緊急情報
更新日:2025年12月22日
ここから本文です。
教育長の鶴岡です。
2025年も残すところあとわずかとなりました。
今年は、AIの導入やデジタル化が一層進み、社会や暮らしの中でその変化を強く感じる一年となりました。AIが文章や画像を理解し、学習や生活を助ける時代となりました。棋士の藤井聡太六冠は、AIを活用した研究をさらに進化させ、将棋界の新しい戦術を創り出しているそうです。本市の市立学校でも、ギガタブを活用した教育活動が積極的に展開され、皆さんがICTを効果的に活用する姿を数多く見ることができ、頼もしく思っています。AIは便利で力強いツールですが、使い方を誤ると信頼性や責任が問われることもあります。答えをそのまま受け取るのではなく、「なぜそうなるのか」、「自分ならどう考えるか」を意識して、AIを含む新しい技術とどう向き合うかも考えてください。
さて、新年を迎えるにあたり、皆さんには、次の3つのことをお願いいたします。
1つ目のお願いは、インフルエンザやコロナウイルスが流行しているので、引き続き冬休み中も「外から帰ったらうがい手洗い」などの習慣を心がけてほしいということです。健康で安全な生活を送るためにも、是非、心がけましょう。
2つ目のお願いは、事件や事故にあわないように心がけるということです。近年、ネット関連の犯罪件数が増加し、SNSを通じて子どもたちが犯罪に巻き込まれる事件が多く報道されています。見ず知らずの人の誘いにのったり、自分の個人情報や画像などを送ったりすることは、とても危険なことです。十分に注意しましょう。また、例年、年末年始は交通事故が多くなります。交通ルールをしっかり守り、事故にあわないように気を付けましょう。
3つ目のお願いは、新年を迎えるにあたり、自分の夢や目標について考えてほしいということです。サッカー日本代表の久保建英さんは、世界で活躍するサッカー選手になるという夢を持ち続けていました。小さい頃から毎日練習を欠かさず、技術を磨き、10歳でスペインに渡りました。言葉や文化の壁を乗り越えながらも、世界トップレベルの環境で努力し続け、現在はスペインの一部リーグ「レアル・ソシエダ」でプレーし、日本代表としても活躍しています。本市では、「夢と思いやりの心を持ち、未来を拓く子ども」を目指すべき子どもの姿とし、様々な教育活動を進めています。新年を迎える冬休み、夢や目標について考えるよい機会です。是非、自分の夢を思い描いてみてください。2026年、夢や目標を実現しようとする皆さんの姿を楽しみにしています。
《保護者・地域の皆様へ》
日頃より、本市の教育活動にご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。子どもたちは、12月24日(水曜日)から1月5日(月曜日)まで、13日間の冬休みに入ります。
冬休みは子どもたちにとって、家庭で過ごす時間が多くなることと思います。保護者の皆様におかれましては、この機会に安全対策について話をするとともに、お子様の日頃の思いや将来の夢や目標に耳を傾けたり、家族の願いや思いを伝えたりしていただけたらと思います。
また、地域の皆様におかれましては、本年も本市の子どもたちのために様々なご支援をいただき、ありがとうございました。年末年始に季節を感じる地域行事が、盛んに行われていることを大変嬉しく思います。引き続き、様々な場面で子どもたちの成長を支えていただきますようお願いいたします。
さて、冬休み明け1月6日(火曜日)から学校が再開し、1年間のまとめの時期となってまいります。子どもたちが安全で安心した学校生活を送れますよう、教職員一丸となって取り組んでまいります。保護者・地域の皆様におかれましては、来年も引き続き、本市教育の推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます。
児童生徒の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
このページの情報発信元
教育委員会事務局教育総務部総務課
千葉市中央区千葉港1番1号 千葉市役所高層棟10階
電話:043-245-5903
ファックス:043-245-5990
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください