ちば市政だより　2020年4月号 11面

特集

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【特集】2020年度予算

2020年度の予算編成では、昨年秋に発生した台風・大雨被害を踏まえた災害に強いまちづくりの推進や東京2020大会に向けた取り組みのほか、医療・介護・障害者支援、子育て・教育、都市づくり、地域経済活性化の分野に重点的に予算を配分し、市が将来にわたり都市の活力を維持するための施策を推進していきます。
また、第3期財政健全化プラン（2018～2021年度）に基づき、引き続き、財政健全化に取り組みます。

問い合わせ　財政課　電話　245-5075　FAX　245-5535

予算規模

（　）は対前年度比

総額		8,748億9,300万円（4.1パーセント減）
内訳	一般会計	4,636億円（0.6パーセント増）
	特別会計	3,229億1,900万円（12.3パーセント減）
	企業会計	883億7,400万円（6.1パーセント増）

一般会計: 教育や福祉、土木など市の基本的な事業を行うために設けられた会計
特別会計: 国民健康保険料などの特定の収入をもって特定の事業の費用に充てるために設けられた会計
企業会計: 独立採算による特定事業の管理のために設けられた会計

一般会計の内訳

歳入

市税: 2,006億円（43.3パーセント）
公共施設の利用料など: 125億円（2.7パーセント）
国・県の補助金: 1,040億円（22.4パーセント）
借金: 532億円（11.5パーセント）
その他: 933億円（20.1パーセント）

歳出

保健・医療・福祉: 1,699億円（36.7パーセント）
学校教育・生涯学習: 740億円（15.9パーセント）
道路・公園・まちづくり: 533億円（11.5パーセント）
借金の返済: 500億円（10.8パーセント）
環境・衛生: 369億円（7.9パーセント）
行政の運営: 347億円（7.5パーセント）
経済・観光: 273億円（5.9パーセント）
消防・救急: 123億円（2.7パーセント）
その他: 52億円（1.1パーセント）

財政健全化に向けた取り組み

将来にわたり持続可能な財政構造の確立を目指し、第3期財政健全化プラン（2018～2021年度）を策定して財政健全化を推進しています。今回、これまでの取り組み実績やプラン策定当時には見込めなかった社会経済情勢の変化を踏まえ、市債発行額や徴収率などを再検討し、中間見直しを行いました。見直し後も主要債務総額や実質公債費比率（収入に対する借金返済額の割合）、将来負担比率（収入に対する借金残高の割合）は着実に低減し、目標を達成できる見込みです。

主要債務総額＝市の財政運営や財政健全化に向けて大きな影響を与える建設事業債等残高、債務負担行為支出予定額（建設事業分）、基金借入金残高、国民健康保険事業累積赤字額の4項目

主要債務総額: 2004年　6,671億円
08年　6,915億円
12年　6,262億円
16年　5,266億円
20年見込　4,781億円
21年見込　4,800億円
第3期の目標　4,800億円程度まで削減
実質公債費比率: 2016年　17.3パーセント
17年　15.8パーセント
18年　13.8パーセント
19年見込　13.5パーセント
20年見込　13.3パーセント
21年見込　13.6パーセント
第3期の目標　14パーセント未満に低減
将来負担比率: 2016年　186.2パーセント
17年　159.4パーセント
18年　145.5パーセント
19年見込　146.0パーセント
20年見込　150.0パーセント
21年見込　148.4パーセント
第3期の目標　150パーセント未満に低減