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更新日:2020年7月18日
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生産者による出張授業は、地産地消の一環として、生産者と消費者の交流の場を創出し、「食」と「農」に対する理解と関心を深めるために実施しています。
小学校給食への地場農産物の導入日に、その日に使われる地場農産物の栽培方法や流通、千葉市の農業の概要、栄養などについて、生産者、JA職員、農政課職員などが小学校に出向いて説明するとともに、児童と一緒に給食を食べて交流を深めています。
千城台北小学校の3・4年生を対象に、コマツナを生産している緑区誉田地区の生産者が直接出向いて授業を行いました(写真は千葉東部地区出荷組合連合会葉物部会の生産者の皆さん)。
実施日 | 平成26年11月28日(火曜日) |
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実施校 |
千城台北小学校(若葉区千城台北1-4-1)、3年生1クラス、4年生1クラス(63人) |
使用地場農産物 | コマツナ |
給食のメニュー | 手作りひじきとじゃこのふりかけ、牛乳、肉みそ大根、コマツナの海苔和え ※赤字:コマツナ使用メニュー |
今回の生産者出張授業の題材となる地場農産物は、緑区誉田地区(高田町)で栽培された「コマツナ」です。緑区高田町はコマツナの産地です。
今回は誉田地区で生産されたコマツナが、給食では「コマツナの海苔和え」に使われました。授業は、3年生1クラスと4年生1クラス合同で音楽室に集まって行われました。千葉東部地区出荷組合連合会葉物部会員の加藤遼亮さんとJA千葉みらい誉田支店の加藤さんに講師をしてもらいました。
生産者の加藤さんからはコマツナの栽培、収獲から出荷までの仕事、栽培の苦労話、食の大切さなどについて話してもらい、JAの加藤さんからはJA(農協)の仕事や出荷、流通の役割、市場を通して小学校に届くまでを話してもらいました。
千葉東部地区出荷組合連合会葉物部会員 加藤遼亮さん |
JA千葉みらい誉田支店 加藤さん 出荷されたコマツナの箱がどのように届けられるかを説明してもらいました。 |
千城台北小学校の栄養士の石井先生からは、コマツナの栄養と効用についてパソコンを使い説明がありました。農政課職員からは、千葉市の農業の概要について説明をしました。また授業では、黒板にコマツナの種まきから給食に届くまでの過程をパネルにした24枚の写真を貼り付け、栽培や収獲、出荷などについて、掲示した写真や50インチのテレビを見ながら生産者、JA職員及び農政課職員で説明しました。また、実際に使われているコマツナの種や肥料、そして畑から引き抜いた出荷調整前のコマツナと調整した束のコマツナを直接児童に手に取って見てもらいました。保護者の見学もありました。
授業の最後に設けた児童からの質問の時間には、活発な質問がありましたが、生産者の加藤さんが答えて下さりさらに理解が深まりました。
千城台北小学校・栄養士 石井先生 コマツナの効用を紹介 |
農業ではどのようなものを生産しているかわかりますか? | 実際に生産者が使っている肥料やコマツナの種を児童に見てもらいました。 |
授業が終わったあとには、生産者、JA職員などが3年、4年の2クラスに分かれて、児童と一緒に地元産コマツナの入った給食を食べながら、質問や歓談をして交流を深めました。授業で学んだ地元産コマツナをみんなで味わうことができました。
当日のメニュー(コマツナの海苔和え他) | 生産者との会食風景(3年1組)。生産者と一緒に普段とは違うランチルームでの給食となりました。 | 各クラスに給食に使われる地場産のコマツナの資料が掲示されています。 |
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