緊急情報
更新日:2024年2月13日
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近年、自転車が加害者となる交通事故で、高額な損害賠償請求事例が多く発生しています!
市では、事故が起きた際に被害者を救済し、また、加害者側の生活の破たんを防ぐために、千葉市自転車を活用したまちづくり条例を一部改正し、令和3年4月1日から自転車保険等への加入が義務になりました。
※千葉県(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)においても、令和4年7月1日から自転車保険等への加入が義務になりました。
自転車は車両です!事故を起こさないよう、常に自転車の点検を行い、安全に利用することが最も大切なことですが、万が一の事態に備えるためにも、自転車保険等に加入しましょう!
自転車保険等への加入が義務になる条例の一部改正内容については下記のとおりです。
なお、条例は令和3年4月1日に施行されました。
対象者 | 内容 | 加入について |
自転車利用者 | 保険に加入しなければならない | 義務化 |
保護者 | 保護する未成年者が自転車を利用するときは、保険に加入しなければならない | 義務化 |
自転車貸付業者 | 貸付自転車を利用させるときは、保険に加入しなければならない | 義務化 |
事業者 | 事業活動において従業員に自転車を利用させるときは、保険に加入しなければならない | 義務化 |
自転車を利用して通勤する従業員に対し、保険の加入の有無を確認するよう努めなければならない | 努力義務 | |
自転車小売店 | 自転車購入者に対し、保険の加入の有無を確認するよう努めなければならない | 努力義務 |
自転車購入者が保険に加入していることを確認できないときは、保険の加入に関する情報を提供するよう努めなければならない | 努力義務 |
※千葉市自転車を活用したまちづくり条例については下記をご覧ください。
自転車保険等加入義務化啓発チラシ(PDF:11,259KB)(別ウインドウで開く)
自転車保険等とは、自転車に関する交通事故による損害を補償する保険又は共済のことをいいます。
千葉市では条例により、市内で自転車を利用する方は、自転車保険等へ加入する必要があります。
すでに加入されている保険等に付帯されている場合もあるので、チェックシートでご自身の保険等への加入状況をチェックしましょう。
自転車運転中の交通事故により生じた損害や賠償責任を補償する保険等には、主に以下の種類があります。
個人または同居の家族が、日常生活で誤って他人にけがをさせたり、他人の物を壊したりしたことで生じた法律上の賠償責任を補償するものです。
「自動車保険」や「火災保険」、「傷害保険」、クレジットカードの特約として、個人賠償責任保険が付帯されていることがありますので、まずは、すでに加入されている保険等の内容をご確認ください。
そのほか、共済や団体保険(会社、PTAの保険等)の中で個人賠償責任補償を契約している場合があります。
また、(一財)全日本交通安全協会が運営している、自転車会の会員が加入できる保険(外部サイトへリンク)(自転車事故による損害賠償のみを補償)もあります。
※補償対象となる方(被保険者)は、商品によって異なります。
※業務上で自転車を使用していた場合や被保険者に明らかな過失がある場合、自然災害など、補償されないケースもあります。
TSマークは、自転車安全整備士が自転車の点検・整備を行い、安全が確認された場合に貼られるマークです。
自転車安全整備店で自転車を点検・整備(有料)をすると、希望によりTSマークを貼付してもらえます。このマークは、有効期間内に発生した事故に対して、賠償責任保険や傷害保険が付いています。
有効期間は、TSマークに記載されている点検日から1年間(記載された日の1年後にあたる日の24時まで)です。
補償内容、支払い対象、条件、保険金請求方法など詳しくは自転車安全整備店(外部サイトへリンク)にお問い合わせください。
また、TSマークには以下の2種類あり、それぞれの補償内容は次のとおりです。
マークの種類 | 傷害補償 | 賠償責任補償(限度額) | 被害者見舞金 |
---|---|---|---|
第1種 青色TSマーク |
入院15日以上 一律 1万円 死亡・重度後遺障害(1~4級) 一律 30万円 |
死亡・重度後遺障害(1~7級) 1,000万円 |
なし |
第2種 赤色TSマーク |
入院15日以上 一律 10万円 死亡・重度後遺障害(1~4級) 一律 100万円 |
死亡・重度後遺障害(1~7級) 1億円 |
一律 10万円 |
下記のように、自転車の交通事故で被害者が死亡したり、深刻な障害を負ったりして、加害者に高額な損害賠償請求が発生した事例もあります。
加害者地震やその家族に大きな経済的負担がかかってしまうため、これらの事例も踏まえて、十分な補償ができる保険等に加入しておくことが必要です。
