更新日:2020年3月8日
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過去の活動日誌
大坂屋さんのご協力のもと、当地の名産『やき蛤体験』を行いました。蛤を串に刺し、あぶり、秘伝のたれをつけてしあげる昔ながらの方法でやき蛤をつくった後は、出来立てほやほやをいただきました。
続いて、当地の鎮守である登渡神社を尋ね、埋め立て以前の海の様子に思いをはせました。
モノレール天台駅をスタート、清朝のラストエンペラー愛新覚羅溥儀の弟溥傑が通った「陸軍歩兵学校跡(作草部公園)」や、「軍馬記念碑」などモノレール周辺の軍関係施設跡を見学しました。続いて稲毛海岸に場所を移し、「浅間神社」、「海気館跡」、「神谷伝兵衛稲毛別荘(千葉市民ギャラリー・いなげ)」、「溥傑・嵯峨浩新婚の家(千葉市ゆかりの家・いなげ)」、「民間航空発祥之地記念碑(稲岸公園)」、「旧千葉市役所庁舎(千葉トヨペット本社屋)」など、当地に残る様々な史跡を講師の説明のもとで巡りました。
コースを作成する中で講師も初めて知った「富士信仰・出羽三山信仰の碑と塚」や、JR稲毛駅前の隠れスポット「明治天皇御野立所跡」など、職員も含めて参加者全員が、稲毛地区に残る歴史の息吹を感じる絶好の機会になったのではないかと思います。
郷土博物館周辺の史跡や寺院、歴史的建造物など巡る歴史散歩。講師の先生の詳しい説明を聞きながら約3kmを歩きました。
少し寒かったですが、風もなく、絶好の散歩日和で、多くの方にご参加いただきました。
12月8日、千葉市生涯学習センターの「まなびフェスタ2019」に当館も『かざぐるまを作ろう!』で参加しました。
よく回ると好評のかざぐるま。好みの柄の折り紙を選び、自分だけのかざぐるまを作るのですが、参加された方は思ったよりも簡単に、短時間で作れることに驚いた様子でした。
12月5日、本年度2回目の歴史講座を開催いたしました。
陶片収集家のデイヴィッド・M・ギルフォイル氏をお招きし「波打ち際の宝石たちー上総興津浜で20年にわたる陶片の収集ー」というテーマで講座を行いました。
ギルフォイル氏は興津海岸(勝浦市)で20年以上かけて陶磁器を蒐集し、その数は2万点あまりにも及びます。
また、陶片の種類も縄文土器、中世陶磁器、近世陶磁器と多岐にわたります。
1kmほどの長さの興津海岸になぜこれほどの陶片が集中して流れ着くのか、陶片たちはどこから来たのか、謎に迫る2時間となりました。
千葉経済大学地域経済博物館ではギルフォイル氏のコレクションから精選した200点の陶片を紹介する展示を行っています。
(千葉経済大学地域経済博物館HP)博物館特別展示「波打ち際の宝石たち」が始まりました!!(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
11月27日、本年度の歴史講座の初回を千葉経済大学大講義室にて開催いたしました。
本年度は1月15日から開催される特別展「海と千葉ー海とともに歩んだ歴史ー」とからめて「海と千葉について」というテーマで構成しています。
初回は中世東国の交通についてお詳しい盛本昌広先生をお招きし「中世の東京湾交通についてー運行ルートと人や物の動きー」というテーマで開催いたしました。
当日は冷たい雨でしたが、盛本先生の熱いご講演に多くの方が耳を傾けていました。
ご参加いただき、ありがとうございます。
11月9日、亥鼻公園内で騎馬武者体験を開催しました。
朝からすばらしい秋晴れの中、騎馬武者姿の参加者が亥鼻公園内を堂々と闊歩しました。
当日受付の「歴史衣装で乗馬体験」も多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
今回からコースの距離が長くなりました。今後とも参加者の皆様にご満足いただける体験となるよう、工夫していまいります。
