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更新日:2024年11月12日
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中央区登戸地区に伝わっている祭囃子や神楽です。囃子は東京葛西囃子系深川囃子を継承していると言われています。登戸神楽囃子連の育ての親である天羽奥次郎氏が天羽家と交流のあった江戸深川扇橋の武平師匠から指導を受け、それを登戸の子供たちに教えたことを起源としています。この明治期に結成された囃子連は子供たちの成長とともに自然解散してしまいましたが、昭和24年、奥次郎八三歳の時に登渡神社の氏子の青年達が奥次郎翁を囲んで再び囃子連を結成し、それが今日にまで至っています。
主な行事としては、正月行事の一環として除夜祭に祭囃子を奉納し、獅子頭をお祓いして社頭で新春を迎え、歳旦祭には厄払いと招福を祈る獅子舞を演じています。また、二月の節分祭には鬼舞を、豆まきの前後に祭囃子、神楽、道化舞などを奉納しています。九月の例祭でも祭囃子や獅子舞が演じられます。
演目の中でも寿獅子二頭舞と呼ばれる獅子舞は、金獅子、赤獅子、もどきで演じられ、千葉市内では他に例を見ない特徴的なものです。
また、同囃子連は後継者育成のための取り組みや地域での様々な行事に積極的に参加している点でも特徴があります。毎月2回練習日を定めて、後継者養成のため地元の子供たちへの指導とさらにその親への指導も実施しています。また、日頃の練習成果を発表する場として、市内の小・中学校、幼稚園の行事や千葉市産業まつりなどに参加しています。
同囃子連では、伝統的に神楽囃子という名称を用いてきましたが、実際は音楽のみならず舞踊も含まれており、地域の総合的な芸術であることが高く評価できます。
名称 | 登戸の神楽囃子 |
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ふりがな | のぶとのかぐらばやし |
指定(指定年度) | 市地域(平成20年) |
区分/種別 | 民俗文化財 無形 |
時代 |
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所在地 | 中央区 |
所有者 | 登渡神社登戸神楽囃子連 |
公開/非公開 | 特定日公開 |
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