更新日:2025年12月4日

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子どもの定期予防接種の種類と接種時期のご案内

接種間隔や定期予防接種として接種できる期間を間違えると、任意接種扱い(自費)になるだけでなく、十分な効果が得られなくなる可能性があります。
しっかりと確認して、かかりつけの先生に相談しながら接種のスケジュールを立てましょう。

接種時期について、市から個別のお知らせは届きません。
接種可能年齢になったらすぐに予防接種が始められるよう、計画を立てましょう。
また、接種間隔に注意して受けましょう。

定期予防接種の受け方などは「子どもの定期予防接種のご案内(別ウインドウで開く)」をご確認ください。

 定期予防接種スケジュール

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 予防接種の種類と接種時期

用語の説明

  • 生後〇か月未満:生後〇か月の前日まで
  • 生後〇か月以上:生後〇か月の前日から
  • 〇歳未満:〇歳のお誕生日の前日まで
  • 〇歳以上:〇歳のお誕生日の前日から

 ※月末生まれで、同じ日がない時は、月末の日を未満・以上の日と考えます。
 例:12月31日生まれの生後2か月以上→2月28日から

  • 接種間隔は、接種の当日は日数に含めず、翌日から数えます。
    例:6日あける→接種日の1週間後の同じ曜日以降、27日あける→4週間後の同じ曜日以降に接種できます。

ワクチン種別ごと

ロタウイルスワクチン

ワクチンには1価生ワクチン(ロタリックス)と5価生ワクチン(ロタテック)があり、どちらも効果は同等で、2回目以降も1回目と同じワクチンを接種します

  ロタリックス(1価) ロタテック(5価)
ワクチンの種類 経口生ワクチン
定期予防接種として接種できる期間 生後6週0日後から24週0日後まで 生後6週0日後から32週0日後まで
標準的な接種期間 1回目は生後2か月~15週未満 1回目は生後2か月~15週未満
接種回数 2回 3回
接種間隔 27日以上あける 1回目と2回目、2回目と3回目をそれぞれ27日以上あける

※1回目を生後15週以降に接種することは、安全性の観点から推奨されていません。

小児用肺炎球菌ワクチン

  初回 追加
ワクチンの種類 不活化ワクチン
定期予防接種として接種できる期間 生後2か月以上60か月(5歳)未満
標準的な接種期間 生後2か月~7か月未満 生後1か月~1歳3か月未満
接種回数 3回※ 1回
接種間隔 27日以上あける 1期初回終了後60日以上あけて、かつ、1歳以上

※1回目を接種した月齢により、合計の接種回数が異なります。

B型肝炎

  初回 追加
ワクチンの種類 不活化ワクチン
定期予防接種として接種できる期間 生後~1歳未満
標準的な接種期間 生後2か月~9か月未満
接種回数 2回 1回
接種間隔 1回目と2回目は27日以上あける 1回目から139日以上あける

DPT-IPV-Hib(ジフテリア百日せき破傷風不活化ポリオヒブ):5種混合

2024年(令和6年)4月1日より定期接種化しました。ただし、4種混合+ヒブワクチンで接種を開始した場合は、原則として、同一種類のワクチンで接種を完了してください。

  1期初回 1期追加
ワクチンの種類 不活化ワクチン
定期予防接種として接種できる期間 生後2か月以上90か月(7歳6か月)未満
標準的な接種期間 生後2か月~7か月未満 1期終了後
6か月~1年6か月後
接種回数 3回 1回
接種間隔 20日から56日あける 1期初回終了後6か月以上あける
 4種混合+ヒブワクチンで接種を開始した場合について
  • DPT-IPV(ジフテリア百日せき破傷風不活化ポリオ):4種混合
      1期初回 1期追加
    ワクチンの種類 不活化ワクチン
    定期予防接種として接種できる期間 生後2か月以上90か月(7歳6か月)未満
    標準的な接種期間 生後2か月~1歳未満 1期終了後
    1年~1年6か月後
    接種回数 3回 1回
    接種間隔 20日から56日あける 1期初回終了後6か月以上あける
    備考 4種混合ワクチンの生産終了に伴う対応について
  • 乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(Hib:ヒブ)
      初回 追加
    ワクチンの種類 不活化ワクチン
    定期予防接種として接種できる期間 生後2か月以上60か月(5歳)未満
    標準的な接種期間 生後2か月~7か月未満 初回終了後
    7~13か月後
    接種回数 3回※ 1回
    接種間隔 27日以上(医師が認めた場合は20日以上) 初回終了後7か月以上

