更新日:2024年5月28日
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現代に生きる我々の想像以上に、近世以前の人々の生活は海や河川、すなわち「水」と深い関わりをもっていました。水運を通じて全国各地と経済的つながりを持つ「海の領主」でもあった千葉氏にとっても、河川や海は幹線道路あるいは港湾の機能を持つ重要なインフラであったのです。また、毎年夏に行われる御浜下りは、もとは千葉氏が信仰した妙見祭礼に伴う行事でした。このように千葉氏の歴史に海と河川が深く関わっていたことから、同氏を理解するうえで、河川などとの関わりに着目することもまた必要と考えます。本展では、市域の河川と海・池からなる「水の世界」と千葉氏との関係を歴史的・文化的な視点から展示します。
令和6年5月28日(火曜日)~9月29日(日曜日)
郷土博物館1階展示室
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