千葉市立加曽利貝塚博物館 > 調査研究 > 調査 > 令和6年度加曽利貝塚発掘調査日誌
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更新日:2024年11月30日
本日は、発掘調査現地説明会でした。
260名近い方の来場があり、無事終了することができました。
完全に撤収した現場の様子
なお、本日をもちまして令和6年度の発掘調査日誌は終了します。
12月は、撤収するための作業となりますので、フィールドトークもあわせて終了となります。
今年度の発掘調査に興味を持っていただいた皆様、現地に足を運んでいただいた皆様、このページを愛読していただいた皆様、ありがとうございました。
次年度は、いかなる成果を得ることができるか楽しみです。
これにて今年度の一件落着と相成ります。
月末の現地説明会に向けての準備を進めていますので、来週は日誌の更新をお休みさせていただきます。
調査員、作業員一同、鋭意準備を進めておりますので、現説当日をぜひご期待ください。
11月16日と19日は、特筆することがなかったので更新しませんでした。
なお、本日は雨天により作業ができませんので、整理作業を行っています。
あわせて、フィールドトークも中止となりますので予めご了承ください。
調査区東側で出土している貝層のサンプル採取を行いました。
ところどころで出土しているため、場所を記録しながら丁寧に作業しています。
形を保っている貝もありますが、破砕した貝が多く占めていることが確認できました。
昭和37年度に調査が行われたトレンチの清掃を行いました。
トレンチ内の遺構の状況や土の層を確認するために行っています。
ここでも、土器が確認できるため、記録に残し取り上げる予定です。
どんな土器なのか全貌が楽しみです。
調査区東側の遺構検出状況を撮影するための清掃を中心に行いました。
遺物が残っている部分は残しながら、細かいところまで清掃をしています。
調査区東側のみにはなりますが、綺麗な状態で見学ができる機会になりますので、ぜひお越しください。
本日は、整理作業のため現場は休止になります。
あわせて、フィールドトークも中止となりますので予めご了承ください。
今朝は、この秋最も冷え込みましたが、日中の日の陽ざしは、暖かみを感じます。
近隣の小学校が全校遠足で来園していたので、児童の嬌声が各所で響く日でもありました。
作業は粛々と前日の作業が続きました。
※現時点で作業風景などの画像が用意できていないので、後日あらためて掲示できたらと思います。
貝層分布範囲に設置したサブトレの掘削を継続して行っています。
サブトレ内で、獣骨と思われる骨が出土しました。
今後も、どのような骨や土器片が出土するのか楽しみです。
調査区東側に設置している北壁サブトレと南北サブトレの掘削を継続しています。
南北サブトレでは、後期の土器片がまとまって出土しました。
写真では、内側だけが確認できるので外側の文様がどうなっているか楽しみです。
今週最初の調査が始まりました。
調査区東側に設置しているサブトレの掘削を継続して行っています。
調査区西側との土の堆積状況を確認するためにサブトレを設置し調査を進めています。
昨日から進めている清掃が無事に終わり、調査区全体の写真撮影をすることができました。
全体の撮影をするために高さのある棒にカメラをつけて、リモートで撮影を行っています。
明日の調査とフィールドトークは、雨天のため中止になります。
ご了承ください。
明日の全景写真のための清掃を行いました(写真)。
作業員の皆さんが一列になり、丁寧に清掃を行っています。
調査区全体の清掃をしているため綺麗な状態で見学ができる機会になりますので、ぜひお越しください。
昨日からの雨の影響により、養生をしたシートに雨水がたまってしまっていたため、水を抜く作業から始まりました。
溜まった水はポンプの力をかりて抜いています。
午後からはお天気が安定し、調査区東側に設定した南北方向のサブトレ掘削を行いました。
ここでも、土器片が多く出土しています。
午前中はギリギリ雨に降られず調査を行うことができました。
調査区東側にサブトレを設定し、掘削を行いました。
ですが、午後からは雨に降られてしまったため、土器の洗いを行いました。
洗いあがった土器を見ると、いつの時期なのかがより分かりやすくなります。
調査区西側に設置しているサブトレンチの写真撮影のために清掃を中心に行いました。
午前中は影が強く、良い写真が撮影できるか心配でしたが、午後からは、写真日和のお天気になってくれました。
今後は、サブトレンチの掘削を継続し、遺構の確認を行う予定です。
昨日の雨とは打って変わり汗ばむ陽気の中、今週最後の調査を実施しました。
調査区東側の掘削を継続して行っています(写真)。
堀之内式の土器片が多く出土しています。
また、調査区西側に設置したサブトレンチでは、縄文後期から中期の遺構確認のために,
掘削を継続して行っています。
本日は調査途中で雨に降られてしまったため土器の水洗を中心に行いました。
作業員の皆さんで、昨日、調査区東側で取り上げた、遺物の水洗を行いました。
どの時代の土器片が出土しているのかを把握するために丁寧に水洗しています。
明日からは、本日出来なかった分まで、さらに掘削を進めていきます。
昨日、撮影を行った調査区東側で出土している、遺物の取り上げを行いました。
多くの土器片が出土しているため1日かけての作業になりました。
明日からは、さらに調査区東側の掘削を進めていきます。
昨日より、雲が多い撮影日和の日でした。
先週から清掃を進めていた、調査区東側で検出した、遺物集中地点の、写真撮影を行いました。
土器片が多く出土していることがわかります。
遺物の分布が局所的なため住居跡の可能性も視野に入れて調査をしていきます。
今週の調査最終日である今日も調査を進めています。
調査区東側の掘削を行っていたところ、「石棒」の一部と思われる破片が出土しました。(写真1)
また、多くの土器片も出土しています。(写真2)
来週以降、清掃と写真撮影を行いさらに、掘削を進めていきます。
お天気にも恵まれる予報ですので、ぜひお越しください。
太陽もでて過ごしやすい気温の中、調査区東側の掘削を継続して行いました。
掘り進めるごとに、沢山の土器片が出土し、見ごたえのあるものになっています。
また、学生主体で、調査区東側の貝層分布範囲で出土している土器の取り上げも行いました。
遺物をスムーズに取り上げるために悪戦苦闘しましたが、無事に取り上げることができました。
写真は、調査区東側で出土している土器片の写真です。
先週までの過ごしやすい気温とは打って変わり寒いくらいの気温になりました。
調査区東側の掘削を継続しています。
先週の日誌でも触れましたが、写真撮影も無事に終わりさらに掘削を行っています。
また、昨年度掘削した調査区西側の遺構を調査していくために、改めて清掃を行いました。
作業員の皆さんが、横一列になり丁寧に清掃を行っています。
写真は、調査区西側を清掃している写真です。
本日は雨天につき発掘調査・フィールド・トークは休止となります。
ご注意ください。
明日9日(水曜日)も雨天予報のため、発掘調査・フィールド・トークは休止となります。
あらかじめご了承ください。
本日は、写真を撮るための清掃を中心に実施しました。
土器片の出土状況を正確に記録するために大切な作業です。
足跡一つ残さず清掃します。
また、新しい学生も参加してくれさらに貝層分布範囲の掘削を広げて行いました。
貝層分布範囲の全貌が次第に明らかになってきていますのでぜひお越しください。
写真は、土器片の写真を撮影した後に枯れ葉などが調査区に入らないために養生をしている様子です。
明日(10月5日)の調査は雨のため中止になります。予めご了承ください。
本日は、昨日の天気とはうって変わり曇りの多い肌寒い天気でしたがそんな天気にも負けず調査を実施しました。
昨日に引き続き調査区東側の掘削を継続中です。
土器片が多く出土した場所の写真を撮るために清掃を行っています。
良い写真を撮るためには欠かせない作業です。
また、本日は学生が多く参加してくれたため貝層分布範囲の掘削を昨日より広げて行いました。
写真は調査区東側貝層分布範囲の調査の様子です。
調査区東側の掘削を継続しています。土器片が所々に出土しているため少しずつ掘り下げています。
目標は、昨年度掘削した位置まで掘り下げて、遺構を確認することです。
また、調査区東側に広がる貝層分布範囲の掘削にも着手しました。
どんな種類の貝をみることができるのか楽しみです。
土器片や貝といった様々な遺物が出土しているため見どころが満載ですので、ぜひお越しください。
調査実施日の14時からは調査員によるフィールドトークも実施します。
写真は調査区東側掘削の様子です。
