緊急情報
更新日:2024年7月3日
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失われつつある「水辺やせせらぎ」を、地域に応じて市民と共に保全・復活・創造することにより、「都市と自然」「人と生態系」の良好な関係を築き、潤いと安らぎのある生活空間、循環型社会に貢献する水環境の構築を目指して、下水道事業では「千葉市水辺再生基本プラン」を策定し、以下(1)~(3)のような取り組みを進めています。
「千葉市水辺再生基本プラン」のページ(総合治水課)
合流式下水道の改善や下水処理水の高度処理化を図り、公共用水域の水質改善を目指します。また、河川や水辺の水量の確保を図るため、下水高度処理水の再利用を推進します。〔関連:2(1)〕
雨水の貯留浸透事業を推進し、地下水の涵養を図るなど良好な水環境の再生に努めます。
市内の雨水調整池や河川・水路について、雨水流出抑制や排水という機能だけにとどめず、多自然型の施設として整備し周辺の景観と調和させ、親水空間等の多目的活用を目指すことで、市民の親しめる水辺空間の創造と水生生物などの生態系の保全に貢献します。
こてはし台調整池花緑せせらぎ(中溝水路)
創造の杜調整池御成台調整池
調整池の維持管理は下水道維持課が所管しています。
浄化センターで処理した下水処理水を場内での機械洗浄水や植栽の散水などに活用するとともに、周辺の公園施設等にも芝散水や公衆トイレ洗浄用水等として利用することで、限られた水資源を有効に活用し循環型社会への貢献を図っています。
南部浄化センターでは、汚水の処理工程で発生する下水汚泥を焼却しています。
焼却灰はセメントや軽量骨材の原料として再利用させることで、循環型社会の形成に貢献しています。
下水道事業は、安全で快適な生活環境の確保や良好な水環境の保全など重要な役割を担っていますが、一方で電力や燃料のエネルギーを大量に使用するなど、大量の温室効果ガスを排出しています。
千葉市では、これまでも下水道事業における地球温暖化対策に継続的に取組んできましたが、千葉市が掲げる温室効果ガス削減目標の達成に向け、「脱炭素先行地域」に基づく取組みも盛り込んだ新たな計画の策定を行ったものです。
下水道における地球温暖化対策計画2030【概要版】(PDF:2,556KB)
下水道における地球温暖化対策計画2030(PDF:4,082KB)
千葉市全域の水洗化を目標に、公共下水道事業と農業集落排水事業、合併処理浄化槽設置整備事業が連携をとり、地域に応じた事業で整備し、3事業が一体となった、汚水処理施設整備を推進しています。
千葉市全市域汚水適正処理基本構想(PDF:580KB)
大雨時に浸水被害を受けやすい市街地を中心に、10年に1度降るような大雨でも適切な雨水排除ができるような雨水基本計画を策定し、施設整備を推進していきます。
千葉駅を中心とした中心市街地の浸水対策・合流改善を目的とした中央雨水幹線整備計画を推進しています。また、蘇我駅周辺においても、浸水対策を目的とした宮崎雨水貯留管の整備を行いました。
昭和初期に始まった下水道整備において、下水管渠は50年(耐用年数)を経過する施設が年々増加しています。市民のみなさんにいつまでも快適な生活環境を提供するため、下水管渠・ポンプ場・処理場の計画的な更新・改良を進めていきます。
また、水質保全の高度化など新たに社会的な要請に応えるため、処理場やポンプ場の更新・改良時に併せて、機能を向上させる再構築を推進していきます。
下水道管渠内へ光ファイバー布設可能とし、管渠の有効利用を図っています。
このページの情報発信元
建設局下水道企画部下水道経営課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所低層棟3階
電話:043-245-5416
ファックス:043-245-5563
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