ちば市政だより　2022年6月号 1面

開花70周年　オオガハス

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市長メッセージ（第12号）　神谷　俊一

市の花「オオガハス」の季節を迎えます。大賀博士のもとで市立第七中学校（現花園中）の生徒が発掘したハスの実が発芽し、大輪の花を咲かせてから今年は70周年にあたります。大賀ハスまつりを6月18日から26日に開催するほか、夜の千葉公園を光と音楽で彩るYohaS2022も6月9日から11日の18時から21時に開催され、また、開花70周年を記念したフォーラムを6月25日に開催します【8面】。これまでオオガハスは、地域の方々に守られながら、国内外約200カ所で栽培され、平和と友好の使者の役割も果たしてきました。混沌とする国際情勢の中で迎える70周年の今年、平和を願う人々の心の中に、優美で気品のあるオオガハスが花開くことを願ってやみません。

6月から出水期となり、今一度風水害等への備えの確認をお願いしたいと思います【12・13面】。千葉市では令和元年房総半島台風での建物被害を踏まえて、強風による住宅屋根の被害を防止するため、全国の政令指定都市で初、そして県内の自治体でも初めてとなる「屋根耐風診断・耐風改修費補助事業」を新規に開始します【5月号5面】。昨今、台風などの自然災害は激甚化する傾向があり、いったん屋根が被害を受けると改修に時間と費用を要します。既存住宅の瓦屋根の耐風診断と耐風改修に要する経費の一部を助成しますので、対象となる住宅、特に、築年数の経過した住宅にお住まいの方は是非ご検討いただくなど、市民の皆様には安全安心に向けた早めの対策を進めていただき、災害に強いまちづくりをともに実現してまいりましょう。