更新日:2024年12月19日

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冬休みが始まります。

教育長の鶴岡です。

 2024年も残すところあとわずかとなりました。
 今年は、1月1日に能登半島を震源とする最大震度7の地震が発生し、広い範囲にわたって甚大な被害が生じました。今なお多くの方々が厳しい生活を余儀なくされており、一刻も早い復旧・復興を心よりお祈りいたします。本市でも、大雨や強風等により、道路に水があふれたり崖崩れが発生したりするなど、改めて防災意識や防災対策の大切さを痛感しました。
 そのような中ではありますが、元気づけられるニュースもたくさんありました。8月に開催されたパリ2024オリンピック・パラリンピックでは、競技に挑む選手たちの姿に、私たちは多くの勇気や感動を与えていただきました。特に、千葉市ゆかりの選手たちが数多く出場する中、体操男子団体の 萱 和磨 選手には、最後まであきらめないことの大切さを教えていただきました。
 本市の学校においても、対話を重視した協働的な学びや、体験学習を通じた探究的な学びなど、コロナ禍では十分にできなかった教育活動が多く行われ、さらには、新たに工夫改善された行事や学習場面などで、児童生徒の皆さんが活躍する姿をたくさん見ることができ嬉しく思っています。
さて、新しい年を迎えるにあたり、皆さんには、次の3つのことをお願いいたします。
 1つ目のお願いは、冬休み中も今まで通り「外から帰ったらうがい手洗い」などの習慣を心がけてほしいということです。現在、マイコプラズマ肺炎やインフルエンザなどの感染症も増えてきています。健康で安全な生活を送るためにも、是非、心がけましょう。
 2つ目のお願いは、事件や事故にあわないように心がけるということです。最近、闇バイト等の事件が報じられ、SNSを通じて子どもたちが犯罪に巻き込まれる事件が多く報道されています。見ず知らずの人の誘いにのったり、自分の個人情報や画像などを送ったりすることはとても危険なことです。十分に注意しましょう。また、例年、年末年始は交通事故が多くなります。交通ルールをしっかり守り、事故にあわないよう気を付けましょう。
 3つ目のお願いは、新年を迎えるにあたり、自分の夢や目標について考えてほしいということです。本市では、「夢と思いやりの心を持ち、未来を拓く子ども」を目指すべき子どもの姿とし、様々な教育活動を進めています。
パリ2024オリンピックで金メダルを獲得した男子スケートボードの 堀米 雄斗 選手は、「1%の可能性を最後まで信じてやったことが実った」と、夢に向かって自分の努力を惜しまなかったことを語っていました。
 新年を迎える冬休み、夢や目標について考えるよい機会です。是非、自分の夢を思い描いてみてください。2025年、夢や目標を実現しようとする皆さんの姿を楽しみにしています。

《保護者・地域の皆様へ》
 日頃より、本市の教育活動にご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。子どもたちは、12月24日(火曜日)から1月5日(日曜日)まで、13日間の冬休みに入ります。
 冬休みは子どもにとって、家庭で過ごす時間が多くなることと思います。保護者の皆様におかれましては、この機会に安全対策について話をするとともに、お子様の日頃の思い、そして、将来の夢や目標に耳を傾けたり、家族の願いや思いを伝えたりしていただけたらと思います。
 また、地域の皆様におかれましては、本年も本市の子どもたちのために多大なるご支援をいただき、ありがとうございました。年末年始の地域行事に参加することもあるかと思いますので、様々な場面で子どもたちの成長を支えていただきますようお願いいたします。
 さて、冬休みが明けますと、いよいよ1年間のまとめの時期となってまいります。子どもたちが安全で安心した学校生活を送れますよう、教職員一丸となって取り組んでまいります。保護者・地域の皆様、来年も引き続き、本市教育の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 児童生徒の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
 

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