更新日:2023年6月12日

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大賀ハスの開花について


 

現在のオオガハス

 オオガハス開花情報2023

オオガハス開花数の推移

千葉公園のハス池で栽培しているオオガハスは、例年、6月上旬に開花が始まり、6月中旬から7月上旬に開花のピークを迎え、8月上旬には咲き終えます。

 

花ハスの生育と積算温度

立葉の生育や開花の状況などは、その年の「日・平均気温15度以上の積算温度」が目安となります。
ハスの生育と積算温度の相関図(PDF:99KB)

ハスの花の4日間

ハスの花は開花してから3日後に散ります。「ハスの花の4日間(PDF:164KB)」を参考に、大賀ハスをご鑑賞ください。


例年の開花状況(2013年のデータを元に作成)

9月9日頃:止め葉と根茎の肥大

ハスには、浮き葉と立ち葉があります。種レンコンから発芽した主茎が伸長し、4月になると1~2節に浮き葉が2~3枚出ます。5月になると、3節以降の茎に葉柄が太く葉が大きい立ち葉が出てきます。立ち葉は次第に大きくなり、10~11節で最大となります。花が終わる初秋になると11~13節から止め葉と呼ばれる小さな葉が2~3枚出て、地下茎の伸長が止まります。そして、根茎の肥大が始まりってレンコンになり、葉が枯れるまで肥大が続きます。
因みに、種レンコンから発芽した地下茎は何回も分岐して、1本から10m以上の地下径が伸長します。また、食用ハスでは、春に植え付けた種レンコンから、1000~2000本のレンコンが収穫できるそうです。

止め葉(あまり大きくならない)
黄変が進む立ち葉

7月8日頃:開花数9本程、大賀ハスの仲間「舞妃蓮」が見ごろ

千葉公園の大賀ハスは、花後のハス池は、夏から秋に向けて今年伸びた地下径を肥大させるため、葉の生長に重点を置くことになります。なお、大賀ハスの仲間の一つ「舞妃蓮」が千葉市役所前の「みなと公園」で見ごろを迎えます。大賀ハスとは違った魅力がありますので、ぜひ観蓮にお越しください。

舞妃蓮(みなと公園)
舞妃蓮(開花数45本程、蕾数150本程)

7月6日頃:開花数14本程

大賀ハスも終わりに近づいてきます。蕾がまだ数本あります。
大賀ハスガイドでは、お子さんが教科書で大賀博士のことを学び、ぜひ千葉公園へ大賀ハスを観にいきたいからと、遠く北海道から訪れた親子の方もいます。

ハスの果托

今季最後の大賀ハスガイド
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

7月4日頃:開花数50本程、「大賀ハスを観る会」

この頃、「千葉公園大賀ハスを観る会」が開催されます。大賀ハスの講話、琴の演奏、象鼻盃など楽しいイベントが盛り沢山、ぜひお越しください。

閉じかけた開花2日目の花
茎の先にとまったショウジョウトンボ
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

7月3日頃:開花数70本程

大賀ハスガイド
ガイドボランティアの説明を聞く子どもたち
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

7月2日程:開花数113本程

花の減少とともに観蓮客も少なくなり、賑やかだったハス池は静かさを取りもどし始めます。

3日目の花

みどりの帽子の園児たちがハス見物

定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

7月1日頃:開花数145本程

1日目、2日目、3日目の花がよく開いて、美しい花色の花を見せてくれます。

2日目の花
2日目の花
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)
大賀ハスガイド(6月30日)
花数が多い所(6月30日)

6月29日頃:開花数230本程

開花数は保たれますが、1日目の花が少なくなってきます。写真は休日の大賀ハスガイド。大盛況で、遠く飯能や八王子から来た方もいます。

3日目と2日目の花
盛況の大賀ハスガイド
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月28日頃:開花数250本程

大賀ハスガイドは立ち見が出るほど盛況です。参加者の半分近くが市外の人で、中には栃木県小山から来た人もいます。

ハスを描く人
ハスを描く人
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月27日頃:開花数230本程

この頃、大雨や強風があると、4日目の花が早めに散り、花数が大きく減少します。蕾数も100個以下程度になります。梅雨時期の晴れ間には、全開したハスの花が青空によく映えてます。

青空に映える大賀ハスの花
蓮見学に来た園児たち
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月26日頃:開花数440本程

開花1日目の花が目立ちます。雨が降り出すと、ハス池には色とりどりの傘の花が咲きます。

開花1日目の花が目立つ
ハス池に咲いた傘の花
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月25日頃:開花数430本程

良く開いた1日目の花が多く目立ちます。

開花1日目の花が目立つ

定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月24日頃:開花数390本程

花数が減少し始めます。月末には見ごろを過ぎるので、大賀ハスの観蓮はこの頃までにお越しいただくのが良いです。



定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月23日頃:開花数500本程、「大賀ハスガイド」開催

この頃から、大賀ハスガイドが始まります。約2週間、大賀ハスの花が美しい早朝に、蓮華亭にて開催します。「大賀ハスガイド(PDF:162KB)

大賀ハスガイド

定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月22日頃:開花数600本程(ピーク)

この頃、開花数のピークを迎えます。ハス池には早朝からたくさんの観蓮客が訪れます。写真は快晴の日に撮影されたものです。絶好の撮影日和みなりました。

定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月21日頃:開花数420本程

2日目、3日目の花がとても良く開き、昼ごろまで鑑蓮していただけます。

ハス池最小の花(径15センチ)
ハス池最大の花(径30センチ)
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月20日頃:開花数480本程

この頃、強風や雨に打たれると、花の傷みが大きくなります。まだ蕾がたくさんあります。

1日目の花
ハス池中央付近
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月14日頃:開花数380本程、「早朝解放」開始

濃いピンク色の花が多く咲いて目立ちます。こんな日は開花期に1度か2度しか見られません。1日目の花のように見えますが、昼過ぎに同じ花を観察したら、朝より花弁や雄しべが開いて2日目のような花の特徴をしていました。開花1日目なのか2日目なのか判断に迷う咲き方です。
この頃からハス池と蓮華亭の早朝開放(午前6時から)を始めます。早起きして千葉公園のハス池にお越しください。

9時00分撮影
13時00分撮影
ハス池南方から蓮華亭を望む
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)

6月13日頃:開花数357本程

前日に深夜から雨が降り続いたり、気温が低めの日は、昼近くになっても花があまり閉じずに開いた状態で見られます。花弁に付着した水滴の重みで閉じづらくなっているのでしょう。

並んで咲いている開花2日目の花
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月12日頃:開花数337本程

低め気温と雨が影響すると、開花は足踏み状態になります。それでも開花が進むにつれてハス池を訪れるお客様は確実に増えてきます。

並んで咲いた開花2日目の花
雨に濡れた開花2日目の花
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
花数が多いところ
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月11日頃:開花数331本程

濃い桃色をした1日目の花が多いです。雨に濡れた花々が梅雨空に映えています。蕾もまだたくさんあります。

並んで咲いた開花1日目の花
雨に濡れた開花2日目の花
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
花数が多いところ
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)
B区画(ハス池北方から蓮華亭を望む)
B区画(ハス池南方から北方を望む)

6月10日頃:開花数245本程

開花が進むにつれて花茎が高く花径の大きな花が増えてきます。

開花2日目の花(中央)、1日目の花(右)
開花3日目の花
定点観測:A区画(蓮華亭からハス池北方を望む)
花数が多いところ
定点観測:B区画(蓮華亭からハス池東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭からハス池南方を望む)

6月6日頃:開花数44本程

うす曇りの天候の日は、9時を過ぎてもよく開いたままです。

開花2日目の花
開花1日目の花

6月5日頃:開花数20本程

開花2日目の花
定点観測:A区画(ハス池北方から蓮華亭を望む)
定点観測:B区画(ハス池東方から蓮華亭を望む)
定点観測:B区画(ハス池南方から蓮華亭を望む)

6月4日頃:開花数14本程

咲き始めは、花径が小さく花茎も短めなので葉陰に隠れているものが多く、見つけるのに苦労します。

開花2日目の花
葉陰に隠れて咲く花
定点観測:A区画(蓮華亭から北方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭から東方を望む)

