緊急情報
更新日:2025年9月25日
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区民の皆さま、こんにちは。
9月20日(土曜日)に花見川区役所保健福祉センターを会場として、避難所運営委員会研修会を開催しました。
この研修は、災害発生時に地域で主体的に避難所を開設・運営するために地域の町内自治会、自主防災組織等が一体となった組織である「避難所運営委員会」の委員等を対象に実施しているもので、研修には区役所における避難所の担当職員も含め、48名の方々にご出席いただきました。
今回の研修では、講師として日本赤十字社千葉県支部の方々及び日本赤十字社防災教育事業指導者の方々をお招きし、赤十字防災セミナーとしてHUG(避難所運営ゲーム)を中心とした研修を実施しました。
HUG(ハグ)は、机上で行う体験型のシミュレーションゲームです。参加者はグループに分かれて、避難所を想定した図面上に講師の進行のもとで避難所を訪れた避難者を模したカードを配置したり、物資の調達やトイレの確保などの様々なミッションに対応したりしながら避難所の管理・運営を行っていきます。当日は2回のHUGを実施しました。
短時間で様々な状況にある避難者を適切に受け入れながら、ミッションにも対応していく必要があり、1回目のHUGではメンバー同士のコミュニケーションや判断が十分でない状況も見られましたが、1回目の検証を行った後に実施した2回目では、各グループともコミュニケーション等が活性化し、対応力の向上につながったことが感じられました。
参加した方からは、「マニュアル・ルール作りに取り組みたい」、「地域の状況をさらに把握しておくことが大切と感じた」、「HUGの体験機会が住民にもっと広がればよいと思った」などのご意見をいただきました。
実際の災害発生時に今回の研修をつなげていくためには、繰り返しシミュレーションを行うことやHUGの体験を地域で広げていくことが重要ですので、区役所としてもこの点も踏まえながら地域と連携して防災力の向上に引き続き取り組んでまいります。
研修に参加された皆さま、講師を担当いただいた日本赤十字千葉県支部及び日本赤十字社防災教育事業指導者の皆さま、大変お疲れさまでした。
※避難所運営委員会について
災害発生時に地域住民同士が連携しながら、主体的に避難所を開設・運営できるようにするため、避難所となる施設を中心に、地域の町内自治会、自主防災組織等が一体となって設立された組織
「日本赤十字社の活動について」の講義

「ひなんじょ たいけん」(日赤版HUGを使用したグループワーク)


