更新日:2024年6月4日
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いま、鎌倉時代が脚光を浴びています。平氏政権下、千葉常胤などの多くの坂東の武士たちが存亡の危機に追い込まれます。そのため、源頼朝が平氏政権打倒の兵を挙げると、常胤や上総広常はいち早く頼朝に応じました。成立当初の鎌倉幕府は、頼朝が「鎌倉殿」として武士達から武家政権の首長に仰がれたものの、その実態は、常胤をはじめとする坂東各地の有力武士に支えられていた「御家人たちによる連合政権」であったことが、これまでの研究成果により明らかになっています。
本パネル展は、日本史上初となる本格的な武家政権の成立と発展に貢献した、千葉常胤と13人の有力御家人の中から「南関東編」として7人の武士を紹介します。
令和4年1月26日(水曜日)~3月6日(日曜日)
郷土博物館1階展示室
下総国 千葉常胤、葛西清重、下河辺行平
上総国 上総広常
相模国 和田義盛、梶原景時
伊豆国 北条時政
展示パネルに掲載した資料の一部をご紹介します。
(画像の資料を展示するわけではございません。)
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山谷栄一「君待橋」 |
葛西清重夫妻肖像画 |
下河辺行平(『前賢故実』より) |
上総広常木像(非公開) |
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紙本著色金地和田合戦図 |
梶原景時像 |
北条時政邸跡 |
現在当館で販売中です(1冊100円)。詳細はこちらをご覧ください。
※好評につき完売しました。
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