更新日:2025年6月17日

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DT(2種混合)予防接種のご案内

ジフテリアと破傷風の混合ワクチン(DTワクチン)により、ジフテリアや破傷風のような重篤な疾患の予防ができます。

11歳になったら、5種混合の2期として接種します。

 病気の説明

ジフテリア(Diphtheria)

ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。
潜伏期間は主に1日~10日です。

症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などですが、扁桃に偽膜とよばれる膜ができて、窒息死することもあります。
発病2~3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こす場合があります。

破傷風(Tetanus)

土の中にいる破傷風菌が傷口から体内へ入ることによって感染します。
潜伏期間は通常3日~21日です。

菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、筋肉のけいれんを起こします。
最初は口が開かなくなるなどの症状が気付かれ、やがて全身のけいれんを起こすようになり、治療が遅れると死に至ることもあります。

患者の半数は本人や周りの人では気が付かない程度の軽い刺し傷が原因です。
土中に菌がいますので、感染する機会は常にあります。

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 定期予防接種として受けられる期間と接種回数

定期予防接種を受けられる方

次のどちらにも該当する方

  • 接種日時点で、千葉市に住民登録のある方
  • 11歳以上13歳未満の方

定期予防接種として受けられる期間と接種回数

11歳以上13歳未満の間に1回

※11歳のお誕生日の前日から13歳のお誕生日の前日まで接種できます。なお、月末生まれで、同じ日がない時は、月末の日を未満・以上の日と考えます。
例:12月31日生まれの生後2か月以上→2月28日から

標準的な接種時期

11歳~12歳

 

  • 接種年齢(11歳の誕生日)を迎える頃に、個別に予防接種番号などが印字されたDT(2種混合)用の予診票を送付します
  • 送付した予診票を紛失した方や、11歳を過ぎてから市内に転入された方は、市内協力医療機関、各区保健福祉センター健康課、医療政策課に置いてある予診票または、ダウンロードして印刷した予診票をお使いください。
    その場合、予防接種番号が不明な場合は、予診票の予防接種番号の記載欄は空欄で結構です。

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 定期予防接種の受け方や注意点など

詳しくは「子どもの定期予防接種のご案内(別ウインドウで開く)」をご確認ください。

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 副反応

主な副反応は、接種部位の発赤、腫れ、しこりなどの局所反応です。
また、発熱がみられることもあります。

重い副反応として、まれですが、ショック、アナフィラキシー様症状、血小板減少性紫斑病、脳症、けいれんの報告があります。

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このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部医療政策課予防接種事業

千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟8階

ファックス:043-245-5554

seisaku.HWM@city.chiba.lg.jp

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