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更新日:2024年11月12日
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花見川区検見川町にある検見川神社に伝わる神楽と祭囃子です。
神楽は毎年10月の尾鷲神社祭礼にて演じられています。神楽の起源については、記録が残されていないため定かではありませんが、口伝によると、安政時代には神社の神事を取り仕切る講として祓講があり、この祓講は各講中の家々で神楽を奉納していたといいます。祓講の存在を示すものとして、検見川神社の境内には、「御祓講」と刻まれた明治時代の石碑が残されています。神楽の形態が、周辺の畑町子安神社や武石町三代王神社と非常に良く似ているため、花見川沿いに伝承されたものであると考えられます。現在は八座の神楽を奉納していますが、当初は十二座の神楽で構成されており、明治時代が一番盛んでした。第二次世界大戦で舞い手を失い、一時途絶えたこともありましたが、戦後発足した囃子講に指導して受け継がれ、今日に至っています。
祭囃子は、毎年8月1・2・3日の検見川神社例祭にて、山車の上や舞台で演じられています。この神社の祭囃子は、江戸囃子(葛西囃子)の流れをくむものであるといわれています。昭和21年に、祭礼に伴う神輿渡御を盛り上げるために、検見川にも祭囃子を伝えようと、若者達が船橋の三山(二宮神社囃子連)から師匠を呼び、習い始めたのが最初です。
地域住民の生活文化を理解する上で必要なものであり、また当地域にとって無くてはならないものとなっています。
名称 | 検見川神社の神楽・祭囃子 |
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ふりがな | けみがわじんじゃのかぐらまつりばやし |
指定(指定年度) | 市地域(平成25年) |
区分/種別 | 民俗文化財 無形 |
時代 |
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所在地 | 花見川区検見川町 |
所有者 | 検見川神社神楽囃子連 |
公開/非公開 | 特定日公開 |
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