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更新日：2023年5月1日
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新型コロナウイルス感染症の5類移行等に伴う千葉市の対応
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけについて、オミクロン株が主流となってから、重症度が低くなっていることを踏まえて、5月8日から、2類相当から5類へと変更することが決定されました。
これまでの3年間、市民、企業、地域社会、医療関係者の皆様の日常は大きく制約を受けながらも、感染防止対策に協力をいただき、それぞれの活動や機能を継続していただいたことに厚く御礼を申し上げます。
5類移行後の感染対策は、行政が様々な要請や関与をしていく仕組みから、一般的な病気として他の感染症と同様に、市民の自主的な取り組みをベースとしたものへと転換することになります。高齢者や重症化リスクが高い方を感染から守る対応を継続しますが、類型変更により、感染拡大防止のための保健所による全数把握が終了し、季節性インフルエンザ等と同様な対応に移行するなど、対策が変更されます。
このため、千葉市対策本部会議にて5類移行後の市の対応を確認するとともに、本部長指示事項として各所管へ指示を行いました。
5類に移行しても新型コロナウイルス感染予防対策は引き続き必要です。今後も感染の拡大と縮小を繰り返すことが想定され、感染が再び拡大すれば医療機関の負荷が大きくなるほか、社会経済にも影響が生じます。市では感染拡大を防止するとともに、市民の皆さまが安心して医療を受けられる体制を確保するための取り組みを継続します。
具体的には、
・感染者や発熱者に対する相談窓口として新型コロナウイルス感染症相談センターを引き続き設置
・救急搬送を受け入れた医療機関に対する支援金の創設
・高齢者施設等で入所者に行うPCR検査費用の一部助成
・施設従事者向けの検査キットの配付
など、医療機関・高齢者施設への財政的支援を継続するとともに、感染防止対策や感染動向の周知・啓発、ワクチン接種の推進など必要な対策を継続します。
一方、5類移行に伴う主な変更点ですが、外来・入院の医療費に自己負担が発生するほか、自宅療養者への配食サービスや自己検査で陽性が判明した方の登録や濃厚接触者の特定等が終了します。また、陽性者に対しては、法律に基づく外出自粛要請はなくなる一方、発症後5日を経過し、かつ、症状軽快から24時間経過するまでの間は、外出を控えていただくことが推奨されることになります。
市の新型コロナウイルス感染症対策本部については、法律上の設置根拠がなくなることから、5月7日をもって廃止しますが、各所管において感染動向を注視し、必要な対策に努めるように指示をしました。今後、病原性が大きく異なる変異株が生じた場合は健康危機対策本部を速やかに設置し、情報共有や必要な対策の検討を行います。
本市の新型コロナウイルス新規感染者数は、3月中旬以降、下げ止まりとなり、日々の増減はあるものの、その後横ばい傾向が続いております。市民の皆さまにおかれましては、効果的な換気や「3つの密」（密閉、密集、密接）の回避、手洗い・手指消毒など、自主的な感染対策をお願いするほか、体調不良時や新型コロナウイルス感染症の検査陽性の方は会社や学校を休む、外出を控えるなど、周囲の方に感染を広げない行動をお願いいたします。
5類移行後も発熱等による高い救急需要が想定されますが、救急車の利用については、真に救急車を必要とする方を医療につなげることができるよう、市民の皆さまにおかれましては、適正な利用をお願いします。医療機関を受診するべきか、様子を見てよいか、もしくは救急車を呼んだほうが良いのか、迷った際には救急安心電話相談（＃7009）やこども急病電話相談（＃8000）がありますので、新型コロナウイルスに限らずご活用をお願いいたします。
〇新型コロナウイルス感染症5類移行後の対応について
https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seisaku/5ruiikou.html
〇5類移行等に伴う千葉市の対応について
https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seisaku/covid-19/documents/20230428_siryou.pdf
新型コロナウイルス感染症に関する情報（特設ページ）
https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/iryoeisei/seisaku/kansensyoujyouhou.html
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