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更新日:2023年3月6日

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特別史跡加曽利貝塚新博物館基本計画策定への取組み

本計画の位置づけ

本計画は、平成29年1月に策定された「史跡加曽利貝塚保存活用計画」(以下、「保存活用計画」という。)及び平成31年2月に策定された「特別史跡加曽利貝塚グランドデザイン」(以下「グランドデザイン」という。)に基づき、加曽利貝塚の価値を広く発信し、後世へと継承するためのガイダンス機能を備えた「特別史跡加曽利貝塚新博物館」(以下「新博物館」という。)についての整備方針を策定するものです。

新博物館基本計画は、施設の基本方針、事業活動計画、施設計画、展示計画、管理運営計画という大きく5つの項目で構成しており、令和元年度から継続して検討を重ね、令和2年度には附属機関である千葉市史跡保存整備委員会中間取りまとめ(案)(PDF:16,286KB)を報告しました。

令和3年度は新博物館の整備・運営手法の検討と、グランドデザインで定めた「縄文の森ゾーン」内の集客活用エリアで行う集客事業について、民間事業者への事業参入意向調査を行い、民間事業者の参入可能性とともに市と民間事業者の役割分担等を整理しました。

その後、新博物館基本計画案について千葉市史跡保存整備委員会で答申(附帯事項付)をいただき、令和4年2月2日開催の教育委員会会議で議決されました。

加曽利貝塚に関する近年の整備等の取組み

平成28年度 1月 史跡加曽利貝塚保存活用計画策定
平成29年度 6月 加曽利貝塚グランドデザイン及び史跡整備基本計画策定に着手
  8月 ワークショップの開催(テーマ1:加曽利貝塚の魅力の再確認)(テーマ2:整備や課題の共有)
  2月 ワークショップの開催(テーマ1:グランドデザイン素案に対する意見交換)(テーマ2:エリアの価値向上)
平成30年度 12月

特別史跡加曽利貝塚グランドデザイン策定に向けた意見交換会(市民対象)

グランドデザイン(案)の説明と意見交換(質疑応答形式)

  2月 特別史跡加曽利貝塚グランドデザインを策定
令和元年度 7月 新博物館基本計画策定に着手
  同月 史跡整備に着手(→年度内に基本設計・実施設計完了)
  同月 北貝塚住居跡群観覧施設耐震改修等に関する実施設計(→年度内に完了)
  10月 史跡整備に関するワークショップの開催(テーマ:見学ルートや解説版、景観に関すること)
  11月 博物館計画策定に関するワークショップの開催(テーマ1:新博物館で行う事業活動)(テーマ2:展示・体験の全体構成案)
  12月 史跡整備に関するワークショップの開催(趣旨説明:今後の整備方針、現在の管理)(グループワーク:坂月川と加曽利貝塚の風景、縄文の植生への取り組み、樹木の活用)
令和2年度 7月 千葉市史跡保存整備委員会へ「特別史跡加曽利貝塚新博物館基本計画(素案)」を諮問
    北貝塚住居跡群観覧施設の建築改修工事に着手(→閉館。年度内に建築改修工事竣工)
    史跡整備(第1期環境整備工事)に着手(→年度内に竣工)
    便益施設実施設計に着手(→年度内に完了)
    北貝塚住居跡群観覧施設の展示実施設計に着手(→年度内に完了)
  9月

新博物館基本計画に関するワークショップの開催

新博物館基本計画(素案)の報告及びグループワーク(テーマ1:「MEETSエリア」について考える)(テーマ2:「みんなでつくる・育てる博物館」について考える)

令和3年度   博物館基本計画について継続検討
  6月 北貝塚住居跡群観覧施設の展示改修に着手(→10月に再開)
  7月 新博物館整備・運営手法等及び集客活用エリア事業化検討調査に着手
  12月

新博物館基本計画に関するワークショップの開催

新博物館基本計画中間取りまとめ(案)の報告及びグループワーク(テーマ1:集客活用エリアの活用について)(テーマ2:水辺活用エリアの活用について)

令和4年 1月 千葉市史跡保存整備委員会で「特別史跡加曽利貝塚新博物館基本計画(案)」について答申(答申及び附帯事項)(PDF:107KB)

 

ワークショップの様子

 

令和元年度

博物館で活動されている方や地元の方と一緒にグループごとに意見を出し合い、発表しました。

ワークショップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和2年度

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、参加者の検温や会場の換気など対策を取りながら開催しました。

出会いや地域交流の場としての機能として「ミーツ(MEETS)」を整備予定で、利用者サービスに関することについてグループごとに意見を出し合い、発表しました。

観光的要素のあるお洒落なレストランを求める声や、小さな子どもを預けて大人が博物館見学を楽しめるキッズコーナーの充実に関する意見がありました。

また、「みんなでつくる・育てる博物館」について、多様な主体が活躍する運営の仕組みづくりを考えました。

若い世代との連携については、縄文時代に関する博物館であるものの、縄文時代や考古学だけでなく、キッズコーナーなど保育関係での連携もあり得るといった意見がありました。

近所にお住いの方からは「昔はもっと自然が豊かで、たくさんの生き物がいた。今も自然豊かなので、小さい子にも親しめるようになってほしい」という意見がありました。

新博物館だけでなく、周囲の川などでも自然が楽しめるので、川の土手にベンチを設置して散策・休憩できるようになったらよいという意見がありました。

令和2年度加曾利貝塚ワークショップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和3年度

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、参加者の検温や会場の換気など対策を取りながら開催しました。

「人工物を設置しないでほしい」など自然への配慮に関する意見や、観光で訪れる方への利便性の向上など、様々な意見が出ました。

参加した地元の方から広報への協力などのアイデアをいただきました。

20221204workshop

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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