中央区ふるさとまつり・きぼーる会場で甲冑試着体験とパネル展「写真でふりかえる平成の千葉市」展を行いました。
終日よいお天気に恵まれ、多くの方が武将気分を体験していかれました。
9月28日と10月19日に、千葉市生涯学習センターのホールを会場として、千葉市史研究講座「千葉市域や近隣地域の歴史を学ぶ」を開催しました。
原始古代から現代までの千葉市や近隣の歴史について、歴史資料に基づき、最新の研究成果を踏まえながらの公演が行われ。多くの参加者の方々が熱心に耳を傾けていました。
「縄文土器の製作技法を探る」
戸村正己(千葉市埋蔵文化財調査センター土器製作技術研究)
「第一次公の大合戦とその影響」
柴裕之(東洋大学非常勤講師、千葉県文書館嘱託)
「政権交代と下総ー1868年の地域ー」
宮間純一(中央大学文学部准教授)
「京葉工業地帯の造成とノリ養殖のゆくえ」
森脇孝広(千葉市史編集委員)
10月6日に開催された『第4回 酒々井・千葉氏まつり』に「かそりーぬ」とともに
参加しました。
約500年前に千葉氏の居城「本佐倉城」に城下町が誕生したのを祝って始まり、
明治時代まで続いた伝説のお祭りが百余年の時を経て2016年に復活したお祭りです。
ご当地キャラも集合し、PR合戦も行われ「かそりーぬ」も大活躍しました。
ほぼ毎月行っている装束体験、9月21日は平安・鎌倉時代の装束体験を開催しました。
平安時代から鎌倉時代にかけての武士の鎧や日常着、貴族の女性の着物などを着られる回です。
次回は10月19日に室町・戦国時代の装束体験を開催します。
戦国時代の武将の甲冑だけでなく、女性用の衣装もございますので、ご家族・ご友人とぜひご参加ください。
お父さんが大鎧、お嬢さんが白拍子。会場が一気に平家物語の世界に。
9月14日に稲毛の市民ギャラリー・いなげで開催された伝統文化和装マナー教室の時代衣装の着装体験
に当館の衣装を使用いただきました。着用の体験とともに講師の方から説明される衣装や所作について
皆さん熱心に聴講されていました。
また、併せて投扇興遊びの体験も行われていました。当館としても伝統文化の継承に今後も寄与できるよう
努めていきます。
9月11日・12日に中学生の職場体験を受け入れました。
資料を記録するための目録作りと写真撮影、そして写真展の展示替えに従事してもらいました。
どれも博物館の裏側を支える根気のいる作業ですが、黙々と丁寧に作業してくれました。
今後も生徒さんにとって実りある体験を提供できるよう、努めてまいります。
資料の写真撮影の様子。江戸時代の古文書を慎重に扱います。
目録作成作業。何が書いてあるのかを読み取って、記録します。
展示替え作業。展示パネルをきれいに揃えて固定します。
9月10日に騎馬武者像の補修が終わりました。細部の細かなディテールも再現され、とても美しくなりました。
9月3日、4日のICOM国際博物館会議京都大会2019と9月5日の全国博物館大会に館長と職員1名が参加しました。今、世界中の博物館で、博物館職員やその関係者が、どうすれば博物館が社会に貢献することができるのかを必死に考える時代となっている中、博物館と博物館、あるいは他の文化・教育・研究施設、地域社会、専門家など、様々なステークホルダーとの連携・協働、国際的な課題の共有、博物館の定義の再考、そして博物館の課題と今後に求められる改革の在り方などについて熱心な議論が交わされました。
今後の当館の運営に反映できるよう努めていきます。
ドイツのデュッセルドルフ市立博物館長が当館に来館されました。
京都で開催される「ICOM国際博物館会議」に出席されるため訪日され、当館も視察されました。
館の視察に続き、今後、両館で連携していくことなどについて、充実した意見交換を行うことができました。
