更新日:2022年11月17日
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本展では、現在の千葉市の姿を形作った1950年代半ば~1970年代初頭の「高度経済成長期」をテーマにしました。工業化の進展や大規模団地の造成、家電の普及や公害の克服等この時代の諸相を多感な心で見つめた小中学たちの作文や詩を手掛かりにして、千葉市の街並みや人々の生活が大きく変貌していく様子を紹介していきます。
本展を通して、喧騒と希望に満ちたあの懐かしい時代を振り返ってみてはいかがでしょうか。
令和3年8月3日(火曜日)~10月17日(日曜日)
郷土博物館2階展示室
序 章 『少年少女文詩集ともしび』―子ども達がつづった千葉市の変貌―
第1章 広がる市域―町村合併と臨海部の埋立て―
第2章 工業化の進展―市域に林立する工業施設群―
第3章 急増する人口―臨海部と内陸部の団地造成と交通網の発展
第4章 変わる生活―便利で多様化する暮らしとスポーツの祭典―
今回の特別展で展示する資料のうち、一部をここでご紹介します。
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千葉市こども詩集・文集 「ともしび」 |
貨物船高栄丸模型 |
川崎製鉄初代社長 西山弥太郎胸像 |
千葉市教育委員会蔵 |
千葉ポートタワー蔵 |
当館蔵 |
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模型「学校給食献立(昭和40年)」 |
ホーロー看板 「ボンカレ―」 |
東京オリンピック 聖火リレートーチ |
千葉県学校給食会蔵 |
当館蔵 |
葛城中学校蔵 |
展示図録は好評につき完売いたしました。
特別展に関連した以下のイベントを実施します。
(1)歴史講座「高度経済成長期の千葉を伝える」
戦後の高度経済成長期の千葉市の様子を様々な視点から紹介します(要申込)。
ア 実施日時:令和3年10月2日(土曜日)・16日(土曜日)、11月20日(土曜日) 14時30分~16時00分(各回共通)
イ 会 場:千葉経済大学2号館大講義室(稲毛区轟町3年59月5日)
ウ 演題及び講師:
10月2日
演題「時代をとらえる子供達の目―作文教育のありかたをめぐって―」
講師:髙橋邦伯氏(青山学院大学特任教授)
10月16日
演題:「高度成長期の千葉市臨海開発」
講師:池田順氏(千葉市史編集委員長)
11月20日
演題:「東京湾の埋めたてと自然環境―その変遷と再生の試み―」
講師:工藤孝浩氏(日本魚類学会)
エ 募集定員:100人(応募多数の場合は抽選。1回のみの応募は不可)
オ 応募方法:令和3年8月1日(日曜日)から9月15日(水曜日)までに、郷土博物館に電子申請か往復はがき(9月15日当館必着)でお申込みください。
※往復はがきの申込みでは、往信用はがきに「講座名」「申込者氏名(フリガナ)」「郵便番号」「住所」「年齢」「電話番号」、返信用はがきに「返信用の宛先」をそれぞれご記入ください。
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