更新日:2025年9月30日

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一人一人が交通安全を意識して

教育長の鶴岡です。


朝夕はようやく凌ぎやすくなり、虫の音に秋の訪れを感じる頃となりました。


本市の中学校総合体育大会や各種コンクール、発表会等では、多くの中学生の皆さんが日頃の成果を発揮され、さらに県・関東・全国大会に出場し、優秀な成績を収めることができました。改めまして、これまでの保護者の皆様のご理解・ご協力に感謝いたします。今後は、小学校陸上大会、合唱コンクールなどの教育活動を実施して参りますが、引き続き、子どもたちが成長する姿を見守っていただければと思います。

 

さて、令和6年11月から道路交通法が改正され、自転車運転中にスマートフォン等を使用する、いわゆる「ながら運転」の罰則が強化されました。さらに自転車の交通違反による事故の増加や、電動キックボード等の次世代モビリティ、シェアサイクルの普及による自転車利用の急増に伴い、令和8年4月から、16歳以上の者による自転車の交通違反に対して、「交通反則通告制度」いわゆる「青切符」が導入されることになりました。このことにより、これまで指導や警告にとどまっていた交通違反にも反則金が発生することとなりました。小学生や中学生であっても、「ながら運転の危険性」や「交通違反による事故」についてしっかり考え、ルールを守ることが重要となります。
各学校では、尊い命を守り抜くために、学校・学年の実態に応じて、警察や交通安全協会等と連携した交通安全教室を行っています。ご家庭においても、日常生活の中で、危険予測や危険回避など交通安全の意識を高められるよう、これまでにも増して、子どもたちへの積極的な声かけをお願いします。
また、「自動車のペダル踏み間違い」や「一方通行での逆走」による事故等で、尊い命が失われるという報道を多く目にします。私たち一人一人が交通ルールを守っていても「事故は起こり得る」ということも、子どもたちと確認するとともに、自分の身を自分で守ることができるよう、学校でも引き続き指導して参ります。

 

秋休みをはさみ、一年間の折り返しとなります。私たち一人一人が、自他の命の尊さを感じ、思いやりをもって生活することで、悲しい交通事故を防ぎ、子どもたちの日々の素敵な笑顔につながることを願っております。

 

時節柄、健康に留意しつつ、児童生徒の皆さんが、多くの場面でますますご活躍されることを心よりお祈りいたします。

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