毎年夏休み期間中に学芸員資格取得を目指す大学生の博物館実習生を受け入れています。
本年は5大学から5名の実習生を受けれ入れました。
夏休み中のイベントや講座に博物館職員同様従事するなど教育普及に力をいれた実習内容となっています。
夏休みもいよいよ後半です。
郷土博物館では今年も鎧づくり体験講座を開催しました。
小学4~6年生を対象に、3日間かけて自分だけの鎧を作る、という講座です。
当館の鎧づくりは、本物と同じように草ずりを編んでいくところが特徴です。
草ずりを編んでいく工程は根気が必要で、毎年多くの参加者が苦労していますが
皆さん歴史や戦国時代が大好き、という情熱で無事に乗り越えて完成させています。
遂に完成した鎧を着て公園へ出陣する準備中
完成した鎧を着て、お城をバックに記念撮影
館長も体験用の兜で仲間入りしました
親子三代夏祭り千葉氏コーナーにて、当館職員と博物館実習生が中世衣装着付け体験を行いました。
千葉氏が活躍した中世の武士や女性の衣装を体験することができます。
非常に暑い中でしたが、100名以上の方にご参加いただきました。
親子三代夏祭りにあわせて郷土博物館前で火縄銃演武を開催しました。
中島流砲術・千葉城鉄砲隊のみなさんが、酷暑にも負けずに力強い砲声を観客の皆さんに届けてくれました。
代表・霜禮次郎氏による解説のもと、火薬装填からの実演や、30~50匁の大きさの異なる火縄銃の構え方の違い、
棒火矢や鍔撃ちなどの珍しい撃ち方など、日本古来の砲術のバラエティを豊かさを楽しむことができる時間でした。
演武後はまさに今使用した火縄銃を、鉄砲隊士の方の解説とあわせて来館者の皆様に持っていただくコーナーを設けました。
ご見学およびご参加いただき、誠にありがとうございました。
火薬をこめるところから実演します
今年は10名の撃ち手の方が演武を披露してくださいました
50匁筒
勝どき連射
親子三代夏祭り開会セレモニーでの演武の様子
青少年交流事業で千葉市を訪れている姉妹都市カナダ・ノースバンクーバー市の青少年5名と引率者1名、ホストファミリーのみなさんが来館しました。
ノースバンクーバー市と千葉市は毎年相互に青少年の派遣をしており、今年も約2週間、市内の一般家庭にホームステイして、異文化交流を深めています。
当館では、国際交流協会ボランティアの方を中心に展示室で千葉市の歴史や日本の昔の暮らし、武士の武具甲冑などを見学し、その後甲冑や女性の衣装の着用体験を行いました。
来日2日目とのことでした。よい滞在となりますように!
常設展「千葉氏の興亡と妙見信仰」見学の様子
着用体験の様子
着用体験の様子
青少年交流事業で千葉市を訪れている姉妹都市スイス・モントルー市の青少年5名と引率者1名、ホストファミリー(昨年のモントルー市派遣生)のみなさんが来館しました。
千葉市とモントルー市の青少年交流事業の一環として、市内の一般家庭で約2週間ホームステイをして日本のことや千葉市のことを学んでいます。
当館では、研究員の案内で展示室で千葉市の歴史や日本の昔の暮らし、武士の武具甲冑などを見学し、その後甲冑や女性の衣装の着用体験を行いました。
モントルー市の市章にも月と星が使われているなど、千葉市との共通点を再発見する機会となりました。
「写真でふりかえる平成の千葉市」展の見学風景
常設展「武器と武具」見学風景。
活発な質問がたくさん出ました。
着用体験の様子。
当時と同じ造りの鎧ですが、「重くても平気!」とみなさんチャレンジしていました。
お天気が心配されましたが、予定どおり、騎馬武者像前で「2AWによる観戦無料プロレス:ファイト!ファイト!千葉城」を開催しました。千葉市出身のタンク永井さんを1日城主に任命し、その後、当館の外山研究員とともに館内ガイドツアーに。
本番の試合も白熱し、多くのお客様にお楽しみいただけました。
