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更新日:2023年8月30日

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千葉都市モノレールの将来を見据えた取組み

千葉都市モノレールにおける千葉市の将来を見据えた取組みを紹介します。

バリアフリー化に向けて

千葉市では、千葉都市モノレールが高齢者や障害者をはじめ、誰もが安心して利用できる公共交通機関となるよう、エレベータの整備を進めてきた結果、平成23年8月に小倉台駅のエレベータの供用開始をもって全ての駅への設置が完了しました。

既存施設の更新・改良

千葉都市モノレールは、昭和63年3月に2号線のスポーツセンター駅から千城台駅間の開業を皮切りに、平成11年3月の1号線の千葉駅から県庁前駅間までを順次開業してきました。開業からすでに30年を経過している区間もあり、各施設の老朽化が見受けられるようになってきています。
今後も千葉都市モノレールを安全で快適な交通機関として維持していくため、千葉都市モノレール株式会社と協力しながら、施設の更新・改良を計画的に行っていきます。

1.駅舎トイレリニューアル

駅ごとの利用状況や劣化状況等を踏まえ、トイレの様式化や多目的トイレ設置等のリニューアル工事を順次行っています。

令和2年度:みつわ台駅トイレ(リニューアル)や穴川、スポーツセンター駅トイレ(改修)

令和3年度:桜木駅トイレ(リニューアル)、市役所前駅トイレ(改修)

令和4年度:小倉台駅、千城台北駅(リニューアル)

2.駅舎内照明のLED化

駅舎内の案内看板や照明等について、低消費電力で長寿命なLED照明に更新しています。

令和2年度:穴川駅(ホーム階・コンコース階)

令和3年度:小倉台駅、みつわ台駅、千城台駅(ホーム階)

令和4年度:動物公園駅(ホーム階・コンコース階)、作草部駅、みつわ台駅、小倉台駅、千城台駅(コンコース階)

3.新型車両(アーバンフライヤー0形)の導入

アーバンフライヤー0形は、従来の車両構造をベースとしつつ、バリアフリー対策や省エネルギー性を向上させるなど、千葉都市モノレールの主力を担う車種として、これからの時代の要請にこたえる車両となっています。平成24年度より新型車両への更新を開始し、令和3年度末現在、車両全体の半数の8編成16車両を新型車両に更新しています。

千葉市橋梁長寿命化修繕計画(千葉都市モノレールインフラ設備編)の策定(土木保全課)

戦略的な維持管理を行い、予防保全的な維持管理を実施することで施設の長寿命化を図り、維持管理に係るコストの縮減と予算の平準化を行い、次世代に大きな負担をかけることなく、モノレールの安全性と信頼性を将来にわたり確保することを目的に、平成24年6月に『千葉市橋梁長寿命化修繕計画(千葉都市モノレールインフラ施設編)』を策定、令和2年3月に見直しを行い、維持管理に取り組んでおります。

詳細は土木保全課ホームページをご覧ください。

CO₂排出量削減に向けた取り組み

地球温暖化の原因となるCO₂の排出量を削減するため、「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(公共交通機関の低炭素化と利用促進に向けた設備整備事業)」を活用して以下の施設を整備しています。

1.対象事業と整備内容

  • 車両の省エネ化に資する設備導入促進事業:VVVF装置(主電動機(モータ)を自由に可変制御できる制御装置)
  • 回生電力の有効活用に資する設備導入促進事業:回生電力貯蔵装置(車両の回生ブレーキにより発電する電力を蓄えたり放出することができる大型蓄電装置)

2.千葉都市モノレールの取り組み

3.国庫補助事業

その他の取組み

千葉市では、駅周辺の既存店舗や公共施設を有効に活用しつつ、高齢者、幼児、障害のある方等交通機関と連携したコンパクトな市街地形成を進めるため、「千葉市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例(平成19年9月改正)」を制定しています。
この条例により、モノレール等沿線の一部の市街化調整区域内において開発行為が可能となりました。これにより、モノレール利用者の底上げに一定の効果があったものと考えています。

このページの情報発信元

都市局都市部交通政策課

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟4階

ファックス:043-245-5568

kotsu.URU@city.chiba.lg.jp

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