ちば市政だより 2020年4月号 12~13面
特集
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【特集】2020年度予算の主要事業
2020年度予算に盛り込んだ主な事業を「子育て支援・教育の充実」「医療と福祉の充実」「東京2020大会開催に向けた取り組み」「都市づくり・地域経済の活性化」「災害に強いまちづくりの推進」の5分野で紹介します。
(拡) 新規(一部を含む)事業
(新) 内容を拡充する事業
金額は100万円未満四捨五入
問い合わせ 財政課 電話 245-5075 FAX 245-5535
子育て支援・教育の充実
未来を担う子どもたちの教育環境を充実させるとともに、子どもたちが抱えるさまざまな悩み・問題への支援を強化します。また、子育て支援では、不妊症や不育症で悩む方への支援を充実するほか、多様化する保育ニーズへの対応・保育の質の向上を図ります。
学校教育の充実・質の向上を図ります
- ●専科指導のための教員の配置 (拡) 1億6,500万円
- 専門性の高い指導を行う小学校の非常勤講師を増員(20人→60人)
- ●部活動指導員の配置 (拡) 2,300万円
- 中学校部活動の専門的な指導を行う指導員を増員(10人→55人)
児童生徒への支援を強化します
- ●スクールソーシャルワーカー活用 (拡) 3,700万円
- 福祉機関や保健医療機関等と連携するため、スクールソーシャルワーカーの配置体制を充実(8人、560時間/人→10人、864時間/人)
- ●スクールカウンセラー活用 (拡) 1億7,800万円
- いじめや不登校等に対応するカウンセラーの配置体制を充実(大規模小学校等(43校)105時間/年→140時間/年)するとともに高校に新たに配置(2校)
不妊症や不育症で悩む方への支援を強化します
- ●不妊専門相談センターの充実 (拡) 300万円
- 夜間面接相談・夜間電話相談を実施
- ●特定不妊治療費助成 (拡) 2億2,600万円
- 採卵を伴う治療費助成額を引き上げ(2回目以降のいずれか1回、上限15万円→25~30万円)
- ●不育症検査費助成 (新) 500万円
- 検査費用の助成(費用の2分の1、上限10万円)
待機児童を解消します
- ●民間保育園などの保育施設、子どもルームの整備 (拡) 11億5,200万円
- 保育施設32カ所、子どもルーム10カ所を整備するとともに児童の安全管理対策のため、子どもルーム入退所管理システムを導入
保育の充実・質の向上を図ります
- ●民間保育園等延長保育助成 (拡) 3億5,600万円
- 民間保育園等の土曜日の延長保育に係る助成を上乗せ(6カ所)
- ●公立保育所使用済紙おむつ廃棄 (新) 1,300万円
- 新たに公立保育所での使用済紙おむつの廃棄を実施
- ●病児・病後児保育 (拡) 1億6,400万円
- 実施施設を拡充(9カ所→10カ所)
児童虐待対策を強化します
- ●児童養護施設における一時保護受入機能強化 (新) 2,900万円
- 一時保護専用施設の整備費を助成(1カ所、定員6人)
- ●児童相談所の体制強化 (拡) 600万円
- 夜間の児童虐待通告・相談に対応する電話相談員を増員(1人→2人)
医療と福祉の充実
健康で活力に満ちた社会をつくるため、皆さんの健康づくりの支援や医療体制の充実を図ります。
健康づくり・医療体制を充実します
- ●受動喫煙対策 5,400万円
- 受動喫煙防止に向けた周知・啓発や、飲食店への巡回訪問など相談・指導体制の整備
- ●新病院の整備(2021年度まで。上限額2億円)
- 海浜病院に代わる新病院の整備に向けて基本計画および基本設計に着手
地域包括ケアシステムを構築・強化します
- ●生活支援コーディネーターの配置強化 (拡) 1億1,800万円
- あんしんケアセンター単位の配置を拡充(5センター(1区)→19センター(4区))
- ●認知症初期集中支援チームの増設 (拡) 4,100万円
- 認知症の初期支援を集中的·包括的に行うチームを増設(5チーム→6チーム)
障害のある方への支援を強化します
- ●障害者相談支援体制の強化 (拡) 1億900万円
- 計画相談事業所の後方支援を行う基幹相談支援センターの設置(6カ所)
東京2020大会開催に向けた取り組み
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の成功を実現させるための取り組みを着実に進めます。
大会の成功を実現します
- ●来街者の対応に向けた取り組み (新) 1億1,000万円
- 都市ボランティアの育成・運営のほか、外国人の救急医療などに対応するため、医療通訳サービスを実施
- ●パラスポーツの推進 (新) 6,100万円
- ボッチャ市民大会を初めて開催するほか、パラスポーツの体験会や障害者アスリートの学校訪問などを実施
- ●オリンピック・パラリンピック教育の推進 8,100万円
- 車いすバスケットボール体験授業の実施校の拡大(小学校32校→88校、中学校16校→44校)や、児童・生徒のパラリンピック観戦を実施
市の魅力を向上します
- ●文化振興 1億4,800万円
- 市の資源や魅力ある文化力を国内外に発信するため、千の葉の芸術祭を開催するとともに、共生社会の実現のため、チバリアフリーアートプロジェクトを実施
- ●観光プロモーションの推進 (新) 2,500万円
- 市を訪れる外国人観光客に、観光案内・有料ガイドツアーを実施