賠 償 額 | 事故の概要 |
9,521万円 | 小学生が夜間、自転車で走行中に歩行中の女性と正面衝突した。女性は重い傷害を負い、意識が戻らない状態となってしまった。 裁判では小学生の親に、この金額の損害賠償が命じられた。 (平成25年 神戸地方裁判所判決) |
9,266万円 | 高校生が昼間、車道を斜めに横断し、対向車線を自転車で直進してきた男性と衝突。 男性は重大な障害(言語機能の喪失等)が残った。 (平成20年 東京地方裁判所判決) |
6,779万円 | 男性が夕方、ペットボトルを片手に持って下り坂を走行し、横断歩道を横断中の女性と衝突。 女性は脳挫傷等で3日後に死亡した。 (平成15年 東京地方裁判所判決) |
平成30年12月27日(木曜日)に、自転車保険等を扱う企業・団体と「自転車保険等の加入及び自転車安全利用の促進等に関する協定」を締結しました!
協定締結企業・団体と、自転車保険等への加入促進や自転車の安全利用の啓発について、連携・協力しています。
※令和2年12月18日(金曜日)に、同協定を三井住友海上火災保険株式会社と締結しました!
※令和3年7月15日(木曜日)に、同協定を株式会社ジェイコム千葉 千葉セントラル局(J:COM)と締結しました!
※令和3年10月1日(金曜日)に、同協定を千葉みらい農業協同組合と締結しました!
(1)市民等・事業者が加入しやすい自転車保険等の提供
(2)市民等・事業者への自転車保険等の情報提供と相談窓口の確保
(3)条例の規定事項に関する周知・広報
(4)交通安全教育の実施
(5)前各号に掲げるもののほか、自転車の安全利用の促進や交通安全の推進にかかる各種取組み
各企業・団体とも、自転車保険等に関する相談窓口を設けていますので、補償内容や保険料など、お気軽にお問い合わせください。
万が一の事故に備え、自分に合った自転車保険等に加入し、安全な自転車ライフを送りましょう!
※商品や補償の内容などの詳細は、各社にお問合せください。千葉市ではお答えしておりません。
協定締結企業・団体名(五十音順) | 相談ダイヤル ※ご相談内容によっては、代理店・扱者または営業店等に、電話をお取次ぎさせていただく場合があります。 |
---|---|
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) |
あいおいニッセイ同和損保カスタマーセンター |
AIG損害保険株式会社(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) |
AIG損保カスタマーセンター |
au損害保険株式会社(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) |
お申込みはインターネット(PC・スマホ)から |
株式会社ジェイコム千葉 千葉セントラル局(J:COM)(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) | J:COMカスタマーセンター(総合受付) 0120-999-000 9時00分~18時00分 (年中無休) |
こくみん共済coop<全労済> (全国労働者共済生活協同組合連合会)(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) |
千葉推進本部 |
サイクル安心保険コールセンター |
|
千葉みらい農業協同組合(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) | 本店共済部 043-203-0160 8時45分~17時00分 (土日祝日、年末年始を除く) |
東京海上日動火災保険株式会社(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) |
カスタマーセンター |
三井住友海上火災保険株式会社(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く) |
三井住友海上 インターネットデスク |
令和3年3月11日~12日「自転車保険等加入義務化の啓発キャンペーン」を実施
令和元年9月22日「2019交通安全のつどい」への出展(オリジナル反射材作成、VR機器を使った自転車の危険を予知する走行の体験)
平成31年4月13日「よい子の交通安全教室」への出展(オリジナル反射材作成、自転車保険等アンケート)
平成31年1月15日「自転車保険等加入促進キャンペーン」を実施
このページの情報発信元
市民局市民自治推進部地域安全課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階
電話:043-245-5264
ファックス:043-245-5155
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