    ※1回目を接種した月齢により、合計の接種回数が異なります。

DT(ジフテリア破傷風):2種混合

5種混合もしくは4種混合の2期として接種します。

  2期
ワクチンの種類 不活化ワクチン
定期予防接種として接種できる期間 11歳以上13歳未満
標準的な接種期間 11歳~12歳未満
接種回数 1回

BCGワクチン

ワクチンの種類 注射生ワクチン
定期予防接種として接種できる期間 生後~1歳未満
標準的な接種期間 生後5~8か月
(4か月児健診時に集団接種)
接種回数 1回

麻しん風しん混合(MR)ワクチン

  1期 2期
ワクチンの種類 注射生ワクチン
定期予防接種として接種できる期間 1歳以上2歳未満 小学校入学前年度の1年間かつ5歳以上7歳未満
接種回数 1回 1回
備考 麻しん・風しんワクチン(MRワクチン)品薄に伴う経過措置

水痘ワクチン

ワクチンの種類 注射生ワクチン
定期予防接種として接種できる期間 1歳以上~3歳未満
標準的な接種期間 1回目は生後1歳~1歳3か月未満
接種回数 2回
接種間隔 1回目から2回目は3か月以上(標準的には6か月~12か月)あける

日本脳炎ワクチン

  1期初回 1期追加 2期
ワクチンの種類 不活化ワクチン
定期予防接種として接種できる期間 生後6か月以上生後90か月(7歳6か月)未満 9歳以上13歳未満
標準的な接種期間 3歳~4歳未満 4歳~5歳未満 9歳~10歳未満
接種回数 2回 1回 1回
接種間隔 1回目から2回目は6日以上あけて、標準的には28日までに接種 1期初回終了後6か月(標準的には1年)あける
備考 積極的勧奨の差し控えなどの事情により接種機会を逃した方(特例対象者)への接種

HPVワクチン

対象は女子のみで、サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)、シルガード9(9価)の3種類のワクチンがあり、原則として同一種類のワクチンで接種を完了する必要があります。

  シルガード9(9価・初回15歳未満

ガーダシル(4価)
シルガード9(9価・初回15歳以上

サーバリックス(2価)
ワクチンの種類 不活化ワクチン
定期予防接種として接種できる期間

12歳になる年度の初日~16歳になる日の年度の末日にある女子
(小学校6年生から高校1年生に相当)

標準的な接種期間

13歳になる年度にある女子
(中学校1年生に相当)

接種回数 2回 3回
接種間隔 6か月あける 1回目と2回目は2か月あけて、3回目は1回目から6か月あける 1回目と2回目は1か月あけて、3回目は1回目から6か月あける
備考 積極的勧奨の差し控えなどの事情により接種機会を逃した方(キャッチアップ対象者)への接種

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 ワクチンの種類と特徴:生ワクチンと不活化ワクチン

予防接種のワクチンには、生ワクチン不活化ワクチンの2種類があります。

生ワクチン

生ワクチンは生きた細菌やウイルスの毒性(病原性)を弱めてつくったものです。
接種後から体内で毒性を弱めた細菌やウイルスの増殖がはじまることから、それぞれのワクチンの性質に応じて、発熱や発疹の軽い症状が出ることがあります。
十分な抵抗力(免疫)ができるまでに、約1か月が必要です。

不活化ワクチン

不活化ワクチンは細菌やウイルスを殺し、抵抗力(免疫)をつくるのに必要な成分を使って毒性(病原性)をなくして作ったものです。
この場合、体内で細菌やウイルスは増殖しないため、数回接種することによって免疫(抵抗力)ができます。
しかし、しばらくすると少しずつ免疫が減ってしまうので長く免疫を保つためには一定の間隔で追加接種が必要です。

不活化ワクチンを皮下接種した後は、接種部位の発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)などの局所反応が起こることがあります。

小児用肺炎球菌B型肝炎DPT-IPV-Hib(ジフテリア百日せき破傷風不活化ポリオヒブ):5種混合日本脳炎DT(ジフテリア破傷風):2種混合HPV(ヒトパピローマウイルス感染症)、インフルエンザ、新型コロナワクチン(※)

(※)新型コロナワクチンは、令和6年4月1日(月曜日)から上記のとおりの取り扱いとなります。

 異なるワクチンを接種する際の接種間隔

ここがポイント!

  • 接種間隔は、接種の当日は日数に含めず、翌日から数えます。
    例:27日あける→4週間後の同じ曜日以降に接種できます。
  • 注射生ワクチンを接種した後は、次の注射生ワクチンを接種するまでに27日(4週間)以上あける必要があります
  • 経口生ワクチン、不活化ワクチンを接種する場合に日数制限はありません。
  • 小児用肺炎球菌ロタウイルスなど、同一ワクチンを複数回接種する場合の接種間隔は、ワクチンごとに定められた間隔によります。

接種間隔

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このページの情報発信元

保健福祉局医療衛生部医療政策課予防接種事業

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ファックス:043-245-5554

seisaku.HWM@city.chiba.lg.jp

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