千葉市立加曽利貝塚博物館 > 総合案内 > 「加曽利のヒト Iの部屋」更新
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更新日:2024年9月15日
この『加曽利のヒト』では、加曽利貝塚博物館に勤務する学芸員が、縄文時代や史跡について、また、博物館の業務にまつわる日々の出来事などをご紹介します
「異形土器(いけいどき)」と呼ばれる、縄文時代後期に見られるちょっと変わった形の土器。
加曽利貝塚の大きな住居跡からも出土しており、常設展で展示していたいましたが、この度、松戸市立博物館様で開催されている企画展「異形土器 縄文時代の不思議なうつわ」にお邪魔しています。
企画展と合わせてシンポジウム・講演会なども開催されるとのこと。
みなさまぜひ足をお運びください!
★企画展「異形土器 縄文時代の不思議なうつわ」のホームページはこちら(外部サイトへリンク)
毎年実施している加曽利貝塚の調査が今年も始まりました。
昨年度に引き続き北貝塚を調査します。
本格的な現場開始に向けて、まずは環境整備をしているところです。
昨年同様、調査実施日の14時から、調査担当者による現地ガイド「フィールド・トーク」を実施します。
14時に北貝塚の調査場所にお越しください。
今年はどんな遺物に出会えるのでしょうか。
楽しみです。
★発掘調査の概要はこちら
★調査担当者による調査日誌はこちら
久しぶりの更新になってしまいました、Iです。
本日、今年度最初の縄文将棋大会が開催されました!
子どもから大人まで、10名のエントリーがありました。
優勝は、なんと初参加の方!
おめでとうございます!
じわじわ認知度が上がっている縄文ゲーム塾。
来週16日(日)にはイボキサ碁大会を開催予定です。
みなさん奮ってご参加ください!
縄文ゲーム塾の詳細はコチラ(外部サイトへリンク)。
夏休み最後の日曜日、当館では縄文将棋で使用する「イノシシの駒づくり体験」が行われました。
体験の様子を見に行くと、スタッフさんから「Iさん!イボキサ碁の大会優勝者が来てるから、ぜひ対戦してみてください!3本先取です!」とのお声がけが。
どれぐらい強いのだろうかとドキドキしながら、いざ対戦!
結果は……
ストレート負け
手も足も出ず、瞬殺でした(T_T)
別の小学生とも対戦し、なんとか粘りましたがまた勝てず…。
ここでそう回転させるのか!この並びで5つ揃うのか!と、大変勉強になりました。
大人も子どもも楽しめる縄文ゲーム塾。
9月18日(月・祝)には第2回イボキサ碁大会、9月24日(日)には第2回縄文将棋大会の開催を予定しております。
皆様、ぜひご参加ください!
大会の詳細はコチラ。
今年もやってまいりました、博物館実習!
学芸員の資格取得を目指す学生さんたちが、授業の一環として実際の博物館で数日間実習を行うものです。
博物館ごとに実習の内容が異なりますが、当館では例年、一部の展示スペースを使い、実習生による企画展示を行っております。
実習生4人で企画・立案をし、今年は植物の「アサ(麻)」をテーマとした展示となりました。
現在でも洋服などに使用されているアサ。
実は縄文人も使っていたことが分かっています。
縄文人はアサを何に使い、今の生活にどのようにしてつながっているのでしょうか?
会期は令和5年8月5日(土)~9月24日(日)、令和6年3月19日(火)~5月12日(日)となっております。
実習生4人の成果を、ぜひご覧ください!
いつも通り出勤した本日。
なんだか館内の様子がいつもと違う…。
なんと、館内の電気が消えているではありませんか!!
どうやら電気トラブルが起きてしまったようです。
写真では明るく見えますが、実際は薄暗く、ちょっとドキドキしてしまいます。
なお、業者さんに見ていただきましたが、部品の調達に時間がかかり、いつ復旧できるかは分からないとのこと。
いつもより暗い館内、なんだか動物たちも寂しそうに見えます。
暗い展示ケースがいくつかありますが、不幸中の幸いで冷房は入るため、開館しております。
ある意味ナイトミュージアムのようになってしまった当館。
このような状況でご不便おかけし申し訳ございませんが、よろしければぜひお越しくださいませ。
暑い日が続き、本格的な夏が始まりそうな今日この頃。
園内ではセミが鳴き始め、夏の足音が聞こえてきました。
そんな中、お目にかかった夏ならではの、あの生き物。
カブトムシ!
今年初です。
立派なツノがかっこいいですね。
夏だな~と思いながら少し観察して、園内に帰ってもらいました。
加曽利貝塚では様々な生き物を見ることができますが、動植物保護の観点から採取は一切禁止されております。
これから虫取りの季節ではありますが、観察したら必ず逃がすようお願いいたします。
ルールを守って、夏を楽しみましょう!
