更新日:2022年10月25日
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当館では今年度は市制施行100周年を記念して、千葉市100年の歴史を振り返る展示を行っています。特別展「高度成長期の千葉」に続く本企画展では、本市の市制施行とその時代「大正~昭和初期」を取り上げます。
この時期は第1次世界大戦・関東大震災・金融恐慌など、景気の浮沈が大きい時期である一方、尋常高等小学校等への進学者が増え住民の教育レベルが上がったことなどにより、都市文化が発達し、大正ロマンと呼ばれる文化が花開いた時期でした。
本企画展では、市制施行に関する資料や、「千葉のまち」とその世相を経済面・教育面・文化面から紹介するとともに、スペイン風邪などの感染症・関東大震災・千葉開府八百年祭など市制施行前後の出来事を紹介します。本展を通して、改めて千葉市の成立に尽くした先人達に思いを馳せてみませんか。
令和3年10月19日(火曜日)~12月12日(日曜日)
郷土博物館2階展示室
序 章 地図で見る市制施行前後の千葉のまち
第1章 逆境の中で -相次ぐ経済危機-
第2章 大正デモクラシーと高まる教育熱 -大正期の学校教育と自由教育-
第3章 大正ロマンと千葉のまち -花開く大衆文化-
第4章 町から市へ -千葉市の誕生-
第5章 市制施行前後の千葉市をめぐる世相とできごと
今回の企画展で展示予定の資料のうち、一部をここでご紹介します。
千葉市制施行祝賀会の様子を伝える新聞 (大正10年5月24日付千葉毎日新聞 当館蔵) |
大正10年7月開業の京成千葉駅 (現千葉中央駅)初代駅舎 (当館蔵) |
千葉八百年祭の歌 (北原白秋直筆歌詞 当館蔵) |
パネル「ふ多バ」 (千葉大学附属図書館蔵) |
「銘仙」着物 (個人蔵) |
千葉市告示第50号 (市の徽章を定める告示文書) (当館蔵) |
展示図録は10月19日(火曜日)より当館にて販売中です(1冊300円)。
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