更新日:2023年1月31日
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過去の活動日誌
1月29日と2月5日の2回、房総往還を歩いて歴史的な文化財などをめぐる「歴史散歩」を実施しました。
房総往還をテーマにするのは昨年度に引き続き2回目となります。今年度も新型コロナウイルス対策と行程での安全確保のため、1回の人数を15名とし、同じ行程で2回実施しました。
2回とも、当日は好天に恵まれて絶好の散策日和となりました。参加者は蘇我駅西口から浜野までのおよそ4.7kmを歩き、点在するスポットでの説明に耳を傾けていました。
今回の歴史散歩にご協力いただきました関係者の皆様、ありがとうございました。
千葉市制100周年記念令和3年度企画展「千葉市誕生―百年前の世相からみる街と人びと―」は12月12日(日曜日)をもって終了いたしました。
開催期間中、多数の方にご来館いただき誠にありがとうございました。図録は引き続き当館で販売中です。
千葉大学と共催で公開市民講座「千葉氏・禅宗・東アジア-中世房総をめぐる新たな視座-」を開催しました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、会場への入場人数を制限しての開催となりましたが、当日は晴天にも恵まれ、多数の方にご出席いただきました。
千葉大学人文科学研究院教授の山田賢先生には「中世東アジア世界の中の房総・千葉氏」を、東京大学史料編纂所准教授の川本慎自先生には「千葉一族・臼井氏と五山文学」という演題でそれぞれご講演いただきました。
お二人の先生ともに、東アジアと日本の関係を意識した内容となっており、普段なかなか聞くことができない視点での講演で、参加者が真剣に講演を聞いていたのがとても印象的でした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
なお、講演録と講演内容の動画は来年3月末までに、ホームページ上での公開を予定しています。
11月20日の講座では、講師に神奈川県水産技術センターの工藤孝浩先生をお招きし、「東京湾の埋めたてと自然環境-その変遷と再生の試み-高度成長期
の千葉市臨海開発」のテーマで講座を行いました。
先生はさかなクンの師匠であり、日本テレビ「鉄腕ダッシュ」で先生のお姿をご覧になられた方も多いかと存じます。東京湾の自然環境の変遷と再生に
ついて、歴史講座では珍しい自然科学からのアプローチとご自身のアマモ再生の活動等の貴重で興味深いお話に、講演時間があっという間に過ぎていきました。
10月2日の講座では、講師に青山学院大学特任教授の髙橋邦伯先生をお招きし、「時代をとらえる子供達の目-作文教育のありかたをめぐって-」の
テーマで講座を行いました。
千葉市の教員でもいらした先生から、「書くこと」から眺めた教育をめぐる今日的課題や状況、日本の作文教育の概観、子どもの感性の歴史など、特別展の
テーマであった「子どもの目を通して見た社会」を文章に書き記すことの大切さについて教わりました。
10月16日の講座では、講師に千葉市史編集委員長の池田順先生をお招きし、「高度成長期の千葉市臨海開発」のテーマで講座を行いました。
先生の講義は、戦前の蘇我地先の日立航空機千葉工場の進出から始まり、特別展でも取り上げた高度成長期の川崎製鉄の誘致、京葉臨海工業地帯造成計画等に関する
体系的で大変分かりやすく、本市臨海部開発の全容がストンと頭に入ってくる、まさに「臨海部開発全史」ともいえる内容でした。
本日から12月12日(日曜日)まで、企画展「千葉市誕生ー百年前の世相からみる街と人びとー」を開催しています。
大正期~昭和初期は、第1次世界大戦・関東大震災・金融恐慌など、景気の浮沈が大きい時期である一方、尋常高等小学校等への進学者が増え住民の教育レベルが上がったことなどにより、都市文化が発達し、大正ロマンと呼ばれる文化が花開いた時期でした。
本企画展では、市制施行に関する資料や、「千葉のまち」とその世相を経済面・教育面・文化面から紹介するとともに、スペイン風邪などの感染症・関東大震災・千葉開府八百年祭など市制施行前後の出来事を紹介します。本展を通して、改めて千葉市の成立に尽くした先人達に思いを馳せてみませんか。
千葉市制100周年記念令和3年度特別展「高度成長期の千葉-子どもたちが見たまちとくらしの変貌-」は10月17日(日曜日)をもって終了いたしました。
開催期間中、多数の方にご来館いただき誠にありがとうございました。図録は引き続き当館で販売中です。
当館では、毎年夏休み期間中に博物館実習を実施し、学芸員資格取得を目指す大学生を受け入れています。
今年は、5大学から5名の実習生を受け入れました。
例年ですと夏休み中のイベントや講座に職員と同じく従事するなど、教育普及に力を入れた内容で実施しますが、昨年に引き続きイベントや講座が中止となったため、実習内容を再検討し、企画展のキャプション作成や出前授業の企画案作成など、当博物館の業務に幅広く触れられる内容で実施しました。
現在、1階企画展示室では、実習生が作成したパネルを展示しています。
8月3日から10月17日まで、郷土博物館では、表記特別展を開催します。1950年代半ばから1970年代初頭までの高度経済成長期は、臨海部の埋立て、工業の進展、人口増加に
伴う団地造成、交通網の発達、生活様式の変化、公害の克服など、千葉市100年の歴史の中で、市がその姿を大きく変えた時期でもありました。
本展では、小中学生文詩集『ともしび』に掲載された児童・生徒の作文や詩を通じて、子どもたちが見た高度経済成長期のまちと人々の暮らしの変化を、市民や企業・教育
機関などの各団体から提供された170点以上にわたる資料により紹介します。
この機会に、「喧騒と希望に満ちた高度成長期の千葉市」に触れてみるのはいかがでしょうか。
今年度は「千葉市の海辺」をテーマに、小学生高学年向け・中学生向けにそれぞれカリキュラムを作成して本市の海辺のうつりかわりを学習しました。
来年度も当館資料を使って、本市の郷土史を小中学生のみなさまによりご理解いただける講座を企画してゆきます。
今年度は新型コロナウイルス感染症対策として、受講者数を制限せざるを得ませんでしたが、今回の講座にご参加いただいた児童・生徒の皆さま、ありがとうございました。
本日、当館入口に七夕飾りを設置しました。
市制100周年を迎えた今年、平和への祈りと願いを込めて、
短冊に願い事を書いて飾りましょう。7月7日(水曜日)までです。
※先着50名に記念のボールペンをプレゼント
「千葉市制100周年 七夕平和プロジェクト」について詳しくは →こちらへ
東京国立博物館アソシエイトフェローの金玄■(キムヒョンギョン ■は耳へんに火)氏には千葉氏をはじめとした当時の東国武士たちが武家の棟梁として源頼朝を受け入れていった過程を、当館総括主任研究員の外山信司氏には当時の宗教的・政治的権威と衝突しながら着実に在地領主として成長してゆく様子を国分胤通を通して、それぞれご講演いただきました。
当日は新型コロナウイルス感染症対策として、入場者数を制限せざるを得ませんでしたが、多くの方に千葉県文化会館へお越しいただき、誠にありがとうございました。
昨年度は中止されましたが、毎年生涯学習センターアトリウムガーデンで行われている「ちばが学べる施設紹介」の展示。
郷土博物館も施設紹介のパネルを掲示しましたので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
展示期間:4月17日(土曜日)~4月29日(木曜日)
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