市街地にある加曽利貝塚。
遺跡としてはもちろん、自然を感じることができる公園としても多くの方から親しまれています。
本日はそんな加曽利貝塚で、園内に存在する植物などの保護活動をしている「加曽利貝塚自然の会」さんご案内のもと、「自然観察ワークショップ」を開催いたしました。
木の葉に止まっているウラナミアカシジミを見つけました。
みなさん熱心に観察しています。
こちらは私の肩に止まったミズイロオナガシジミ。
この時期に加曽利貝塚で見られる蝶の中でも、めずらしい部類に入るそうです。
よーく観察すると、つぶらな瞳がとってもキュートでした。
そしてこちらはラミーカミキリ。
とても小さいカミキリムシですが、黒地に映える模様がきれいです。
当博物館では、年に2回、春と冬に開催している自然観察ワークショップ。
実は春のワークショップについては、令和3年度・4年度と雨天のため中止となっていましたが、本日は天候に恵まれ、久しぶりの開催となりました。
四季折々の植物や生き物たちを観察することができる加曽利貝塚。
暑くなってまいりましたので、熱中症対策をしたうえで、ぜひお越しくださいませ。
(動植物保護の観点から採集は禁止されていますので、ご注意ください。)
博物館展示室を順路通りにまわると最後にある、千葉市埋蔵文化財調査センター(以下、埋文センター)のコーナー。
こちらでは、埋文センターの紹介や、最新の発掘調査成果のパネル展示をおこなっています。
先日、埋文センターの職員が来館し、昨年度に実施された発掘調査の成果について展示替えをおこないました。
今回紹介する遺跡は、「荒久(あらく)遺跡」。
中央区の青葉の森公園内に所在します。
千葉市民の方には馴染みのある場所だと思いますが、実は公園内には遺跡が眠っているのです。
今回の発掘調査では、どのような成果が得られたのでしょうか。
ぜひご覧ください!
なお、埋文センターでも土器・石器などの展示をおこなっております。
こちらにもぜひ足をお運びくださいませ!
埋蔵文化財調査センターの詳細はこちら。
ご無沙汰しております。
Iです。
この度、産休・育休を経て復職いたしました。
これからも色んな情報を皆さんにお届けいたします!
さて、今年度から、縄文ラボでの体験プログラムが新しくなりました!
土曜日は「発掘調査体験」、日曜日・祝日は「縄文ゲーム塾」を体験いただけます。
さっそく私も体験してみました。
縄文人が考えたっぽいボードゲーム、その名も…
「イボキサ碁(ゴ)」と「縄文将棋」!
まずはイボキサ碁(ゴ)から。
加曽利貝塚からも大量に見つかっているイボキサゴという小さな巻貝。
その巻貝を使った五目並べ風のゲームです。
そもそも五目並べをやったことがなく、ルールも知らなかった私。
スタッフの方に丁寧に説明していただき、対戦してみました。
お、おもしろい…!
苦しい場面もありましたが、スタッフの方になんとか勝つことができました!
五目並べにひと工夫を加えたルールというのもあり、一見簡単そうに見えて頭を使う、奥が深いゲームです。
白熱するイボキサ碁(ゴ)対戦の横で、縄文将棋を体験する職員の姿が。
こちらは、獲物を追いかける縄文人と、縄文人から逃げるイノシシをイメージしたボードゲームです。
イノシシを全て捕まえられたら縄文人の勝ち、縄文人から逃げ切ることができたらイノシシの勝ち。
サイコロの出目によって移動できる方向が決まります。
ヤリを使って追い込む縄文人、逃げ惑うイノシシの姿…
対戦結果は……縄文人(当館職員)の勝ち!
ルールも分かりやすく、見ているだけでもとてもおもしろいゲームでした。
お子様からご年配の方まで、多くの方が楽しめるプログラムとなっています。
ご家族・ご友人同士はもちろん、凄腕のスタッフともぜひ対戦してみてください!
発掘調査体験・縄文ゲーム塾ともに予約不要・参加費無料です。
体験プログラムの詳細はこちら(外部サイトへリンク)(別ウインドウで開く)。
ご来館お持ちしております!
現在加曽利貝塚博物館では、博物館実習が行われております。
今年度は、学芸員の資格取得を目指す大学生5名を受入れ、10日間の実習を行います。
博物館によってはかなり特色のある実習内容になることが多いかと思いますが、当館では博物館の基本的な情報について学ぶのはもちろんのこと、最終的には実習生で企画・立案し、パネル製作を含め実際の展示まで担当してもらいます。