更新日:2020年3月8日
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過去の活動日誌
馬術協会にご協力いただき、当館初事業である鎌倉騎馬武者体験を行いました。
鎌倉武士たちが身を包んだ大鎧などを着用し、本物の馬に乗り、千葉城を背景に公園内を闊歩するこの企画、参加者のかたもわくわく!集合時間よりも早く集まってくださるかたもいらっしゃいました。
衣裳の着用前に担当職員から大鎧について解説。馬に乗って弓矢で戦うため最適化された鎧で、いろんなところに騎馬武者のための工夫がこらされています。午前午後1回ずつ屋外講座も行いました。参加者の方にモデルになっていただいて、実際の馬を前に騎馬武者の戦闘について説明しました。
いよいよ鎧の着用です。今回は多くの方に体験していただくために、大鎧、当世具足、陣羽織の3種類の衣装をご用意しました。ご自慢の鎧を持参いただいた方もいらっしゃいます。
協力してくれた馬は白馬と黒鹿毛の2頭。従者の衣装に身を包んだ馬術協会スタッフの方が引いてくださいました。
午前中は急な大雨に襲われ、どうなることかとハラハラと天候を見ていましたが幸いにも30分程度で回復し、ご応募いただいた方はみなさん騎馬武者体験を行うことができました。
特別展「戦国時代の千葉氏―古文書が語る争乱―」のギャラリートークを実施しました。特別展示コーナー「千葉氏の印判状」と本佐倉城・高品城・臼井城の考古資料について解説を行いました。一見すると同じに見えるかわらけにも産地や製法の違いがあること、大甕に残された色々な痕跡など文字どおり資料の裏側の解説となりました。
次回12月3日(日曜日)は古文書史料の内容及び「原文書」に残された作為の跡について、12月17日(日曜日)は戦国時代の千葉氏の概要についてお話しします。
館内講座室で、特別展「戦国時代の千葉氏―古文書が語る争乱―」にあわせて「武家装束試着体験」を行いました。試着体験と一緒に人気の風車づくりも行いました。
試着体験は小学校低学年くらいのお子さんでも武将気分を味わえるイベントです。風車づくりとあわせて特別展会期中の12月2日と1月13日にも行いますので、来館記念にいかがでしょうか。
皆様からご支援いただいた大鎧が、本日納品されました。
大人用がこちら。真新しい絹糸は発色が鮮やかです。胴の部分は革でできていますが、地の色が真っ白で柄がよく映えています。鎧の下に着る直垂は赤地錦で武士の勇ましさが伝わってきます。
子供用はこちら。元気のよい配色を選びました。鎧の下に着る直垂は白地に銀糸で少し大人っぽい色合いです。
今回は篭手(こて)・すね当て・太刀・弓・箙(えびら)などの小具足等もあわせて製作しました。
11月11日および12月9日の騎馬武者体験を始め、今後の教育普及事業の中で活用してまいります。皆様のご支援に改めて感謝を申し上げます。
本日着用する衣装について解説を行います。
当館の着用体験用の鎧はレプリカですが、本物と同じ重量があります。みなさん重さに耐えてがんばってポーズを決めていました。
埋蔵文化財調査センターの職員による組みひも講座も同時に開催しました。
組みひもは縄文時代からある技術で、鎧にも兜ひもや装飾としたたくさん使用されています。
講師の加瀬先生。黒曜石や弓矢について実物を使って解説を行います。
まずは弓矢体験。先生から「縄文時代の人の気持ちになって、矢が当たらなかったら夕ご飯は無いと思ってください~」と声をかけられ、皆さん真剣です。
獲物を捕まえたあとは黒曜石の使用体験へ。まずは紙を切って黒曜石の切れ味を試します。
いよいよ食材を切ってみます。皆さん黒曜石の使い方に慣れたら、元気よく次々と切っていました。
中央公園の親子三代まつりにあわせて、郷土博物館前では千葉城鉄砲隊による火縄銃演武を行っています。
今年も猛暑の中、甲冑に身を包んだ鉄砲隊の方々が見ごたえのある演武を披露してくださいました。
郷土博物館も夏休みモードに入りました。最初の夏休みのイベントは毎年ご好評をいただいている鎧づくり体験講座です。
今年も鎧大好きなみなさんが参加してくださいました。
草摺(くさずり)を編む地道な作業をのりこえて、お気に入りの家紋を作って貼り付けます。
最終日には博物館の前での撮影タイムがあります。
作り立ての鎧を着て、思い思いのポーズを決めていました。
今日の着用体験では、普段あまり注文されない童子細長をはじめとしていろんな衣装にひきあいがありました。
着用スタッフも勉強になった回でした。みなさまお越しいただきありがとうございました。
桜の名所として有名な亥鼻公園ですが、季節ごとに様々な花を見ることができます。
あじさいもその一つ。現在、博物館駐車場から入口まであじさいの道ができています。
東京成徳大学の青柳先生をお招きして装束の講座を開催しました。
一番格式の高い順に10種類近くの衣装について解説していただきました。
着付け師の方々の素早くきれいな着用技術も見どころでした。
左:束帯 右:十二単
左:狩衣 中央:直衣 右:壺装束
亥鼻公園の桜と一緒に写真を撮った帰りに、チーバくんが来館しました。
2階で皆さんをお迎えする千葉常胤像にご挨拶
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