979(昭和54)年の「住居費」は「水道料」を除く。「光熱・水道費」は「光熱費」「水道料」の合計である。 ※2000(平成12)~2017(平成29)年は農林漁家世帯を除く、2018(平成30)年以降は農林漁家世帯を含む。
出典:総務省「家計調査」より加工
電力消費量は2002(平成14)年以降減少傾向が続く
電力消費量
出典:千葉市「千葉市統計書」
ガス消費量は2000(平成12)年頃から工業用を中心に大きく増加
ガス消費量
※一部市外を含む。 ※1980(昭和55)年より5000Kcal/㎥換算、1987(昭和62)年より11000Kcal/㎥換算、2006(平成18)年2月より10750Kcal/㎥換算に変更。
出典:千葉市「千葉市統計書」
財政規模の
拡大
1960(昭和35)年頃から、一般会計歳入額は大きく増加
- 市制施行時の1921(大正10)年度の歳入・歳出額はともに157,051円でした。以降、近隣町村との合併や人口の増加に伴い財政規模も拡大し、2018(平成30)年度には一般会計の歳入額約4,330億円、歳出額約4,300億円に達しています。
- 歳出の内訳をみると、1921(大正10)年度から1950(昭和25)年度までは教育費が第1位でしたが、以降は土木費が増加し、近年では民生費が最も大きな割合を占めています。
一般会計歳入額
※1922(大正11)~1925(大正14)年、1931(昭和6)年はデータなし。
※1921(大正10)~1948(昭和23)年度は予算額、1949(昭和24)年度以降は決算額
出典:千葉市「千葉市統計書」
市税が最も大きな割合を占める
市の決算における目的別歳入の内訳(一般会計)
1960(昭和35)年頃から、一般会計歳出額も大きく増加
一般会計歳出額
※1922(大正11)~1925(大正14)年、1931(昭和6)年、1947(昭和22)年はデータなし。 ※1921(大正10)~1948(昭和23)年度は予算額、1949(昭和24)年度以降は決算額。
出典:千葉市「千葉市統計書」
近年では民生費が最も大きな割合を占める
市の決算における目的別歳出の内訳(一般会計)
出典:千葉市「千葉市統計書」