6月3日頃:開花数10本程

開花2日目の花
開花1日目
初花の果托
初夏の散った花弁

5月31日頃:新たに2本開花し開花数7本程、蕾は600本程

立葉の下にも花が咲きます。よく探してみると、思わぬところに花があるかもしれません。

開花1日目の花
初花(3日目)

5月30日頃:開花(5本程)

この頃から、少しずつ開花していきます。

今年の第1花(2日目)
1日目の花

5月29日頃:花の蕾が500本程

一番早く出現した蕾の、苞(蕾を包む葉の変形したもの)と花弁の一部が少し開き、翌朝には完全に開花します。

一番生長の早い蕾
葉に溜まった水から泡がたつ(ガス交換現象)

5月27日頃:花の蕾が300本程

一番生長の早い蕾(5月30日~6月1日に開花の予想)
立ち葉の元から出たばかりの蕾
定点観測:A区画(蓮華亭から北方を望む)
定点観測:B区画(北方から南方を望む)
定点観測:B区画(蓮華亭から東方を望む)
定点観測:C区画(蓮華亭から南方を望む)

5月24日頃:花の蕾が160本程

蕾の先にとまったトンボ
水面に浮いた立ち葉の元から出た蕾
昆虫に食害された葉
ユスリカの食害痕

 

何本の蕾が見えますか(答え:4本)
今年は葉の生育がとても良い

5月21日頃:花の蕾が100本程

気温の上昇とともにアブラムシが数度にわたり発生し、その都度、薬剤防除を行います。

一番早く開花しそうな蕾
出現2、3日目の蕾
アブラムシの発生
ハス池中央部

5月20日頃:花の蕾が75本程

赤くなってきた蕾
立ち葉の茎の根元

5月17日頃:花の蕾蕾が22本程

並んだ大賀ハスの蕾
出現して間もない蕾(茎の下部に苞が残る)
水面が多いハス池の中央部
花蕾の出現が最も多いハス池の北西部

5月16日頃:花の蕾が8本程

ハス池から突き出た花蕾(花のつぼみ)が出来始めます。花蕾は、立ち葉の脇から出ます。花雷は水面に出現してから18~20日で開花するといわれます。

一番大きな花雷(約30cm)
小さい方の花雷(約12cm)

5月14日頃:アブラムシの防除

暖かい日が続き、立ち葉も出芽・展開・伸長と順調に生長してます。一方で高温の影響でハス池にアブラムシが発生します。アブラムシを放置すると、立ち葉の生育に大きな障害をもたらすため、ハス池全体にまん延する前に薬剤防除を行います。

立ち葉の葉柄に付いたアブラムシ
浮葉に付着したアブラムシ
飛散防止ノズルで慎重に散布

5月7日頃:立ち葉が展開する

ハス池にたくさん出現した立ち葉は、角葉から巻き葉へと展開し、すっかり葉を広げたものも見られるようになります。

 

4月30日頃:立葉が芽を出す

ハス池に立ち葉がたくさん出現ます。まだ「角葉」や「巻き葉」の状態で、長さ10センチほどに成長した立ち葉もあります。

「巻き葉」状態の立ち葉
両端が尖った「角葉」状態の立ち葉

4月16日頃:浮き葉の展開が進む

ソメイヨシノの葉桜が多くなり、ハス池には浮葉の芽があちらこちらに出現し、早いものは開き始めます。3月に植え付けたレンコンからも浮葉の芽が水面に現れます。

 

3月25日頃:浮き葉が水面に出現

大賀ハスの浮葉は、桜の花が散った後、4月上旬から中旬に水面に現れます。しかし桜の開花が早い年には、ハスの植え替えをする3月半ばには水中に浮葉の芽が沢山出ることがあります。植え替えを終えて再びハス池に水を張ると、10日ほどして浮葉が水面に現れてきます。ハスの生育は、平均気温15℃以上の積算温度に大きく左右されるので、暖かくなるのが早い年は開花も早まります。

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