掘削を開始したばかりですが、続々と土器片が出土し始めました。先が楽しみです。
本日は、調査区東側の旧調査地点と貝殻散布範囲を記録するための写真撮影(3D画像作成)とこれに先行する清掃作業を重点的に行いました。途中で小雨が降ってきましたが、なんとか予定をクリア。
撮影した写真をもとに作成した3D画像(暫定)がこちらです。
来週以降は、学生主体で貝層部分(写真左下部分)の調査にも着手します。
※9月27日(金曜日)および翌28日(土曜日)は雨天予報等の事情により調査及びフィールドトークを休止します。恐れ入りますが予めご了承ください。
旧調査地点の清掃・掘削を開始しました。
写真は、昭和37年の第1次調査第2地点の本日の様子です。昨年の調査終了から約9か月。
大きな崩落などはありませんでしたが、モグラ穴やコオロギの巣穴などがところどころに(汗)
まずは崩れた土砂や積もった落ち葉などを取り除くところから始まりました。
来週から気温も少し落ち着くようですね。暑さも和らぎ、調査もいよいよ本格的に行っていきますので、どうぞご期待ください。
作業員・学生の皆さん、今週もお疲れ様でした。来週も張り切っていきましょう。
本日は猛暑のため作業員の皆さんはお休み。職員と学生調査員(大学生)のみで基準杭の設定・誤差確認を行いました。
基準杭は、出土した土器などの位置(座標)を記録するための基準となる大切なものです。
普段は赤い三角コーンで保護していますが、どうか踏んだり蹴ったりしないよう、ご協力をお願いします。
今日の写真は、西日さすなかでの草刈りの様子。測量の邪魔になる雑草の草刈りも併せて行いました。暑いなか、お疲れ様でした。
昨日の夕立で、調査区内もほどよい湿り気を取り戻しました。そろそろ掘削の頃合いです。
まずは、掘削前の測量とグリッド設定を。これらの作業は、調査に参加している大学生主体で動いてもらいました。暑いなか、お疲れ様でした。
今週も暑い日が続いていますね。
熱中症対策をして、こまめに休憩を挟みながら作業を進めています。
さて、作業の進捗について。昨日・今日で、昨年の調査終了時に埋め戻した土や土のうを掘り返し、養生の撤去を完了しました。写真は、西側から撮影した調査区の全景です。
明日以降、調査区内の清掃、掘削に取り掛かります。張り切っていきましょう。
9月も半ばというのにまだまだ暑い日が続きますね。本日も猛暑。
発掘調査作業員の皆様には、猛暑のなか、本当に頑張っていただいています。
毎日お疲れ様です。週末はゆっくり休んでください。
さて、今日の午後2時からのフィールド・トークには2名の方にお越しいただきました。
今年度、最初のお客様です。お越しいただきありがとうございます!
環境整備も道半ばという悪条件のなかでの解説となり、大変申し訳ございませんでした。
お客様からいただいた「暑いなか大変ですね。頑張ってください!」のお心遣いがとても身に沁みました。
こちらこそ、暑いなか、お越しいただき本当にありがとうございました。
今後の調査の進捗にご期待いただき、ぜひまたお越しください。
※明日9月14日(土曜日)の調査は、連日の猛暑のため休止します。大変申し訳ございませんが、フィールド・トークも合わせて休止させていただきます。
環境整備も終盤を迎え、今日から養生シートの一部を剥がし始めました。
まずは、昨年度の調査終了時の状態にまで原状回復することを目指します。
明日・明後日は猛暑のようですね。
スタッフの体調に留意しながら安全に作業を進めたいと思います。
場合によっては、調査を休止することもありますので、その場合は日誌でお知らせします。
今週は環境整備がメインです。
テントの設営、ヤードの設定、機材庫の整理、道具の整備、草刈り、落ち葉拾い・・・等々。
明日も引き続き、環境整備を進めます。
地味ですが、調査を安全かつ円滑に進めるために必要な作業です。
調査区のシートをめくるのは今週後半以降になります。
今しばらくお待ちください。
今年も加曽利貝塚の発掘調査が始まります!
本日、スタッフ・機材ともに満を持して、北貝塚への現地入りを果たしました。
早速、掘削にかかりたいところですが、今週は調査のための環境整備がメインになります。
14時からのフィールドトークは実施しますので、参加をご希望の方は現地までお越しください。
今年もよろしくお願いします。
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