都市づくり・地域経済の活性化
将来にわたり活力に満ちたまちであり続けるため、千葉都心などでの魅力向上に向けた取り組みを推進するとともに、市制100周年記念事業を実施します。また、勤労者の雇用を創出するため、就職氷河期世代の支援を強化します。
千葉都心を活性化します
- ●千葉駅東口地区市街地再開発 4億4,100万円
新千葉2·3地区市街地再開発 (新) 2億9,000万円
- 再開発ビルなどを整備する組合に対する助成など(2022年度竣工見込み)
- ●(仮称)千葉公園体育館の整備 5億4,700万円
- 体育館、武道館、中央コミュニティセンターのスポーツ施設を集約し、新たに新体育館を整備(2023年3月供用開始予定)
民間活力により整備します
- ●(仮称)千葉公園ドーム整備·250競輪開催 (新) 2億8,000万円
- 民間活力を導入した国際規格の自転車競技の走路を有する多目的スポーツ施設を整備(2021年1月以降250競輪開催予定)
- ●乳牛育成牧場跡地整備 3億2,400万円
- 民間活力を導入し、乳牛育成牧場跡地に新たな観光拠点施設を整備(2020年10月プレオープン)
都市の魅力づくりを推進します
- ●市制100周年に向けた取り組み 1億3,600万円
- 市制100周年に向け、100年の歩みを振り返るとともに、未来のまちづくりについて考える取り組みなどを実施
- ●特別史跡加曽利貝塚史跡整備 3億4,000万円
- 来場者の利便性向上のための施設整備や、博物館の移転に向けた取り組みを実施
- ●幕張新都心拡大地区新駅の整備 2億2,700万円
- 幕張新都心の都市機能の強化と交通機能の分散化を図るため、新駅整備を促進
雇用を創出します
- ●就職氷河期世代就労支援 (新) 300万円
- 千葉職業能力開発促進センターを活用し、基礎教育・能力開発セミナーの開催や企業とのマッチングを実施
- ●奨学金返還サポート制度 (新) (2025年度まで。上限額1,900万円)
- 市内企業への就労・定着の促進のため、市内企業就労者の奨学金の返還を支援
災害に強いまちづくりの推進
昨年の台風・大雨の被害を踏まえ、災害発生時の被害の発生予防や支援・復旧体制の構築に向け、電力・通信の強靭化や土砂災害・冠水等への対策を強化します。
電力・通信を強靭化します
- ●再生可能エネルギー等設備設置費助成 (拡) 7,000万円
- 一般住宅用充給電設備(V2H)やプラグインハイブリッド自動車(PHV)など再生可能エネルギー等設備の設置費用を助成
- ●日常生活用具購入費助成 (拡) 1,200万円
- 人工呼吸器などを在宅で使用している重度障害者などに対し、自家発電機等購入費用を助成
- ●社会福祉施設等非常用自家発電設備整備 (新) 4億5,100万円
- 社会福祉施設やあんしんケアセンターに非常用自家発電設備を整備
- ●森林等の安全対策 (新) 3,100万円
- 自然災害による緊急輸送道路や送配電施設などの被害の未然防止を図るため、民有地における森林などの安全対策を実施
土砂災害・冠水等対策を強化します
- ●被災宅地擁壁改修新設補助 (新) 600万円
- 災害によって被災した宅地の擁壁の改修・新設を支援(工事費用の3分の1、上限額=300万円)
- ●雨水貯留槽設置 13億5,000万円
- 浸水被害の軽減のため、中央区宮崎・都地区に雨水貯留槽を整備
- ●がけ地近接等危険住宅移転助成 (新) 1,600万円
- がけ地近接区域に居住する市民の移転を支援(上限額=除却費など97万5,000円、建設費など421万円)
- ●急傾斜地崩壊対策 5億1,100万円
- 危険性の高いがけ地の崩壊防止工事などとともに、2019年10月の大雨により発生したがけ崩れの復旧工事を実施
- ●公共下水道雨水管整備 18億8,300万円
- 雨水対策重点地区(中央区富士見地区)の浸水対策を強化するとともに、浸水被害発生箇所への雨水管整備などを実施
災害時の安全・安心を確保します
- ●新庁舎整備 41億1,200万円
- 総合防災拠点となる新庁舎を整備(2023年度供用開始見込み)
- ●SNSを活用した災害情報の収集 (新) 200万円
- 災害の状況を速やかに把握し、救助活動などに活用するため、SNSに投稿される情報を分析・抽出するシステムを導入
- ●避難所へのスポットエアコンの設置 (新) 1,500万円
- 避難所の生活環境向上のため、停電時でも使用可能なスポットエアコンをモデル的に設置(2校)
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新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため個人市民税・県民税の申告期限を延長します
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、区役所での個人市民税・県民税の申告期限を4月16日(木曜日)まで延長しています。
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固定資産税・都市計画税第4期の納期限は4月30日(木曜日)です
固定資産税・都市計画税第4期の納期限は4月30日(木曜日)です。納期限を過ぎると延滞金がかかる場合があります。納付はお早めに!
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