夏休みイベントとして、小学校4~6年生向けに「お城で甲冑講座」を開催しました。
甲冑にはいくつかの種類があることを学んだあと、本物の甲冑を見比べて、違いを調べます。
その後、甲冑のことをより深く知るために、戦うときに使っていた火縄銃や長弓を持つ体験、
甲冑試着体験、甲冑の材料となる組みひもづくりを体験しました。
甲冑や火縄銃の想像以上の重さ、鎧を作る過程の多さに
かっこよさの裏に隠された武士の努力や大変さを感じた方が多かったようです。
ご参加いただき、ありがとうございました。
じめじめとした天気が続いていますが、郷土博物館はもう夏休みモードです。
今日は小学校4~6年生向けに「古文書にチャレンジー昔の文字で手紙を書いてみようー」を開催しました。
元中学校教師の笹川先生をお招きして、古文書と何か、を説明した後、
本物の古文書を観察して、自分の手で昔の文字(くずし字)で手紙を書いていきます。
さらに、昔の人が使っていた花押というサインも、自分でデザインして作ります。
夏休みの講座は郷土博物館の定番行事となっていますが、古文書を使った内容を行うのは実は初めて。
参加者の皆さんに楽しんでもらえるか、スタッフ一同ドキドキしておりましたが、
みなさんとても熱心に作業に取り組み、2通以上手紙を書いてしまう参加者の方もいました。
ご参加いただきありがとうございました。
7月7日に、オランダ王国のアイントホーフェン工科大学の学生の方々が当館に見学に見えました。
甲冑などを中心に見学した後、短冊を書いていただき、七夕飾りを作りました。
6月中に、3校から4名のインターンシップ・職場体験の生徒さんを受け入れました。
当館では博物館活動の根幹をなす資料調査を体験してもらっています。
ほかにも着用体験の衣装を体験したり、展示作業のお手伝いなどをしていただきました。
どの学校の生徒さんもまじめに、熱心に取り組んでくれていました。
外からでは何をしているのかわからない(?)博物館の中の人のお仕事が少しでも伝わっていれば幸いです。
資料の写真撮影の様子。
資料の目録作成の様子。どんな資料なのか簡潔に記録をとります。
千葉県文化会館を会場に、千葉氏公開市民講座を開催しました。
今回のテーマは「千葉氏と和歌ー千葉氏はなぜ歌を詠んだのかー」です。
武士と和歌、現代からすると意外な組み合わせかもしれませんが、武士にとって和歌は教養として必要不可欠でした。
当館総括主任研究員の外山信司氏には勅撰歌人となった南北朝時代の当主千葉氏胤について、
医療創生大学教授松本麻子氏には、本佐倉城主千葉勝胤の周りに形成された”千葉歌壇”についてお話しいただきました。
朝からの雨にもかかわらず、多くの方にお越しいただきました。
ありがとうございました。
市史編さん室主催の初級古文書講座が今年も始まりました。
初級者を対象として全6回江戸時代の古文書の購読を行います。
1回目は「離縁状」(いわゆる三行半)を題材に、古文書の構成などを学習しました。
GW期間に合わせて、ちょっとむかしの遊び体験を開催しました。
こどもの日ということで、毎回大人気の風車づくりに加えて新聞紙かぶと作りもメニューに加わりました!
おかげさまでたくさんのご家族連れの方に楽しんでいただけました。
次回は5月25日です。ぜひ遊びに来てください。
3月26日から4月5日まで、「第18回千葉城さくら祭り」が開催されました。
期間中は、当館もライトアップし多くの方々に夜桜もお楽しみいただきました。
また、3月30日・31日には「千葉市ミュージアム体験ワークショップ」も開催され
当館講座室で千葉市美術館、千葉市科学館、郷土博物館の3館によるワークショップも多くの方々で賑わいました。
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