緊急情報
更新日:2024年3月28日
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令和6年3月3日(日曜日)14時00分~15時30分 穴川コミュニティセンター
「全国地震動予測地図」では、千葉市が今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が60%以上とされています。
また、本年元日に発生した能登半島地震では、被災地のトイレ不足が深刻な問題となっており、災害時における衛生的なトイレ環境の確保や携帯トイレの備蓄等が改めて注目されています。
そこで、稲毛区では、被災地でのトイレ事情を知り、いざという時の対処方法を学ぶ公開講座を開催いたしました。
講師には、災害時のトイレ・衛生調査の実施、子どもたちにトイレやうんちの大切さを伝える出前授業など、数多くの講演等を実施し、災害時にも安心して行けるトイレ環境づくりに向けた人材育成に取り組んでおられる「特定非営利活動法人日本トイレ研究所 代表理事 加藤 篤氏」をお招きし、能登半島地震も含めた震災の例をもとに、災害時のトイレ対策についてご講演いただきました。
講演内容は、
□災害時のトイレ対策は、平常時から準備がないと困難であること
□携帯トイレの備蓄が必要な理由
□携帯トイレを平常時に使ってみることの必要性
□地震直後に、水や食料よりもトイレ環境の確保が必要な理由
□トイレを我慢すると災害関連死に繫がる恐れがあること
など、スライドを用いながらわかりやすくご説明いただきました。
テレビでは報道することが難しい、災害時に機能不全となった実際のトイレの写真なども紹介され、会場全体が驚きに包まれました。
約200人の方が参加され、真剣に講師の話を聞いていました。
通常の水洗トイレが使用できないことを想定して、皆様も簡易トイレ等の備蓄に取り組んでいただけたらと思います。
また、講演会は来年度も引き継ぎ、開催したいと考えているので、今回来れなかった方は、ぜひ次回お申込みいただければと思います。
このページの情報発信元
稲毛区 地域づくり支援課
千葉市稲毛区穴川4丁目12番1号 稲毛区役所3階
電話:043-284-6107
ファックス:043-284-6149
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