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更新日:2025年3月17日
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※令和6年度調査は終了しました。
ポリ塩化ビフェニル(PCB)は水に極めて溶けにくく、沸点が高いなどの物理的な性質を有する主に油状の物質です。熱で分解しにくい、不燃性、電気絶縁性が高いなど、化学的にも安定していることから、変圧器やコンデンサー等の電気機器の絶縁油、熱媒体として使用されていました。
しかし、昭和43年にカネミ油症事件が発生するなど、その毒性が社会問題化し、我が国では昭和47年以降その製造が行われていません。
PCB廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(PCB特別措置法)に基づき、PCB廃棄物を保管する事業者は、以下の表に示す期間内に、PCB廃棄物を自ら処分するか、もしくは処分を他人に委託しなければなりません。
廃棄物の種類 | 処分期間 |
高濃度PCB廃棄物(廃変圧器、廃コンデンサー等) (JESCO東京事業所で処理するもの) |
令和4年3月31日 ※処分期間終了 |
高濃度PCB廃棄物(安定器、汚染物等、3kg未満の廃変圧器等 |
令和5年3月31日 ※処分期間終了 |
低濃度PCB廃棄物 | 令和9年3月31日 |
低濃度PCB廃棄物の処分について、詳細は環境省ホームページ「低濃度PCB早期処理情報サイト(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)」をご覧ください。
調査の概要については、こちらをご確認ください。
PCB特別措置法に基づき、低濃度PCB廃棄物の処分期間は令和9年3月31日と定められています。低濃度PCB廃棄物等の適正な処理を促進することを目的として、調査を実施します。
本市が過去(平成29年度(2017年)~平成30年度(2018年)に実施した「PCB含有電気機器保有状況調査」において、低濃度PCB含有電気機器を使用または保管されている可能性のある事業者様を対象に、事業場ごとに調査票をお送りしています。
調査票が届いた方におかれましては、現在の状況等についてご回答いただきますようお願いいたします。
調査対象の事業場にある全てのPCB廃棄物等について届出を提出している場合は、調査票の「記入者情報」欄にその旨ご記載いただき、ご返信ください。この場合、問1以降のご回答は不要です。
事業場にまだ届出していないPCB廃棄物等がある場合は、その機器について調査票にご記載いただき、ご回答ください。
ご回答いただいた調査の結果は、本市のPCB廃棄物の適正な処理の促進のためにのみ活用し、外部に公表することはありません。
調査票に同封した参考資料(PDF:603KB)(別ウインドウで開く)、リーフレット(PDF:3,709KB)(別ウインドウで開く)を参考に、調査をお願いいたします。
使用中の電気設備については、接触等により感電の恐れがあり非常に危険ですので、調査のために設備に近づかないでください。
銘板記載内容を転記するなど、すでに作成された書類により確認できる範囲で調査してください。
また、調査にあたっては、電気設備を管理している電気主任技術者に必ずご相談ください。
なお、 環境省が調査・判別方法を解説する動画を公開しておりますので参考にしてください。
今すぐ調べて適正に処分!低濃度PCB廃棄物(2)調査・判別方法編(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)
絶縁油の採取及びPCB濃度の測定については、PCBの濃度分析を行っている事業者にご相談ください。
なお、一般社団法人日本環境分析協会のホームページにて、PCBの濃度分析を行っている同協会会員を検索することができます。
記入例(PDF:244KB)を参考に、ご記入ください。
すでに処分期間が終了しています。万が一発見しましたら、速やかに下記にご連絡をお願いいたします。
低濃度PCB廃棄物は、無害化処理認定施設(環境大臣による認定施設または都道府県知事による許可施設)にて処分する必要があります。
施設の一覧は、下記の環境省ホームページでご確認ください。
あわせて、市へ届出の提出をお願いいたします。
詳細は、「ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の期限内処理に関する情報(別ウインドウで開く)」をご覧ください。
このページの情報発信元
環境局資源循環部産業廃棄物指導課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟7階
電話:043-245-5682
ファックス:043-245-5477
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