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更新日:2021年11月9日

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公開市民講座「武家社会確立期の権力と権威-千葉氏をはじめとした東国武士の動向から読み解く-」【千葉市】

 本講座では、鎌倉時代初期の武家社会が確立する過程で、千葉氏をはじめとした東国武士が、幕府内の「権力」闘争や京都の朝廷という「権威」とどのように向かいあい、受け入れ、武士の世を創っていったかを2つの講演から読み解きます。

 今年度(令和2年度)は、会場での講演会ではなく、インターネット上に講演録を掲載する「誌上講演」形式で実施します。講演録は本ページ下にPDFファイルとして掲載してありますので、どなたでもご覧いただけます。

 

講座概要

内容

講演1
山本 みなみ氏(鎌倉歴史文化交流館 学芸員)
「和田合戦と千葉一族」

 鎌倉時代後期に傑出した歴史認識を有した日蓮によれば、鎌倉時代に北条氏が台頭する重要なステップとして、承久3年(1221年)の承久の乱とともに建暦3年(1213年)の和田合戦を重視しています。講演では、和田合戦前後の政情を明らかにするとともに、合戦における千葉一族の活躍とその背景を考えます。

講演2
小出 麻友美 氏(千葉県立中央博物館 研究員)
「東国武士と京都の文化 -官職・武芸・和歌-」

 関東を含む東国は、決して独立国家のような姿だったわけではなく、多様な価値観を巧みに取り込み生き残っていったことがすでに多くの研究で明らかになっています。講演では、千葉氏をはじめとした東国武士が、公家政権を擁する京都の文化を受容し活用していったのかを「官職」「武芸」「和歌」などの視点から考えます。

講演録の公開

 講演録「武家社会確立期の権力と権威 -千葉氏をはじめとした東国武士の動向から読み解く-」(PDF:2,785KB)(別ウインドウで開く)

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