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更新日:2023年8月25日
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Hib(ヒブ)予防接種とは、インフルエンザ菌b型の略称であるHib(ヒブ)から感染を防ぐワクチンです。
予防接種は生後2か月から接種ができます。生後2~6か月で開始した場合、27~56日の間隔で3回接種し、3回目から7か月~13か月後に1回の追加接種をして合計4回接種となります。生後7か月~1歳未満で開始した場合は、初回2回(27~56日の間隔)接種後、7か月~13か月後に追加接種1回をして合計3回接種となります。1歳以上5歳未満までは通常1回接種となります。
ヒブ(Hib)はインフルエンザ菌b型の略称ですが、冬場に流行するインフルエンザとは異なるものであり、細菌による飛沫感染で、肺炎や喉頭蓋炎、敗血症、細菌性髄膜炎などを起こすことがあります。
中でも、脳や脊髄を包んでいる髄膜という膜に感染することによって起こるヒブ髄膜炎は、乳幼児が感染すると治療を受けても約5%が死亡し、約25%が発育障害(知能障害)や聴力障害、てんかんなどの後遺症が残る恐ろしい病気です。
最近はヒブ(Hib)の耐性菌が増えているため、ワクチン接種による予防が効果的です。
体内に免疫ができると、細菌性髄膜炎の原因の約60%と言われるヒブ髄膜炎を始め、ヒブ(Hib)が原因の肺炎や喉頭蓋炎、敗血症などを防ぐことができます。
また、ヒブ(Hib)は5歳未満の乳幼児がかかりやすく、重症化もしやすいため、早めの接種が効果的です。
ヒブ(Hib)ワクチンの副反応として、以下の表のような症状が現れることがあります。
なお、これらの症状は、接種後数日の間に多く見られますが、通常数日程度で治ります。
副反応の頻度 | 症状 |
---|---|
5%以上 | 注射部分の赤み・腫れ・しこり・痛み、胃腸症状(食欲不振、下痢、嘔吐など)、不機嫌、不眠 |
0.1~5%未満 | じんましん、発疹、軽い意識混濁、神経過敏、異常号泣、口唇変色、咳、鼻炎、鼻出血、発熱、血色不良、結膜炎、皮膚が膨らむ |
頻度不明 | 注射部分のピリピリ感・ムズムズ感・炎症、かゆみ、顔面・のど・下半身のむくみ |
ヒブ(Hib)ワクチンの重い副反応として、まれにアナフィラキシー様症状(じんましん、呼吸困難、顔面・のど・血管のむくみなど)が現れることがあります。
生後2か月~5歳未満の方。ただし、接種開始月齢によって接種回数、接種間隔が異なります。
無料。
※予診票がお手元にない場合は市内協力医療機関においてあるものをお使いください。また、保健所感染症対策課、各区保健福祉センター健康課にもおいてありますし、下のリンクからダウンロードしてお使いいただくこともできます。
※予防接種は保護者の同伴が必要となります。保護者以外の方が連れていく場合は委任状(PDF:105KB)が必要となります。
※予診票の郵送を希望される方はこちらをご覧ください。
予防接種の実施においては、体調の良い日に行うことが原則です。お子様の健康状態が良好でない場合には、かかりつけ医等に相談の上、接種するか否かを決めてください。
また、以下の場合には予防接種を受けることができません。
千葉市が指定する接種協力医療機関で受けることができます。
協力医療機関は「定期予防接種のご案内」の「実施方法」の中に一覧表へのリンクがあります。
※事前に医療機関への電話による予約が必要です。
定期の予防接種によって引き起こされた重篤な副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
健康被害の程度等に応じて、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料の区分があり、法律で定められた金額が支給されます。死亡一時金、葬祭料以外については、治療が終了する又は障害が治癒する期間まで支給されます。
ただし、その健康被害が予防接種によって引き起こされたものか、別の要因(予防接種をする前あるいは後に紛れ込んだ感染症あるいは別の原因等)によるものなのかの因果関係を、予防接種・感染症医療・法律等、各分野の専門家からなる国の審査会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合に補償を受けることができます。
このページの情報発信元
保健福祉局医療衛生部保健所感染症対策課
千葉市中央区問屋町1-35 千葉ポートサイドタワー11階
電話:043-238-9941
ファックス:043-238-9932
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